閉塞成冬、女王謁見燕岳

2020.11.29(日) 日帰り
Yuki_HIKER
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9月中旬、降雨量の水準超過により中房までの道が封鎖されてしまい、登頂が叶わなず無念が残っていた燕岳。アルプスの女王にどうしても会いに行きたい。この想いを悶々と抱えていました。 天候とタイミングが合わず、来年の6月か。と半ば諦めかけていましたが、冬季封鎖直前の本日雪はまだそこまで積もっていなさそうということもあり、ぎりぎりアタックをすることに。 深夜3時に出発し、6時半に到着。積雪のせいか想定よりも駐車場に車はまばらでした。 駐車場の時点で天気予報はマイナス5度を示しています。既に寒い。 中房登山口で登山届けを出して、計画通り7時に入山しました。 言わずもがな、入山直後からこの合戦尾根ルートは急登が始まります。さすが、北アルプス三大急登の一つと呼ばれる由縁はこれか。と感じながらも足を進めていきます。 とは言え、正直「三大」という言葉を意識していたせいか、そこまで厳しさは感じませんでした。 恵那山の最後の登りのほうが傾斜がきついような気がします。 標高2,000-2,100m付近ではちらほらと雪が積もり始め、草木が白く染まり始めます。 2,300mを超えると、これはもう雪山でしょう。という30cm以上は軽く積もっている状況に。 直前で確認していた状況と違うぞ?と思いながらも、振り返ると見える富士山と雪道にちょっぴりテンションが上がります。 それでも途中汗をかき、ベンチレーションを開けたりミドルウェアを脱いだりしました。 合戦小屋に2時間弱で到着。おしるこを食べたかったのですが、さすがにもう閉じており人もちらほらといる程度。ここでチェンスパを履きました。中には12本アイゼンを履いている方も見えました。 ここから1時間程で燕山荘へ到着します。山荘へ到着する直前から顔を覗かせる槍ヶ岳がかっこよく胸を撃ち抜かれます。また山荘からの表銀座コースの先に連なる北アルプスの山々は冠雪し、空と雪と山々のコントラストにため息がこぼれます。ますます来年の夏が待ち遠しく。 ここから燕岳へようやくアタック開始です。手前の岩でようやく拝めた美しいアルプスの女王に、心躍りながらやっと会えたねという気持ちの中記念撮影。 雪化粧した燕岳、美しすぎて眩しかったです。 ピークまでは積雪が腰近くまであるような箇所もいくつかありますが、トレースがしっかりあり、先行してラッセルして下さった方には感謝です。それでも中々通常よりかは歩きづらく、結構体力を消耗しました。 遂に燕岳へ登頂。見渡す限り一面の山脈が待っていてくれました。前、奥、北穂に続き涸沢岳、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳が白く染まったまま一面に広がり、その尾根の先には双六岳から白馬蓮峰まで全ての山脈がパノラマで、ずっと景観に感動しっぱなしでした。 吹き付ける風に体感温度はマイナス10度を超えている中、寒い!でも居たい! ずっと写真と動画を撮りながら、美しい景色に見惚れていました。 ここから北燕岳へももちろん寄って、北方の小蓮華山方面に近づいてバッチリ拝んできました。 見える山々に来年は縦走しながら、一つずつ忘れられない思い出を積み重ねていこうと思います。 山荘に戻り昼食にパンとバームクーヘン、珈琲を食べましたが、寒すぎてそれどころじゃない感が凄かったです。本当は槍ヶ岳を眺めながら食べようとしましたが、吹き抜ける風に山荘の正面ベンチへ移動。ここでも一瞬で少量の水では凍るという寒さ。 早々に切り上げ、名残惜しい気持ちだけを残して下山をしました。 道中出会った方々と、本当に今日はぎりぎり最後に最高の眺めを味わえましたね!と口々に話しながら喜びを共有でき、こうした最高の山での出会いも登山の醍醐味だなとしみじみ。 帰りは合戦小屋を過ぎた第2ベンチでチェンスパを外しましたが、まだ地面は凍ったりしていて滑ったので少し早かったなと思いました。 下山後は中房温泉でゆっくりしました。余韻と暖かい源泉に心と身体もほっこり。 冷めやらぬまま帰路につきました。 来年は双六岳から槍ヶ岳への縦走もいいなあ。表銀座、裏銀座もいいなあ。と楽しみです。

燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 早朝6時半。気温は−5度。
早朝6時半。気温は−5度。
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 中房温泉に到着
中房温泉に到着
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 登山届けを提出
登山届けを提出
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 登山口より入山!
登山口より入山!
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 生え方のクセがすごい
生え方のクセがすごい
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 少しずつ雪が見え始めます
少しずつ雪が見え始めます
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 笹もすっかり雪化粧
笹もすっかり雪化粧
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 朝日に照らされ、空気も一層心地よい
朝日に照らされ、空気も一層心地よい
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 後方から雪の積もる林道を歩く友人
後方から雪の積もる林道を歩く友人
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 すっかり明るくなり雲も下に
すっかり明るくなり雲も下に
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 合戦小屋へ到着
ここから1.7kmで山荘です
合戦小屋へ到着 ここから1.7kmで山荘です
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 閉ざされた合戦小屋
結構積もってます
閉ざされた合戦小屋 結構積もってます
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 これは・・・人間の足跡ではないような・・・
これは・・・人間の足跡ではないような・・・
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 チェンスパ装着
チェンスパ装着
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 雷鳥は山をきれいにと鳴いている
僕は山が大好きだと叫んでいる
雷鳥は山をきれいにと鳴いている 僕は山が大好きだと叫んでいる
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 右手に燕岳が見えてきました
右手に燕岳が見えてきました
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 燕岳まで2.3km
そしてバックには槍様
燕岳まで2.3km そしてバックには槍様
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 すっかり雪で埋まってます
すっかり雪で埋まってます
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 NAKABUSA
NAKABUSA
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 雪化粧したアルプス山脈
雪化粧したアルプス山脈
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 奥穂高
見惚れます
奥穂高 見惚れます
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 立山 圧巻
来年縦走します
立山 圧巻 来年縦走します
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 立山からの劔
イケメン
立山からの劔 イケメン
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 左から奥穂、北穂、涸沢、南、中、大喰、槍
左から奥穂、北穂、涸沢、南、中、大喰、槍
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 槍様拡大
綺麗に顔を出してくれました
槍様拡大 綺麗に顔を出してくれました
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 やっと会えた女王様
今から行きます!
やっと会えた女王様 今から行きます!
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 女王を摘ませていただく
女王を摘ませていただく
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 燕岳、美しい・・・。
燕岳、美しい・・・。
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 途中のイルカ岩も忘れずに
途中のイルカ岩も忘れずに
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 イルカと槍の共演
イルカと槍の共演
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 もうすぐピークです
もうすぐピークです
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 燕岳登頂!やっとです
燕岳登頂!やっとです
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 三角点にタッチしてみました(何気に初かもしれない)
三角点にタッチしてみました(何気に初かもしれない)
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 ピークからの眺望は晴れ渡っていて北アルプスを一望できます
ピークからの眺望は晴れ渡っていて北アルプスを一望できます
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 パノラマビューに釘付け
パノラマビューに釘付け
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 冠雪したアルプスも綺麗ですね
冠雪したアルプスも綺麗ですね
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 三角点も美しく見えます
三角点も美しく見えます
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 気温はマイナス5度付近ですが、体感マイナス10度近い
気温はマイナス5度付近ですが、体感マイナス10度近い
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 北燕から振り返る
北燕から振り返る
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 風に靡くポールと燕岳
奥には薄ら富士山
風に靡くポールと燕岳 奥には薄ら富士山
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 槍様を掌に
槍様を掌に
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 うーん、いきたい!
うーん、いきたい!
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 パン、焦げました
パン、焦げました
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 山荘前に山男はいない
山荘前に山男はいない
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 名残惜しみつつ下山します
名残惜しみつつ下山します
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 また来年、この景観を見に戻ってきます
また来年、この景観を見に戻ってきます
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 合戦小屋のトイレに積もった雪が、近日の積雪を物語ります
合戦小屋のトイレに積もった雪が、近日の積雪を物語ります
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 登山口の水場も凍っていました
登山口の水場も凍っていました
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 16時までのところを16時45分まで快諾してくださった中房温泉さん
16時までのところを16時45分まで快諾してくださった中房温泉さん
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 また来ます!
また来ます!

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