急上昇⇨急下降の山 南木曽岳

2020.12.02(水) 日帰り

活動データ

タイム

04:34

距離

5.6km

のぼり

780m

くだり

775m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 34
休憩時間
11
距離
5.6 km
のぼり / くだり
780 / 775 m

活動詳細

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先日8日間のリフレッシュ休暇が終わったところですが、休み明けの2日間は山パワーがあっという間に枯渇するくらい忙しく、疲弊しました😖 ですが、早速休みがやってきたので(これがシフト勤務の良くも悪くもあるところ)、山へ出かけます。 行き先は【中嶋豊氏の 長野県の名峰百選】より南木曽岳。 日本300名山の一座。 前々から気になっていましたが、少し遠いこともあり、登り下りがまあまあハードとも聞いていたので行く機会を逃していました。 前日も日勤で帰宅は夜8時過ぎ。 10時に就寝し、2時起きです😂 旦那さんの運転で南木曽山麓自然探勝園を目指す。 時々段差のある道路だが舗装で普通車でも車高がある程度保たれていれば十分入ってこられる。 避難小屋の前の駐車場は6〜7台、その100メートル手前は10台以上入れるかと思う。 トイレはあるが汲み取り和式であるため、まあ想像通りのクオリティと考えた方が良い。 男性用小便器は別になっている。 登山口から山頂までの距離は2.2キロとあった。 それで700メートル以上上げるのだからまあなかなかの急登だろうと予想がつく。 檜や高野槙の自然林の中の登山道を緩やかに進み、下山道との分岐に当たる。 その後はこの山の登山道が非常に険しくすれ違いが危険である為時計回りの一方通行になっている。 そのため分岐を左に進む。 するとその後は自然木の風合いを生かした木段や梯子に近い階段が付けられており、山頂までほとんど階段状の道を進むことになる。 急ぐと息が切れてしまう。ゆっくり進む。 途中恵那山の展望があるが、雲に隠れている。 山頂まであと50メートルほど上がれば、というところへ来ると、薄ら降雪の痕跡が見られる。 最後はほんの少し緩やかになり山頂へ。 山頂は樹木に囲まれた静かな山頂。 山頂からすぐのところに見晴台があり、花崗岩の馬の背のようなところへ上がると、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、白山の展望がある。残念ながら雲が多いが、白山、双六岳、水晶岳はよく見えていた。 見晴台の梯子のすぐ下には南木曽嶽大神が祀られている。南木曽岳は山頂が台地のようにほぼ平坦な地形なのでユルユルとアップダウンしながら下山道目指して進む。 するとそのうちに視界が開け、笹原に赤い屋根の南木曽岳避難小屋が建っている。 バイオトイレは冬季閉鎖中。 避難小屋を覗いた旦那さんによればよく手入れされ泊まれそうとの事。 避難小屋から先の小高い丘のような地形の場所は展望スポットであり、花崗岩の大岩が点在する。 雲がなければ正面に中央アルプスの大展望が広がり、別の方向には御嶽山、乗鞍岳、北アルプス等が見えるようだ。 今日は中央アルプスのいくつかの山を見ることができた程度となった。 少し休憩したら下山道を進む。 途中振り返ると、南木曽岳の笹原の山頂台地の姿を見ることができる。歩いてきた山の山容を見られるのは嬉しい。 下山道は日当たりの悪いところに薄く残雪があったり、霜柱や岩に着いた薄氷などで足元が悪い。 気をつけてゆっくり進む。 途中第二展望台の岩のところへ立ち寄るが恵那山はやはり雲の中。摩利支天というピークは花崗岩の露岩のピークだが、あまりピークという風情ではない。 分岐に戻り再び下山道を進む。 笹が下刈りされた道からだんだんとハシゴのかかる急降下の道となる。 前向きに構え斜めに下りて行けるところは良いが、真下に向かい梯子と鎖が付いているところは流石に後ろ向きで下降する。 梯子が自然木を生かして作ってあるため踏み板の幅も不揃い、着地点も花崗岩や笹のミックスだったりと不安定。 慌てずにゆっくり行きたい。 そんな下降が延々と続く。 急下降が少し落ち着いたかな?という頃には往路で登り専用コースと分かれた分岐に到着。 その後はこれまでとはガラリと違う穏やかな道を駐車場まで戻って終了だ。 私はハッキリ言って階段が嫌いなのだが、この山の階段は登りのコースに関してはうまく付けられていてゆっくり行けばそれほど登りにくくもない。 ただし、下りの方が注意が必要と思われる。 どちらかというと下山道の方が険しい。 登りで疲れた足でも、険しい下山道を落ち着いた正確な足運びで下りてこられる自信がなければ立ち入らない方が良い。 山は高さや行程の長短だけでは推し量れない。 改めてそう感じた。 しかしここのところ山梨から出て県外の山を楽しむことが多いが、本当にいろいろな山があるものだという印象。 だからこそ面白いし、飽きることがない。 これからも沢山の名峰にお邪魔できればと思っています🤗✨ ※標高は低い山ではありますが、これからの時期はチェーンスパイクを持参すると良いと思います。 しかし多くの降雪があれば、ピッケルやきちんとしたアイゼン等も必要になる山ではないかと思います

南木曽岳 南木曽山麓探勝園駐車場より。建物は避難小屋とトイレ
南木曽山麓探勝園駐車場より。建物は避難小屋とトイレ
南木曽岳 駐車場は避難小屋の前です
駐車場は避難小屋の前です
南木曽岳 日本山岳遺産認定❓🤔
日本山岳遺産認定❓🤔
南木曽岳 こちらから
こちらから
南木曽岳 木曽の登山道はどこも重厚な森ですよね
木曽の登山道はどこも重厚な森ですよね
南木曽岳 林道を進む
林道を進む
南木曽岳 まだ緩やかです
まだ緩やかです
南木曽岳 岩山の風情。堰堤手前の橋を渡ります
岩山の風情。堰堤手前の橋を渡ります
南木曽岳 しばらく進むと下山道との分岐。左へ
しばらく進むと下山道との分岐。左へ
南木曽岳 金時の洞窟。この山は金太郎の伝説が残る山みたいです
金時の洞窟。この山は金太郎の伝説が残る山みたいです
南木曽岳 始めはこんな感じから階段が始まります。まだ序の口
始めはこんな感じから階段が始まります。まだ序の口
南木曽岳 大岩を乗り越えながら進む
大岩を乗り越えながら進む
南木曽岳 親切な案内
親切な案内
南木曽岳 潜ってまた上に上がります
潜ってまた上に上がります
南木曽岳 階段だらけ😂
階段だらけ😂
南木曽岳 瑞牆山のような風情
瑞牆山のような風情
南木曽岳 石ゴロゴロ🪨
石ゴロゴロ🪨
南木曽岳 滝に水見えず、音のみ😂
滝に水見えず、音のみ😂
南木曽岳 岩を巻くように階段
岩を巻くように階段
南木曽岳 高野槙の自然林だそうです。樹皮は檜と似ていますが…
高野槙の自然林だそうです。樹皮は檜と似ていますが…
南木曽岳 葉が違うので見分けがつくらしいです。
こちらは高野槙
葉が違うので見分けがつくらしいです。 こちらは高野槙
南木曽岳 こちらは檜です。違いは明らかです
こちらは檜です。違いは明らかです
南木曽岳 登りがキツくなってきました
登りがキツくなってきました
南木曽岳 凄い大木😳
凄い大木😳
南木曽岳 グングン登ります
グングン登ります
南木曽岳 元々は左の岩場を鎖で登ったようで名残あり。
今は右の階段から
元々は左の岩場を鎖で登ったようで名残あり。 今は右の階段から
南木曽岳 登っていく途中から雲を被った恵那山
登っていく途中から雲を被った恵那山
南木曽岳 さらに登る😂
さらに登る😂
南木曽岳 こんな感じの急上昇
こんな感じの急上昇
南木曽岳 最後まで上へ上へ一直線😂
最後まで上へ上へ一直線😂
南木曽岳 向こうに見えるのがかぶと岩?
向こうに見えるのがかぶと岩?
南木曽岳 ようやく階段の終焉
ようやく階段の終焉
南木曽岳 うっすら雪
うっすら雪
南木曽岳 もうすぐのはず…
もうすぐのはず…
南木曽岳 着いた〜\(^o^)/
着いた〜\(^o^)/
南木曽岳 南木曽岳登頂😃✨
南木曽岳登頂😃✨
南木曽岳 小さな標識も
小さな標識も
南木曽岳 平坦な道を下山道方面へ
平坦な道を下山道方面へ
南木曽岳 見晴台
見晴台
南木曽岳 ハシゴを登ると馬の背状の花崗岩の上に
ハシゴを登ると馬の背状の花崗岩の上に
南木曽岳 御嶽山は雲の中
御嶽山は雲の中
南木曽岳 白山
白山
南木曽岳 岩の上に御嶽を見守るお地蔵さま
岩の上に御嶽を見守るお地蔵さま
南木曽岳 見晴台のすぐ下には南木曽嶽大神
見晴台のすぐ下には南木曽嶽大神
南木曽岳 笹と立ち枯れの木と太陽☀️
笹と立ち枯れの木と太陽☀️
南木曽岳 白いところは双六岳と水晶岳が見えているんだそうです
白いところは双六岳と水晶岳が見えているんだそうです
南木曽岳 さらに進む
さらに進む
南木曽岳 パーッと開けて赤い屋根の避難小屋
パーッと開けて赤い屋根の避難小屋
南木曽岳 南木曽岳避難小屋
南木曽岳避難小屋
南木曽岳 バイオトイレは冬季閉鎖中
バイオトイレは冬季閉鎖中
南木曽岳 あの小高いところへ行きます
あの小高いところへ行きます
南木曽岳 分岐を下山道方面へ
分岐を下山道方面へ
南木曽岳 小高いところにあります
小高いところにあります
南木曽岳 こちらも
こちらも
南木曽岳 青空綺麗なので花崗岩の上に立ってみました
青空綺麗なので花崗岩の上に立ってみました
南木曽岳 中央アルプスは雲から姿を見せてくれました。
中央アルプスは雲から姿を見せてくれました。
南木曽岳 左から空木岳、南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山です
左から空木岳、南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山です
南木曽岳 こちらは安平路山あたり。雲の中です
こちらは安平路山あたり。雲の中です
南木曽岳 避難小屋方面を見る👀
避難小屋方面を見る👀
南木曽岳 山頂はこんな姿なんですね。笹原の山は遠くから見ると可愛い感じがします
山頂はこんな姿なんですね。笹原の山は遠くから見ると可愛い感じがします
南木曽岳 瑞牆山みたいに花崗岩が樹木の間からニョキニョキと姿を覗かせています
瑞牆山みたいに花崗岩が樹木の間からニョキニョキと姿を覗かせています
南木曽岳 南木曽岳、良い山でした
南木曽岳、良い山でした
南木曽岳 奥秩父の景色みたい
奥秩父の景色みたい
南木曽岳 摩利支天方面へ
摩利支天方面へ
南木曽岳 ここは第二展望台。天気が良ければ岩の上から恵那山が見えるようです
ここは第二展望台。天気が良ければ岩の上から恵那山が見えるようです
南木曽岳 摩利支天はこの岩の上のようです
摩利支天はこの岩の上のようです
南木曽岳 旦那さんは登ってました(笑)
旦那さんは登ってました(笑)
南木曽岳 分岐に戻り下山道へ
分岐に戻り下山道へ
南木曽岳 急降下の始まりです。鎖が長くて重すぎ。
ロープの方が扱いやすいですけども、贅沢は言えないですね😅
急降下の始まりです。鎖が長くて重すぎ。 ロープの方が扱いやすいですけども、贅沢は言えないですね😅
南木曽岳 意外と人工物のところって危ないですよね
意外と人工物のところって危ないですよね
南木曽岳 ここはかなりの傾斜なので前向きは無理。後ろ向きです
ここはかなりの傾斜なので前向きは無理。後ろ向きです
南木曽岳 後ろ向きから前向きに方向転換する時に尻餅ついた瞬間を激写📸されました🤣
後ろ向きから前向きに方向転換する時に尻餅ついた瞬間を激写📸されました🤣
南木曽岳 続く急下降
続く急下降
南木曽岳 ここまでくれば安心です
ここまでくれば安心です
南木曽岳 登りルートとの分岐です。
登りルートとの分岐です。
南木曽岳 すっかり穏やかです
すっかり穏やかです
南木曽岳 橋を渡って林道へ
橋を渡って林道へ
南木曽岳 金時の産湯の池だそうです
金時の産湯の池だそうです
南木曽岳 こんな伝説だそうですよ
こんな伝説だそうですよ
南木曽岳 戻ってきました。
戻ってきました。
南木曽岳 帰りに小黒川PAでジンギス丼をいただきました😋
本日もお疲れ様でした🎵
帰りに小黒川PAでジンギス丼をいただきました😋 本日もお疲れ様でした🎵

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