👹大峰-前鬼裏行場

2020.11.29(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 57
休憩時間
47
距離
15.6 km
のぼり / くだり
1835 / 1847 m
28
17
43
1 40
3 22
24

活動詳細

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今日は前鬼裏行場を見るために前鬼の里へ行った 裏行場だけでは時間に余裕が有るので6月にスルーした大日岳の登山も追加した 早朝に家を出て6時半過ぎに登山口へ到着、登山を開始する 歴史ある前鬼集落を抜け暫く歩くと木道の階段の道となってきた、大峰にしては歩きやすいなと思いながら進んでいき最後の涸れ沢で対岸に目立つ赤テープがあったので迷わず突進・・・ それが大間違い、右に見えるべき大日が左に見えてきたのでYAMAP軌跡をみるとルート外れ・・・ まさかの大日岳裏行場、来た道(道では無かった)を引き返し無事大日岳の頂上に到達できた 前鬼集落に戻り裏行場の道に入る、この道は大峰の登山路よりも歩きやすいと思った。垢離取場に付き渡渉地点を探して歩き回ったが神聖な場所のためなのかペンキ印等が無く苦戦した。最後にガイドブックに書いてあった鉄の梯子を目指して渡渉するのを思い出し、対岸をよく観察し渡渉の場所と方法を決めた(よく見ると梯子と言うよりもホッチキス型の鉄の鋲が岩に撃ち込まれていた) 行くときは短い水路を裸足で渡ったが思った以上に足元が滑りやすくて危険(滝壺ドボン)に思えたので、帰りはズボンまで脱いでパンツだけで安全な淵を横切った(見栄えよりも安全第一)が、幸い足を濡らすだけで渡れた *大日岳辺りでは稜線付近に霜が見られる程度だったが、当日の他の人の活動報告を見ると釈迦ヶ岳では積雪の報告があった。標高の違いで同じ地域でも状況が異なっているので注意が必要 前鬼集落跡: 前鬼は、吉野郡下北山村の一地区。大峯奥駈修行の第29番の行場で、約1300年前に役行者に従事した夫婦の「鬼」であった「前鬼」「後鬼」の子孫が住み着いた地とされ、前鬼の里とも呼ばれる 前鬼・後鬼夫婦の5人の子は、五鬼または五坊と呼ばれ、それぞれ、真義(五鬼熊・行者坊)、義継(五鬼継・森本坊)、義上(五鬼上・中之坊)、義達(五鬼助・小仲坊)、義元(五鬼童・不動坊)の五坊を開き、修験者たちの道案内や道の整備、食料の供給の世話をしながら自身も修行を続けてきた。明治半ばまで彼らの子孫の5つの宿坊があり、石垣などによって平坦地を造成した景観は、吉野の山地で営まれた集落の姿を今に伝えてる。しかし、時代の流れとともにこの地を去り、現在も残る宿坊は、五鬼助・小仲坊のみである 付近には水量豊かな前鬼川が流れ、裏行場三重滝や、日本の滝百選にも選ばれた不動七重滝がある 前鬼裏行場: 小仲坊から大峰奥駈道にとりつき釈迦ヶ岳や大日岳などの靡をめざす「表」の行場に対し、28番靡「三重の滝」をめざす「裏」の行場というのがある 途中にある「垢離取場」では、修験道の行者さんたちがこの淵に首まで浸かって心身の浄化を祈るそうです 「三重の滝」で修行した西行法師(1118年-1190年)は「身に積もる 言葉の罪も 洗われて 心澄みぬる みかさねの滝」と詠んだそうです 大峰奥駈  第38扉-深仙宿  第35扉-大日岳  第33扉-二つ岩  第29扉-前鬼山  第28扉-前鬼三重滝

釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 気圧の谷や寒気の影響で、山陰から東北の日本海側では雨となり、北海道は日本海側を中心に雪が降った。太平洋側は日差しが届いたが、関東は南部を中心に雲に覆われた。最高気温は、関東で28日よりググッと下降して肌寒かったが、これで平年並みかやや低め
大峰周辺では朝の間、高気圧に覆われて晴れていたが、午後には低気圧が発生し曇りがちな天気となった
気圧の谷や寒気の影響で、山陰から東北の日本海側では雨となり、北海道は日本海側を中心に雪が降った。太平洋側は日差しが届いたが、関東は南部を中心に雲に覆われた。最高気温は、関東で28日よりググッと下降して肌寒かったが、これで平年並みかやや低め 大峰周辺では朝の間、高気圧に覆われて晴れていたが、午後には低気圧が発生し曇りがちな天気となった
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 第29靡-前鬼山(前鬼集落)
約1300年前に夫婦の「鬼」であった「前鬼」「後鬼」が住み着いた伝説の土地
奥掛道の入り口付近には最後の宿坊(小仲坊)や宿坊跡の石垣などが残る
第29靡-前鬼山(前鬼集落) 約1300年前に夫婦の「鬼」であった「前鬼」「後鬼」が住み着いた伝説の土地 奥掛道の入り口付近には最後の宿坊(小仲坊)や宿坊跡の石垣などが残る
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 前鬼の行者堂
前鬼の行者堂
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 森に残る旧宿坊跡
森に残る旧宿坊跡
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 晩秋の苔ノ森
晩秋の苔ノ森
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 大日岳
大日岳
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 太古の辻
太古の辻
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 稜線付近では霜が降りていました
稜線付近では霜が降りていました
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 第38靡-深仙の宿
灌頂堂
第38靡-深仙の宿 灌頂堂
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 綺麗に使われていた深仙の宿
綺麗に使われていた深仙の宿
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 四天石
四天石
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 大日岳頂上の大日如来像
大日岳頂上の大日如来像
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 第35靡-大日岳
写真は直登ルート、私は迂廻路を登った
第35靡-大日岳 写真は直登ルート、私は迂廻路を登った
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 第33靡-二つ岩
過去の女人結界だとか
第33靡-二つ岩 過去の女人結界だとか
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 閼伽坂地蔵
閼伽坂地蔵
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 新宮山彦グループさん、🙏何時もお世話になっています
新宮山彦グループさん、🙏何時もお世話になっています
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 難所には立派な桟道が設置されていた、特に三重の滝への下りの物は最高のロケーションでした
難所には立派な桟道が設置されていた、特に三重の滝への下りの物は最高のロケーションでした
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 浄めの聖地「垢離取場」
浄めの聖地「垢離取場」
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 エメラルド・グリーンの美しい淵
エメラルド・グリーンの美しい淵
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 三重の滝へ行く時はここを渡った
三重の滝へ行く時はここを渡った
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 往路は素足で渡り👣、復路は別の場所をズボンを脱いでパンツいっちょで渡った
往路は素足で渡り👣、復路は別の場所をズボンを脱いでパンツいっちょで渡った
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 無事に渡りましたが、景色は同じです
無事に渡りましたが、景色は同じです
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 三重の滝へ下って行く
三重の滝へ下って行く
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 第28靡-前鬼三重滝
三重の滝に到着、この岩盤を優雅に流れる滝は「千手の滝」です
第28靡-前鬼三重滝 三重の滝に到着、この岩盤を優雅に流れる滝は「千手の滝」です
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 千手の滝、滝壺
千手の滝、滝壺
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 不動七重の滝
7段の滝で総落差は160m
不動七重の滝 7段の滝で総落差は160m

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