チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 21
休憩時間
2 時間 22
距離
8.2 km
のぼり / くだり
842 / 837 m

活動詳細

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やばい。 泣く。 これは、 泣く。 絶景。 月明かりが宝石のよう。 もしかすると朝駆け間に合うのでは? 暗い中、大浪池登山口から石段を駆け上がる。 大浪池の東西分岐点。 空も大浪池もガスの中。 きょうは晴れると思ったのに 、、 朝日が見られると駆け上がってきたのに… 仕方ない、朝日が見られなくてもそのうち晴れるだろう。西から周回しよう。 ふと、後方が明るく感じた。 大浪池を見る。 … なんだ ? 朝日が … 雲が 。 表情を変えている。 そして、そこから、 一気に景色が変わる。 突き刺すほどの朝日。 雲海の中から照らす、 痛いくらいに。 熱い。 絶景への変化に、 景色そのものに、 泣きそう。 展望箇所まで急ぐ。 叫ぶ。 凄い、と。 ふと、写真を取ろうと振り返ったとき。 目を見張る。 まさか… ブロッケン。 息を飲んだ。 私を 虹色の輪で包んでくれている。 温かく。 優しく。 この景色、この絶景に 何の言葉がいるだろう。 たった、ひとり、 ここにいる。 韓国岳は、今年の初日の出の御来光を眺めた山。 あの御来光から一年。 締めくくりにもこんな景色を見せてくれたんだね。 大浪池周回の半分地点分岐を韓国岳頂上へ。 木の階段は、段差もあり、大腿筋を容赦なく追い込んでくれる。大腿筋フル活動。 最後の追い込みはガレ場。 ことごとく落石を起こしている気がする。 右を見る。 階段が。 思い切りルート外してますね。 そのまま進み、登頂。 帰ってきたよ。 一年前は人々でごった返し、初日の出だけの印象しか残っていない。 改めて景色を眺める。 綺麗な、綺麗な、山だね。 神々しい高千穂峰も。 長らく休憩。 … 登山者、誰も来ない。 誰もいない。 いないならいないで寂しい。 下山。 この木の階段で滑ったとしたら大惨事になる。 ゆっくり下る。 ぐらつく段で驚き、次の段で助けてもらうつもりで足を乗せたけども、またぐらつく階段。 お ぅ 。 大浪池分岐点。 東へ周回。 太陽がてっぺんにある。 てっぺんから太陽が差す大浪池の青色は深く自然界のものでしかないように思える。 たくさんの素晴らしい景色。 いま、このとき、の 山の表情を見せてくれた。 心からありがとう。 霧島温泉堪能し、 帰路に着く。 山は、恋に似ている。 こんな、ここまでの感情がこんなにも揺れ動く。 楽しくて楽しくて、たまらないときがある。 思うようにいかないときもある。 失敗もある。 でも会いにいく。 それでも会いに行く。 そしてまた会いたいと思う。 帰路、夕日が差した。 車内で大音量で流していたジャミロクワイの曲と夕日の景色が重なり、あまりにもカッコ良い。 胸が締め付けられる。 苦しいくらい楽しかった一日。 そんなことを思う 私は やっぱり アブナイ奴だと 思う 。

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