六甲全山縦走　宝塚⇒須磨　～仕事終わりに徹夜登山～

六甲全山縦走をやってきました。 今年の目標ではあったものの、なかなかタイミングが合わず行けずでした。 翌日は疲労で動けない前提で2日間も家庭をほったらかすことが出来ず、なにかいい方法は無いかということで、平日に有給休暇をとって仕事終わりに直行すればいいじゃん！と思いつきました。 19:00頃　梅田発宝塚行きの急行に乗る前に吉野家で腹ごしらえ。満腹というバックアップを受けて宝塚まで寝るつもりがワクワクで全く寝れず。 宝塚スタートしてから塩尾寺までの舗装路歩きが結構急でいきなり呼吸が乱れます。なんとなく身体が重いな～と思いながらも振り返れば夜景が見え、夜景ハイクもいいなぁ♪とこの時は余裕な感じでした。 宝塚からスタートすると六甲山頂まで3時間半ほどずっと登りなんですが、一人でトボトボと家庭や仕事のことなどを考えながら歩くとあっという間でした。 23:30頃　六甲山頂到着。新築ホヤホヤのきれいなトイレがあり、ベンチでココア飲んで休憩してたら眠たくなってしまい、トイレ外壁のベンチ状になっている所でウトウトZzz・・・してしまいました。 あとから思うとここで中途半端に寝たのが失敗だったかもしれません。ここからずっと眠たくて夜景以外見どころもないコースが続くので集中力が切れてしまいました。ガーデンテラスから先の舗装路を歩いた記憶がかなり薄いです。 適当に歌うたったり口笛吹いたりしながら眠気と戦っていたのですが、藤原商店を過ぎて舗装路から登山道に入るところをスルーしてしまい20分ほどロス。。。 03:00頃　摩耶山から市ケ原に下る天狗道と稲妻坂が結構急で、昼間でも気を遣う感じなのに眠たさがピークで集中力が無く、足を置く場所がひらめかない感じで全然降りれません。 しかも、ヘッドランプで長時間ナイトハイクの経験がなかったのですが、足元⇒前方⇒足元と首を上下して照らすので首から肩にかけてが凝ってしまい、前を見るのが億劫な状態。。。 先ほど道間違いをしたところなので頻繁に止まってヤマップを見るんですが、腰を落とすと寝そうになるので腰を落とさず立ったまま休憩しかしなかったので、この区間で体力・気力すべて使い果たした感がありました。 05:00頃　ここから300～400Mの低山とは言え、4つも5つも超えていくのはマジしんどかったです。菊水山の山頂で日の出を拝めたのが唯一のハッピーポイントでした。 菊水山から高取山まで市街地を1時間ほど歩く際も、アップダウンは結構あるし、道がわかりづらくてヤマップ見ないと全縦路をロストしてしまいます。ところどころに六甲全縦路の看板があるのですが、須磨方面からくる人に向けての看板の様で、宝塚方面からは見つけにくいように感じました。（看板ある事には感謝！） 10:00頃　須磨アルプスに差し掛かりました。天気サイコーに良かったのでこのころには半袖1枚でした。須磨アルプスは思っていた以上の景色でした。ただ、実際歩いてみると結構痩せているところがあったり、足元滑りやすい感じなので、気を使いました。もうこの辺歩いてるときはフラフラだったので落ちて死んだらあかんと思って、あまり景色楽しめませんでしたｗ あと、レポでよく見る栂尾山の400段くらいの名物階段は下りになることを知っていたのですが、それを降りて高倉台から高倉山の登りが同じような階段ということが分かった時に絶望しました。 13:30頃　JR須磨駅着にてヤマップ終了。合計時間17時間41分。距離48.6km。 仕事終わって徹夜ハイクはしんどかったです。多分もうしません。 なんか気持ちが切り替わらないので、朝からぶっとうしで山登っているような感覚でした。一度帰宅して始発スタートか三ノ宮くらいのビジネスホテルで素泊まりしたら全然違ったと思います。 おしまい。