チブリ尾根を横から見下ろす。吸い込まれそう 戻る 次へ

【白山・雪の別山チブリ尾根】別山独り占めの写真

2020.12.02(水) 13:13

チブリ尾根を横から見下ろす。吸い込まれそう

この写真を含む活動日記

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11:09

17.8 km

1707 m

【白山・雪の別山チブリ尾根】別山独り占め

白山・別山・銚子ヶ峰 (岐阜, 福井, 石川)

2020.12.02(水) 日帰り

そろそろ風嵐ゲート(白山公園線白峰~市ノ瀬間)も冬季閉鎖になりそうだし、この時期の新雪が増えたらソロは難しくなるので今シーズンラストチャンスと思い、別山チブリ尾根ピストンして白銀の世界に浸ってきました。 ※詳細はヤマレコで https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2778380.html 快晴の一日で伊吹山はおろか御池岳まで見渡せる素晴らしい眺望でした。 この日はどのルートからも誰も別山に上がってこず、絶景を独り占めでした。 北陸の山小屋は冬季の雪崩被害を避けるため、たいてい見晴らしのいい稜線上や広大な平坦地に建てられている。チブリ尾根避難小屋も多分に漏れず眺望が素晴らしい。 というと聞こえがいいが、別山チブリ尾根、すなわち別山市ノ瀬道は、チブリ尾根避難小屋につく少し手前まで延々とほとんど眺望が開けない。そのため、稜線にのり、別山と白山の両方が視界に飛び込んでくると、それまでの修行のような道程が一気に報われる。 ここから見る別山は、右奥の別山山頂よりも、チブリ尾根が到達する左手前の御舎利山(おしゃりやま)の方が高く見える。御舎利山までは夏道のコースタイム約1時間半だが、積雪のあるこの時期は、なかなか簡単に登られてくれない。 . 最終水場から上は10~20cmの新雪があり、チブリ尾根避難小屋で12本アイゼンをはく。御舎利山頂直下から別山まではヒザ高のラッセルだったので、小屋にワカンをデポしたのは失策だったが、なんとか登頂。 山頂付近でのラッセルに意外と手こずってしまい、下山は市ノ瀬から約3キロの水飲場付近で日没、猿壁への水平道は、クマ除けに「若い力」を熱唱しながらのヘッデン下山となりました。