活動データ
タイム
04:34
距離
5.6km
のぼり
780m
くだり
775m
活動詳細
すべて見る先日8日間のリフレッシュ休暇が終わったところですが、休み明けの2日間は山パワーがあっという間に枯渇するくらい忙しく、疲弊しました😖 ですが、早速休みがやってきたので(これがシフト勤務の良くも悪くもあるところ)、山へ出かけます。 行き先は【中嶋豊氏の 長野県の名峰百選】より南木曽岳。 日本300名山の一座。 前々から気になっていましたが、少し遠いこともあり、登り下りがまあまあハードとも聞いていたので行く機会を逃していました。 前日も日勤で帰宅は夜8時過ぎ。 10時に就寝し、2時起きです😂 旦那さんの運転で南木曽山麓自然探勝園を目指す。 時々段差のある道路だが舗装で普通車でも車高がある程度保たれていれば十分入ってこられる。 避難小屋の前の駐車場は6〜7台、その100メートル手前は10台以上入れるかと思う。 トイレはあるが汲み取り和式であるため、まあ想像通りのクオリティと考えた方が良い。 男性用小便器は別になっている。 登山口から山頂までの距離は2.2キロとあった。 それで700メートル以上上げるのだからまあなかなかの急登だろうと予想がつく。 檜や高野槙の自然林の中の登山道を緩やかに進み、下山道との分岐に当たる。 その後はこの山の登山道が非常に険しくすれ違いが危険である為時計回りの一方通行になっている。 そのため分岐を左に進む。 するとその後は自然木の風合いを生かした木段や梯子に近い階段が付けられており、山頂までほとんど階段状の道を進むことになる。 急ぐと息が切れてしまう。ゆっくり進む。 途中恵那山の展望があるが、雲に隠れている。 山頂まであと50メートルほど上がれば、というところへ来ると、薄ら降雪の痕跡が見られる。 最後はほんの少し緩やかになり山頂へ。 山頂は樹木に囲まれた静かな山頂。 山頂からすぐのところに見晴台があり、花崗岩の馬の背のようなところへ上がると、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、白山の展望がある。残念ながら雲が多いが、白山、双六岳、水晶岳はよく見えていた。 見晴台の梯子のすぐ下には南木曽嶽大神が祀られている。南木曽岳は山頂が台地のようにほぼ平坦な地形なのでユルユルとアップダウンしながら下山道目指して進む。 するとそのうちに視界が開け、笹原に赤い屋根の南木曽岳避難小屋が建っている。 バイオトイレは冬季閉鎖中。 避難小屋を覗いた旦那さんによればよく手入れされ泊まれそうとの事。 避難小屋から先の小高い丘のような地形の場所は展望スポットであり、花崗岩の大岩が点在する。 雲がなければ正面に中央アルプスの大展望が広がり、別の方向には御嶽山、乗鞍岳、北アルプス等が見えるようだ。 今日は中央アルプスのいくつかの山を見ることができた程度となった。 少し休憩したら下山道を進む。 途中振り返ると、南木曽岳の笹原の山頂台地の姿を見ることができる。歩いてきた山の山容を見られるのは嬉しい。 下山道は日当たりの悪いところに薄く残雪があったり、霜柱や岩に着いた薄氷などで足元が悪い。 気をつけてゆっくり進む。 途中第二展望台の岩のところへ立ち寄るが恵那山はやはり雲の中。摩利支天というピークは花崗岩の露岩のピークだが、あまりピークという風情ではない。 分岐に戻り再び下山道を進む。 笹が下刈りされた道からだんだんとハシゴのかかる急降下の道となる。 前向きに構え斜めに下りて行けるところは良いが、真下に向かい梯子と鎖が付いているところは流石に後ろ向きで下降する。 梯子が自然木を生かして作ってあるため踏み板の幅も不揃い、着地点も花崗岩や笹のミックスだったりと不安定。 慌てずにゆっくり行きたい。 そんな下降が延々と続く。 急下降が少し落ち着いたかな?という頃には往路で登り専用コースと分かれた分岐に到着。 その後はこれまでとはガラリと違う穏やかな道を駐車場まで戻って終了だ。 私はハッキリ言って階段が嫌いなのだが、この山の階段は登りのコースに関してはうまく付けられていてゆっくり行けばそれほど登りにくくもない。 ただし、下りの方が注意が必要と思われる。 どちらかというと下山道の方が険しい。 登りで疲れた足でも、険しい下山道を落ち着いた正確な足運びで下りてこられる自信がなければ立ち入らない方が良い。 山は高さや行程の長短だけでは推し量れない。 改めてそう感じた。 しかしここのところ山梨から出て県外の山を楽しむことが多いが、本当にいろいろな山があるものだという印象。 だからこそ面白いし、飽きることがない。 これからも沢山の名峰にお邪魔できればと思っています🤗✨ ※標高は低い山ではありますが、これからの時期はチェーンスパイクを持参すると良いと思います。 しかし多くの降雪があれば、ピッケルやきちんとしたアイゼン等も必要になる山ではないかと思います
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。