青春の山(過去日記)/石狩岳~トムラ~富良野岳8泊9日テン泊山行/1983年7月

2020.12.05(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
57
休憩時間
0
距離
10.2 km
のぼり / くだり
138 / 135 m
58

活動詳細

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何の役にも立たない過去の日記です。遠慮なく、スルーしてくださいね(^^) 当時のノートから転記 今回の目的は、褶曲山脈である石狩岳、高山植物が美しいトムラウシ、生きている火山十勝岳、まったく別の顔を持つ3つの2,000m級を結ぶことにある。大雪山における一般縦走ルートとしては、最も長いルートとなる。 1983年7月10日(日) 帯広(国鉄)→糠平(代行バス)→十勝三股(徒歩)→登山口→十石峠→ブヨ沢(テン泊) 7月11日(月) →音更山→石狩岳→J.P.(二ぺの耳)→根曲がり廊下→沼の原(テン泊) 7月12日(火) →五色岳→化雲岳→ヒサゴ沼避難小屋(泊) 7月13日(水) →トムラウシ山→三川台(テン泊) 7月14日(木) →コスマヌプリ→双子池(テン泊) 7月15日(金) →オプタテシケ→美瑛富士キャンプ場(テン泊) 7月16日(土) →美瑛岳→十勝岳→上ホロ避難小屋(泊) 7月17日(日) ガスが濃く、霧雨。風も強いため、上ホロ小屋で沈殿。 7月18日(月) →上ホロカメトク山→富良野岳→原始ヶ原登山口(徒歩)→布礼別バス停(バス)→富良野駅 以下、手帳から一部抜粋 (テント設営後のある夕方) 水場はすぐ近くにあった。ただ、空はどんよりと重く、周りには誰もいない。熊でも出そうな雰囲気だ。 夕方、すごい風雨となった。不安で、頭に血が上っていくのがはっきりとわかった。山で最も恐ろしいことは、そこに自分しかいないということ・・・ そういえば、「孤高の人」にも、そんなことが記されていたっけ。 以下、新田次郎著「孤高の人」より おそるべき孤独が加藤をしめつけた。(厳冬期の)室堂の小屋には彼ひとりしかいないのだと思っただけで呼吸が止まりそうに苦しかった。(略) 誰でもいい、人さえ、近くにいたら、話をしないでいいとさえ思うのである。そんなに人が恋しいなら、山へなんか来なければいいのだと、彼は自分を叱った。(略) (なぜ、人を求めるのか)加藤文太郎は自分に問いかけた。回答はなかった。ただ、ひとりでいることに耐えられないということだった。 最後まで読んでいただいた方、感謝いたします。 当時は、もちろんGPSもネット情報もなく、「北海道夏山ガイド」も、まだ発行されていませんでした。 25,000の地形図の他は、昭文社山と高原地図「大雪山」だけが頼りでした(笑) でも、そんなアナログ登山は、新鮮な発見の連続で、自分の力でやり遂げた達成感にあふれたものでした。 自分の心に残る山登りを、これからも続けていきたいものです(^^) ※ 軌跡はジョギングのデータ。本文とは関係ありません。

大雪山系・旭岳・トムラウシ 国鉄(JRではありませんよ)に乗りました。その車両の表示です(^^)
国鉄(JRではありませんよ)に乗りました。その車両の表示です(^^)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 十石峠から音更山への登り
十石峠から音更山への登り
大雪山系・旭岳・トムラウシ 石狩岳方向の残照
石狩岳方向の残照
大雪山系・旭岳・トムラウシ 2日目の朝。日記には、薄い雲がかかった真っ赤な朝日と書かれています。プリント写真では表現できません(涙)
2日目の朝。日記には、薄い雲がかかった真っ赤な朝日と書かれています。プリント写真では表現できません(涙)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 二ぺソツの頂が鋭く天を指している
二ぺソツの頂が鋭く天を指している
大雪山系・旭岳・トムラウシ さわやかな朝日に映える石狩岳
さわやかな朝日に映える石狩岳
大雪山系・旭岳・トムラウシ 当時は、フレームザックを使ってました
当時は、フレームザックを使ってました
大雪山系・旭岳・トムラウシ ポン音更、後ろには表大雪の山々
ポン音更、後ろには表大雪の山々
大雪山系・旭岳・トムラウシ 風格ある石狩岳。ここから2時間で行けるとは思えない・・・(手帳から)
風格ある石狩岳。ここから2時間で行けるとは思えない・・・(手帳から)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 数日間、前後して歩くことになった愛知県の大西さん
数日間、前後して歩くことになった愛知県の大西さん
大雪山系・旭岳・トムラウシ 石狩岳へのキツイ登り
石狩岳へのキツイ登り
大雪山系・旭岳・トムラウシ 頂上に到着
頂上に到着
大雪山系・旭岳・トムラウシ 稜線の東はガスガス、西はくっきり
稜線の東はガスガス、西はくっきり
大雪山系・旭岳・トムラウシ 石狩岳から南へ向かう稜線
石狩岳から南へ向かう稜線
大雪山系・旭岳・トムラウシ いくつかピークを越えて進みます
いくつかピークを越えて進みます
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山火事の跡。二ぺの耳あたりだったでしょうか。
山火事の跡。二ぺの耳あたりだったでしょうか。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 根曲がり廊下の長いヤブこぎを抜けて、沼の原に到着
根曲がり廊下の長いヤブこぎを抜けて、沼の原に到着
大雪山系・旭岳・トムラウシ 3日目の朝。
3日目の朝。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 朝モヤの大沼
朝モヤの大沼
大雪山系・旭岳・トムラウシ 朝4時過ぎ。
朝4時過ぎ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 水面に映った石狩岳、その左から赤い朝日。それは見事だった(手帳から)
水面に映った石狩岳、その左から赤い朝日。それは見事だった(手帳から)
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシ山
トムラウシ山
大雪山系・旭岳・トムラウシ 日本の風景とは思えない
日本の風景とは思えない
大雪山系・旭岳・トムラウシ まるでカナダ。いい気分!なんてぜいたく(手帳から)
まるでカナダ。いい気分!なんてぜいたく(手帳から)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 五色ヶ原のお花は満開
五色ヶ原のお花は満開
大雪山系・旭岳・トムラウシ 化雲のヘソ
化雲のヘソ
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラをバックに、パチリ
トムラをバックに、パチリ
大雪山系・旭岳・トムラウシ ヒサゴ沼(小屋泊)
ヒサゴ沼(小屋泊)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 4日目の朝。雲海の向こうに二ぺ、ウぺぺ。
4日目の朝。雲海の向こうに二ぺ、ウぺぺ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシ山頂から、十勝連峰
トムラウシ山頂から、十勝連峰
大雪山系・旭岳・トムラウシ 表大雪(旭岳~白雲岳)方向
表大雪(旭岳~白雲岳)方向
大雪山系・旭岳・トムラウシ 黄金ヶ原。一面、ハクサンイチゲのお花畑。
黄金ヶ原。一面、ハクサンイチゲのお花畑。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 5日目の朝。後ろはツリガネ山(たぶん)
5日目の朝。後ろはツリガネ山(たぶん)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 愛知県の大西さん(本人から、掲載許可はとっていません、笑)
愛知県の大西さん(本人から、掲載許可はとっていません、笑)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 6日目の朝。ガスが切れ、目の前にオプタテシケ山が・・・
6日目の朝。ガスが切れ、目の前にオプタテシケ山が・・・
大雪山系・旭岳・トムラウシ 何度か偽ピークにだまされながら、頂上到着
何度か偽ピークにだまされながら、頂上到着
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雲海の上にトムラウシが船のように浮かんでいる(手帳から)
雲海の上にトムラウシが船のように浮かんでいる(手帳から)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 7日目。美瑛岳から十勝岳を望む
7日目。美瑛岳から十勝岳を望む
大雪山系・旭岳・トムラウシ 振り返って、オプタテシケ。このあたりで20~30mの突風にあおられ、岩陰に避難した。30分ほどで風は止んだ。
振り返って、オプタテシケ。このあたりで20~30mの突風にあおられ、岩陰に避難した。30分ほどで風は止んだ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 鋸岳の向こうに、美瑛岳。不気味でさえある(手帳から)
鋸岳の向こうに、美瑛岳。不気味でさえある(手帳から)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 霧雨と強風の十勝岳に到着。この日は上ホロ小屋泊。翌日(8日目)は悪天候のため小屋で停滞した。
霧雨と強風の十勝岳に到着。この日は上ホロ小屋泊。翌日(8日目)は悪天候のため小屋で停滞した。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 9日目。上ホロ~三峰山~富良野岳を歩いて、原始ヶ原に下山。フィルムがなくなりそうで、ほとんど写真は撮らず。
9日目。上ホロ~三峰山~富良野岳を歩いて、原始ヶ原に下山。フィルムがなくなりそうで、ほとんど写真は撮らず。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 9日間同じ服装!とかいう、ツッコミは無しでお願いします(^^)
9日間同じ服装!とかいう、ツッコミは無しでお願いします(^^)
大雪山系・旭岳・トムラウシ ここからバス停まで、1時間半歩きました
ここからバス停まで、1時間半歩きました
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山で使った手帳。下手くそなスケッチまで入ってる(笑)
山で使った手帳。下手くそなスケッチまで入ってる(笑)

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