霊峰富士と共に大野山

富嶽三十六景（東）のバッチを目的に大野山に行って来ました。本当なら前日行く予定にしていましたが天気は雨（テンクラはAでしたが）。そこは軟弱な小生のこと即決で 土曜日は中止で本日決行となった次第です。 コースは谷峨駅から登り、山北駅に下るコースを選択。御殿場線の車窓から見える富士山は朝陽に当たって若干オレンジがかったそれはそれは見事でした。 谷峨駅に降り立ってこれから登る大野山方面を見るとガ、ガ、ガスっているではありませんか！マジ？ 今日も富士は顔を出してくれないのかな？とガッカリしつつスタート。 途中まで舗装された道を徐々に上がって行きます。 周りもあまり開けていない空間で且つガスっている中を黙々と歩を進めていきます。 頂上まで後55分位のところで木々の間から富士が顔を出しました。これで一気にテンションMAX！ その後樹林帯からススキの群生地に出ると持ってけドロボ〜とばかりにこれでもかと富士山が目の前に。 また富士山だけではなく麓の街がスッポリと雲海に覆われている状態も起きていました。その雲海の一部が薄くなっている部分の住宅街が少しだけ見えており、それはまるで竹田城のそれと見間違えるほどの幻想的な景色でした。 写真を撮るのが止まりませんでした。 そんな素晴らしい景色を堪能してあっという間に山頂到着。 山頂からの富士山もまた素晴らしい。別の方角には陽の光に輝く相模湾。 これ以上ないくらいの充実した登りでした。