ミスだらけの桧沢岳バリルート

2020.12.06(日) 日帰り

活動データ

タイム

10:11

距離

3.5km

のぼり

744m

くだり

324m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 11
休憩時間
5 時間 55
距離
3.5 km
のぼり / くだり
744 / 324 m
7 55
22
36

活動詳細

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お読みいただく前にお願いがあります 今回のルートはバリルートです ロープに依る登山技術に自信のない方は入山をお控え下さい 久しぶりの西上州です しかもバリルート! ワクワクが止まらないのですが、こんな時は落とし穴が有るもんですね〜(笑) 朝7時半に桧沢岳登山口駐車場に集合なので、3時半に家を出ました 途中コンビニで朝食を食べて南牧村に車を走らせます 早朝なので6時半には南牧村の道の駅に到着 7時までウトウトし7時15分に登山口に到着 もうG教官は着いてました😊 出発前の準備でグローブが片方しか見当たらない 急ぎリュックの中身を総チェック! ありました〜グローブのもう片方😊 でもこの時にリュックの中身を全部出してしまったので、入れ忘れた物が3点あり、後々困った事になりました! さて、今回バリ初参戦のOちゃんが出発時間になっても到着しません Oちゃん、桧沢岳登山口が分からないらしくだいぶ手前で迷った末に停車しLINEで救助要請(笑) 迎えに行き事無きを得ます😊 登山口に車2台をデポして今回の出発地点にOちゃんの車で移動しました 出発地点で準備をするとリュックにペットボトルがありません! デポした自分の車の中に忘れた模様! せっかくチェックシートで点検・持参しても出発直前にリュックから出して忘れては身も蓋もありません(笑) この時Oちゃんが水を余分に持っていたので、水を分けていただきました(Oちゃん、ありがとう) さ〜出発します 先ずは桧沢川支流沿を登ります ここでウォーターボトルを河原に落としてしまい、ボトルの底にヒビが入りポタポタと水漏れ! ボトルカバーにウォーターボトルを逆さにして入れ、水漏れしない様にしました😨 沢沿から離れ尾根を目指すポイントに到着 最初は傾斜が緩いので問題ないのですが、谷から支尾根に向かうとそこは落ち葉が積もっていました 浅い所で10cm深い所で30cm程、それこそ落ち葉ラッセル状態! これが標高600mから730mまで続き序盤でヒーヒー言いましたよ 落ち葉ラッセルを抜けた後、後ろから猟師さんが猟銃を担いで上がって来ました 聞けば今日、この山域でシカ&猪を追うそうです 一応、猟師さんの無線で3人稜線を歩く事をお仲間に伝えていただきました! 撃たれたら洒落になりませんから😃 そうこうしている内にやっと支尾根に到着 紅葉も終わり、樹木の葉は落ち視界は良好 Oちゃん.西上州の山々の景色に感嘆の声を上げます たしかに綺麗だったからね〜 支尾根から本尾根筋にあがるまで、この平和な気持ちいい稜線を満喫します 本尾根を歩くとやっぱり西上州ですから、片側が切れ落ちていたり巨岩が出てきたり、いかにも西上州って主張をしてきます 樹木の隙間から顔を出す絶壁の歪んだ顔、その横顔がたまに微笑むんです 時に優しく、時に美しく、そして厳しく微笑むんです 自分達が見ている今日の顔は美しく微笑み、その後に冷たく微笑み暗闇に消えていきました 本来、桧沢岳はP1とP2で一般登山道は終わっています 簡単な岩峰であれば妙義の様に稜線歩きが出来る様に整備しています 何故稜線に続く道が整備されないか? それは厳しい岩峰だからです その厳しい部分に取り付いたのは14時を廻ってました 今日の縦走の核心部分でした ここで自分とG教官に判断ミスが出てしまいました! 本来キツそうな部分のルート判断は皆んなで共有し決めなければいけない 14時過ぎ、一度目のトライ判断ミスで時間ばかり過ぎる 二度目のトライ15時にG教官がルートを発見! 厳しいルートでしたが何とか3人でクリア! その後も崩れそうなルンゼを横切り、一部崩落した岸壁にへばり付き、日没との戦いをしていました 早く、でも確実に前に進む ただそれだけに専念しました 目指すは日没までに一般登山道に出る それしか考えていません バリ最後の岩峰から降りた時、陽が越後の山々に沈みました ギリギリ一般登山道に出られました! でも安堵してる時間はありません 登山道を進み桧沢岳山頂で下山の打ち合わせをします 実はバリ最中のランチ時、ヘッデンの確認をしました 自分はこの時に朝のゴタゴタでヘッデンを車中に忘れた事が分かりました! ランチの時は暗くなる前に下山予定だったので大事は無いと、3人で思ってました 実際は自分達に使えるヘッデンはありませんでした G教官も車中に忘れていたらしく、Oちゃんのヘッデンは電池切れ! いよいよ「暗いMAX」です(笑) 取り敢えずライトに代わる物を考えました 皆さんも頭に浮かんだと思います そうです、スマホのライトです ただ自分のスマホは充電量20%を切っています Oちゃんのスマホは10%以下らしい G教官、さすがです!充電量はそこそこ有ります!でもライトが無かった! でもG教官はサブバッテリーが有りました! 自分のスマホを充電しながらライトを点け、光の有り難みを改めて感じながら下山しました 下山中は何回か前後を入れ替えました まぁ先頭は気が抜けないので、入れ替えは鉄則です 野生動物対策で声も掛け合いますし、他愛もない会話もします それでも先頭は緊張するんです 自分が二番手になって暫く降ると杉林になりました 大分降ったのですが、サブバッテリーの充電量がいつの間にか0になってました スマホの充電量も20%! ここでYAMAPを終了させます 実は15時くらいにスマホを節約モードにし、さらに畿内モードで通信を断ちました もう起動しているのはYAMAPだけだっんです それもOFFにしてバッテリーをライト専用に! その直後、G教官が九十九折の登山道で転倒! 杉の木が転落を阻止してくれました! ホントに肝を冷やしました それから程なくして桧沢支流にでて、無事?に下山出来ました いや〜多分、生涯忘れる事のないバリになりました😃 いや〜今回は反省の山行です ミスって重なる時は幾つも重なるもんですね〜反省です 反省1 出発前にグローブを探してリュックの中身を全部出し、グローブはあったものの水を入れ忘れた! 反省2 カラビナを落とす! 今回の縦走でワイヤーカラビナを二つ落としました 一つは教官に拾っていただきましたが、もう一つは行方知れず 反省3 初バリのOちゃんに適切なアドバイスが出来なかった 反省4 ヘッデンを車に忘れてきた 今回のバリではヘッデンを使う予定はなかったのですが、ちょっとしたミスが重なりかなり時間オーバーしました 桧沢岳の頂上で日没を迎えてしまったのに、ヘッデンは無し! 事故があってもおかしくない状況でした 反省5 サブバッテリーもヘッデンと一緒に忘れてます😨 いや〜今回は反省が多く勉強になりました 何故ミスが重なったか? スタート時に探し物で頭が真っ白になってしまったのがいけなかった! やっぱり余裕は必要だよね 今回の忘れ物、余裕が有れば忘れなかっただろうな〜

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