活動データ
タイム
06:50
距離
9.1km
のぼり
956m
くだり
952m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る先週に続いて旧越後米沢街道の調査を行った。 前回と同じく旧越戸集落跡地を抜け同じルートで尾根を登る。 主稜線に取り付き792mピークへ向かう。緩やかな広い稜線。薮は手でかき分けていけば進める。身体が浮く薮ではない。 やがて山頂に着いた。広く平らなブナ林。樹齢数百年はあると思われる見事なブナが見られる。 小国町の資料によれば大きな平らな岩があるとの事だが、雪でわからない。 そのまま去年、沖庭神社側から登った最終地点の鞍部に向かう。 そこまでほぼ直線を目指すが、薮の薄い箇所をルートに取るため迂回する。 去年の最終地点は鞍部となっていて湿地帯となっている。そこからは踏み跡が付いているので沖庭神社へは容易に行ける。 途中の大沢川への下りは急斜面だが、九十九折道が明確に残っている。 沖庭神社到着後、再び同じ道を戻ったが、鞍部からは他のルートを確認するため、山頂に向かって右側へ迂回して尾根を登った。 その尾根は薮が薄く登りやすいが、旧街道はその尾根ではなく、鞍部から山頂へ直線状に向かうルートが自然だと推測される。 わざわざ迂回する理由は無く、もし薮が無く踏跡があれば登りやすいルートだろう。 再び山頂附近を通り旧越戸集落跡地へ戻る。 以上で今回の調査は終了であるが、旧街道のルートは概ね辿れたと思われる。 山頂近辺には古いナタ目も確認できた。田代峠とは792mピークと推測される。 今回のルートは標高も低く、ブナ林くらいしか見どころはないので、登山道としては魅力はないが、先人が辿った歴史ある街道なので感慨深いものがある。 これから雪に閉ざされることになるが、また、来年も訪れてみたい。
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