初冬の大菩薩嶺 小金沢山　上日川峠駐車場

標高1600mでの車中泊はそろそろ寒いかな？ という事で他の場所に前泊。 ルートも短いしいつ起きてもいいだろうと目覚ましをかけずに就寝。 完全に寝坊しました。。 上日川峠駐車場に9時頃到着。 キャパは充分にあるので第三駐車場に停められましたが、かなり埋まっておりました。 （12/8日に冬季通行止めという情報を得たていた為確認しましたが、係の人の話しによるとそれは国道411号方面から向かう場合の話しらしいです。今回使った国道20号から県道218号を経て上日川峠駐車場に停めるルートは来年1/4まで使用可能との事です。） （行かれる方は一応ロッジ長兵衛さん等に確認の上向かって頂いた方が宜しいかと思われます。） まず、この時期なのにかなりの人手で驚きました。 バス便などもありアクセスが良く、ルートも短めで手頃な百名山という事で人気なのでしょうか。 時計回りに唐松尾根から向かいましたが、結構な急登でした。 ですが2人共得意の急登の登り（特にもしみさんは下手な男性より断然早いです。）であっという間に到着します。 大菩薩嶺の山頂自体は展望は無いのですが、すぐ下の雷岩は富士山、南アルプスの展望が素晴らしかったです。 ただ、登山口から山頂、大菩薩峠まで景色は良いものの人が多めで雑然としていた（ちょっと苦手）為、迷わず小金沢山に向かいます。 これが大正解。 人もさっぱりいなくなり、尚且つとても美しい稜線でゆったりと歩く事が出来ました。 小金沢山直下は少しだけ歩き難い岩場があります。 小金沢山山頂では秀麗富岳12景の名の通り、富士山を眺めながら食事を取る事が出来ました。 本当は牛奥の雁ガ腹摺山経由で下山したかったのですが、寝坊が響いてそちらのコースだと最後に暗くなりそうな為、石丸峠に戻る事に。 今回小金沢山近辺で、鹿を何頭も見る事が出来たのですが、帰り道、天狗棚山山頂から悠然と下にいる私達を眺める大型の雄鹿が。 その姿が美しすぎて圧倒されました。 もののけ姫が乗ってそうな感じ。 あれは多分ヌシだなとずっと話しながら下山しました。 今回のコースで一番美しく、気持ちが良かったのは天狗棚山〜小金沢山間の草原の稜線歩きでした。 大菩薩嶺にお越しの際は是非訪れて頂く事をオススメ致します。