活動データ
タイム
02:43
距離
2.1km
のぼり
179m
くだり
48m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る私のもう一つの趣味の船釣り。たまに博多湾内にレンタルボートで、アラカブやキス狙いで、お気楽釣りに出るんですが、能古島の西岸にある古いコンクリート製の桟橋跡が沖から目に入り、以前から気になっていました。 少しネット等で調べてみると戦前から戦中にかけ能古島には採石所が存在、山中から切り出した玄武岩を、山肌に設けたトロッコで西岸に降ろし、桟橋から船に載せ、博多湾内の堤防作り等に使用していたとの事。 今昔マップのサイトで調べてみると、1936年の地図にはトロッコの線路が記載されていました。 これは是非登って、トロッコ跡等が残っていないか、この目で確かめてみたい。 前回、可也山のリフト跡探訪登山で同行させて貰った、にゃてぃ~さん、ポポクジラさんを徴集(笑)、"第二次 腹·ポ·ニャ探検隊"を編成、現地調査に向かいました。 船釣り時に海上から目視で桟橋付近の様子を伺い、竹藪が多そうだなあ~と予想はしていたのですが、現場は予想を上回る藪藪。度を越した藪こぎにポポさん、にゃてぃ~さんが心配でしたが、"わあ~❗ 素敵な雰囲気ィ~"と笑顔で、バキバキ竹藪を越えていくお二人。流石、百戦錬磨のお二人です。 海岸には無機質で美しい桟橋が海中に延びています。また、竹藪に覆われた麓側にはコンクリートの階段とトロッコの巻き上げウインチを取り付けていたであろうボルトの突き出たブロックが残存、また山頂側にも麓側と対になる巻き上げウインチの基礎部分と採石所跡が残存していました。 全く人気が感じられない山中に、ひっそりと存在するトロッコ跡。80年の年月の流れに思いを寄せることが出来た山行でした。 また、今回の山行、1ヶ月ほど前に、タイムリーにもYAMAPの先輩である佐賀の山探すっ隊の皆さんが、山頂付近を登られ、皆さんのレポートを基に、事前に山頂付近の様子を知ることが出来ました。情報ありがとうございました。
活動の装備
- その他(Other)普通の軍手
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