活動データ
タイム
09:57
距離
15.6km
のぼり
1835m
くだり
1847m
活動詳細
すべて見る今日は前鬼裏行場を見るために前鬼の里へ行った 裏行場だけでは時間に余裕が有るので6月にスルーした大日岳の登山も追加した 早朝に家を出て6時半過ぎに登山口へ到着、登山を開始する 歴史ある前鬼集落を抜け暫く歩くと木道の階段の道となってきた、大峰にしては歩きやすいなと思いながら進んでいき最後の涸れ沢で対岸に目立つ赤テープがあったので迷わず突進・・・ それが大間違い、右に見えるべき大日が左に見えてきたのでYAMAP軌跡をみるとルート外れ・・・ まさかの大日岳裏行場、来た道(道では無かった)を引き返し無事大日岳の頂上に到達できた 前鬼集落に戻り裏行場の道に入る、この道は大峰の登山路よりも歩きやすいと思った。垢離取場に付き渡渉地点を探して歩き回ったが神聖な場所のためなのかペンキ印等が無く苦戦した。最後にガイドブックに書いてあった鉄の梯子を目指して渡渉するのを思い出し、対岸をよく観察し渡渉の場所と方法を決めた(よく見ると梯子と言うよりもホッチキス型の鉄の鋲が岩に撃ち込まれていた) 行くときは短い水路を裸足で渡ったが思った以上に足元が滑りやすくて危険(滝壺ドボン)に思えたので、帰りはズボンまで脱いでパンツだけで安全な淵を横切った(見栄えよりも安全第一)が、幸い足を濡らすだけで渡れた *大日岳辺りでは稜線付近に霜が見られる程度だったが、当日の他の人の活動報告を見ると釈迦ヶ岳では積雪の報告があった。標高の違いで同じ地域でも状況が異なっているので注意が必要 前鬼集落跡: 前鬼は、吉野郡下北山村の一地区。大峯奥駈修行の第29番の行場で、約1300年前に役行者に従事した夫婦の「鬼」であった「前鬼」「後鬼」の子孫が住み着いた地とされ、前鬼の里とも呼ばれる 前鬼・後鬼夫婦の5人の子は、五鬼または五坊と呼ばれ、それぞれ、真義(五鬼熊・行者坊)、義継(五鬼継・森本坊)、義上(五鬼上・中之坊)、義達(五鬼助・小仲坊)、義元(五鬼童・不動坊)の五坊を開き、修験者たちの道案内や道の整備、食料の供給の世話をしながら自身も修行を続けてきた。明治半ばまで彼らの子孫の5つの宿坊があり、石垣などによって平坦地を造成した景観は、吉野の山地で営まれた集落の姿を今に伝えてる。しかし、時代の流れとともにこの地を去り、現在も残る宿坊は、五鬼助・小仲坊のみである 付近には水量豊かな前鬼川が流れ、裏行場三重滝や、日本の滝百選にも選ばれた不動七重滝がある 前鬼裏行場: 小仲坊から大峰奥駈道にとりつき釈迦ヶ岳や大日岳などの靡をめざす「表」の行場に対し、28番靡「三重の滝」をめざす「裏」の行場というのがある 途中にある「垢離取場」では、修験道の行者さんたちがこの淵に首まで浸かって心身の浄化を祈るそうです 「三重の滝」で修行した西行法師(1118年-1190年)は「身に積もる 言葉の罪も 洗われて 心澄みぬる みかさねの滝」と詠んだそうです 大峰奥駈 第38扉-深仙宿 第35扉-大日岳 第33扉-二つ岩 第29扉-前鬼山 第28扉-前鬼三重滝
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