活動データ
タイム
06:42
距離
11.2km
のぼり
1080m
くだり
800m
活動詳細
すべて見る中央線上野原駅からバスで大垣外へ行き、そこから小棡峠を目指しました。このルートはかつて登山道だったものが今や通る人もいず廃道となったもの。国土地理院の地形図には今も載っており、YAMAPにも破線で示されています。 その場に行ってみると登山口がわからず通り過ぎてしまいました。YAMAPを頼りに戻ったものの登山口らしきものは見つからず適当なところから尾根に取付きました。急坂をあえぎながら登ると登山道らしきものに出て、そこからはその道に沿って小棡峠まで登りました。途中にはかつての標識が壊れたまま放置されており、ここがかつての登山道であった名残りです。 小棡峠からは笹尾根を槇寄せ山に向かって緩いアップダウンを繰り返しながら進みましたが、笛吹峠、田和峠、数馬峠、西原峠と峠が続きました。かつて上野原方面と檜原村の人里(へんぼり)、笛吹(うずしき)、数馬などを結んだ道にある峠で笛吹峠には「大日」と彫られた丸い石に「みぎかづま」「ひだりさいばら」と彫られた道標がありました。石の道標と言えば登山口近くにも「此方西原方面近道」と彫られた道標もありました。 古くから人の往来があった道であることが伺われます。またこの笹尾根は戦国時代には北条家と武田家の領地境界だったとのこと。そんないにしえに思いを馳せながら歩いてきました。 槇寄山からは数馬に向かって下り、数馬の湯で冷えた体を温め風呂から上がったあとはバス時間までアルコールでも体を温めました。(#^^#)
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