活動データ
タイム
02:16
距離
4.7km
のぼり
524m
くだり
520m
活動詳細
すべて見る遂に出会いたくない生物No.1のあの生物のタックルを受けました。怖すぎたので、詳細を下記します。 下山時の15時半頃、霧見岳と前霧見岳の中間地点付近でその出来事は起こりました💦 落ち葉で足を滑らせ、自分がガサっと音を立てると同時に、体感30m(実際は50mくらいは離れていたかも知れませんが…)ほど向こうで、落ち葉がものすごい勢いで舞い上がり始めました。舞い上がる落ち葉の前方に目をやると黒い塊が走っています。 熊だっ!と思った瞬間、熊が一瞬立ち止まってこっちに気付きました。恐らく体長1.5mくらいの熊でした。 まだどこかに隠れられるんじゃないかと思ったのも束の間、登山道をこちらに猛突進してきます。突進開始から身動きも取れないまま、一瞬の出来事で、すぐそば3〜5mまで詰め寄られました😱😱😱 背を向けたら襲われるということだけは意識しました。熊は突進してきても、すぐ側で方向を変えるというのをYouTubeの動画で何度も見ており、静観してやり過ごすイメトレをしてきましたが、実際自分の身に起こったらそんなの無理です。背を向けないまでも、おもいっきりのけ反りました… (動画とか撮ってる人、なんなの?そんな余裕がある意味がわかりません。) 動画で見て想定していた速度より、実際は遥かに速いです。まだ距離があると油断していても、距離を詰められるのはほんのわずかな時間で、こちらに考える時間などほぼありません。 あわよくば逃げられるんじゃないかという希望を打ち砕く速さなので、出会ってしまったら、あちらが去ってくれるの任せで、人間にはどうすることも出来ないでしょう。 熊撃退スプレーなんて持ってても、その間に取り出すのは不可能です。 結局、3〜5m手前で左に急旋回し、左の斜面を駆け降りていく熊。すごい勢いでガサガサと下っていきます。 もっと遠くに行って欲しいので、斜面の方に向けて、熊鈴をおもいっきり鳴らしました。 これが逆効果だったのか、ガサガサ音がとんでもない勢いで再び近づいてきます。 この時ばかりは、攻撃をもう避けられないと覚悟し、首を隠してその場にしゃがみ込みました。しばらくするとガサガサ音がまた遠ざかって行くのが分かりました。 ヘタに熊鈴を鳴らすのはやめ、その場から離れることにしました。最初発見した時に熊が居たところを通り過ぎる際は、仲間がいたらどうしようと気が気ではありませんでした。 すっかりびびってしまい、足がすくんで力が入りません。ガクガク震える足のせいで、二度も大胆に転びながら、何とか下山しました。転んだ際に右手首を捻挫?しました😢 生きて帰れて本当に良かったです。熊はいつ冬眠するんですか?もうそろそろかと勝手に思っており、そういう意味でも油断していたので、動転してしまいました。 そんなことがなくとも、この砂鉢山、かなりの急登で、多くの箇所で登山道の片側が切り立っている状況なので、そもそも論歩くのが怖いです。 雪で滑るのと、道が怖いのと、時間がないという、自分で招いた恐怖と戦っている中での、熊事件。さすがに萎えました。 戸隠連峰にはよく出ると聞いていましたが、やっぱ本当にいるんだという現実を知る機会になってしまいましたとさ…😨みなさん!本当にお気をつけください!
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