いにしえに思いを馳せながら小棡峠から槇寄山へ笹尾根縦走

2020.12.03(木) 日帰り

活動データ

タイム

06:42

距離

11.2km

のぼり

1080m

くだり

800m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 42
休憩時間
1 時間 57
距離
11.2 km
のぼり / くだり
1080 / 800 m
2 3
9
8
52
3
13
13
56
3

活動詳細

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中央線上野原駅からバスで大垣外へ行き、そこから小棡峠を目指しました。このルートはかつて登山道だったものが今や通る人もいず廃道となったもの。国土地理院の地形図には今も載っており、YAMAPにも破線で示されています。 その場に行ってみると登山口がわからず通り過ぎてしまいました。YAMAPを頼りに戻ったものの登山口らしきものは見つからず適当なところから尾根に取付きました。急坂をあえぎながら登ると登山道らしきものに出て、そこからはその道に沿って小棡峠まで登りました。途中にはかつての標識が壊れたまま放置されており、ここがかつての登山道であった名残りです。 小棡峠からは笹尾根を槇寄せ山に向かって緩いアップダウンを繰り返しながら進みましたが、笛吹峠、田和峠、数馬峠、西原峠と峠が続きました。かつて上野原方面と檜原村の人里(へんぼり)、笛吹(うずしき)、数馬などを結んだ道にある峠で笛吹峠には「大日」と彫られた丸い石に「みぎかづま」「ひだりさいばら」と彫られた道標がありました。石の道標と言えば登山口近くにも「此方西原方面近道」と彫られた道標もありました。 古くから人の往来があった道であることが伺われます。またこの笹尾根は戦国時代には北条家と武田家の領地境界だったとのこと。そんないにしえに思いを馳せながら歩いてきました。 槇寄山からは数馬に向かって下り、数馬の湯で冷えた体を温め風呂から上がったあとはバス時間までアルコールでも体を温めました。(#^^#)

三頭山・槇寄山・土俵岳 上野原駅からバスで大垣外へ。ここから歩き出しました。
上野原駅からバスで大垣外へ。ここから歩き出しました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 車道を離れ山の方に入っていきます。
車道を離れ山の方に入っていきます。
三頭山・槇寄山・土俵岳 昔の道標。
左側には「此方当村を経て上野原町に至る」とあり、右側には「此方当区を経て日原に至る近道」と彫られていました。
昔の道標。 左側には「此方当村を経て上野原町に至る」とあり、右側には「此方当区を経て日原に至る近道」と彫られていました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 登山口が不明で、適当なところから尾根に取付きました。
登山口が不明で、適当なところから尾根に取付きました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 最初は急坂が続きました。
最初は急坂が続きました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 昔の登山道らしき道が出てきたのでその道に沿って登って行きました。
昔の登山道らしき道が出てきたのでその道に沿って登って行きました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 途中に壊れた道標が転がっていました。ここがかつての登山道であったことが伺われます。
途中に壊れた道標が転がっていました。ここがかつての登山道であったことが伺われます。
三頭山・槇寄山・土俵岳 天気予報では晴れとのことだったのですが、上の方はガスがかかり、結局この日は予報が大外れ。太陽を見ることはありませんでした。
天気予報では晴れとのことだったのですが、上の方はガスがかかり、結局この日は予報が大外れ。太陽を見ることはありませんでした。
三頭山・槇寄山・土俵岳 ここで笹尾根の登山道に合流。
ここで笹尾根の登山道に合流。
三頭山・槇寄山・土俵岳 間もなく小棡峠に到着。
間もなく小棡峠に到着。
三頭山・槇寄山・土俵岳 次いで笛吹峠。「うずしき」と呼びます。この辺りは昔韓国から渡来した人たちが住んでいたのでユニークな地名が多いとのこと。
次いで笛吹峠。「うずしき」と呼びます。この辺りは昔韓国から渡来した人たちが住んでいたのでユニークな地名が多いとのこと。
三頭山・槇寄山・土俵岳 笛吹峠には石の道標がありました。
中央に大日と彫られ「みぎかつま」、「ひだりさいばら」と彫られています。
笛吹峠には石の道標がありました。 中央に大日と彫られ「みぎかつま」、「ひだりさいばら」と彫られています。
三頭山・槇寄山・土俵岳 次いで数馬峠。
次いで数馬峠。
三頭山・槇寄山・土俵岳 木々は葉を落とし裸木となっていました。
木々は葉を落とし裸木となっていました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 次いで田和峠
次いで田和峠
三頭山・槇寄山・土俵岳 そして最後は西原峠。その先が槇寄山です。
そして最後は西原峠。その先が槇寄山です。
三頭山・槇寄山・土俵岳 槇寄山山頂
槇寄山山頂
三頭山・槇寄山・土俵岳 ここには三等三角点がありました。
ここには三等三角点がありました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 槇寄せ山から数馬に向かって下ります。
槇寄せ山から数馬に向かって下ります。
三頭山・槇寄山・土俵岳 民家の脇を通って車道に出ました。
民家の脇を通って車道に出ました。
三頭山・槇寄山・土俵岳 途中にあった古い民家。
途中にあった古い民家。
三頭山・槇寄山・土俵岳 数馬の湯の源泉地。
数馬の湯の源泉地。
三頭山・槇寄山・土俵岳 数馬の湯に立ち寄りました。
数馬の湯に立ち寄りました。

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