名知良久山 <ノルディックウオーキング トレイル日記 >

2020.11.29(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 10
休憩時間
1 時間 5
距離
23.2 km
のぼり / くだり
1124 / 1124 m
4 15
32
20
2 4

活動詳細

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家の辺りから毎日のように眺めている近くの山だがまだ登ったことのない山の一つ、変わった名前の「名知良久山」(ナジラク)は三並山の十二ケ岳から西へ稜線を辿ったところに位置しています。 この山域は麓の国道353号線や145号線を車で走っていると見えます。三並山の手前にいくつものピークを抱えたかなり複雑な地形をしているせいか登山道はなく登る人も稀です。 天気も良いことから わくわく探検に出かけました。 名久田の平から入りました。七曲林道を枝分かれして沢を詰め山域でキーとなる690m の鞍部に登り上げ768mの宇妻山をピストンしました。中之条からは一番手前に見えるピークです。見晴らしはよくありませんが樹間に街並みが見えました。 再び鞍部からは落ち葉に埋もれたトレースが見えたので一つピークを北へ巻いて辿りました。直に行き止まり、炭焼きの跡のようなところでした。楽そうな斜面を選んで山域最高峰の名知良久山を目指して登ります。やがて稜線は幅広く消え低木林の落ち葉を掻き分けながらの急登の先に頂がありました。921mの頂には岩平山とも書かれていました。目の先には十二ケ岳や小野子山。南の足元には樹間を通して仏体山が見えました。 下山は北東の尾根伝いに村上峠に辿り着きました。このルートは比較的傾斜もゆるく明瞭で名知良久山に登るのはこちらからが楽です。嘗ての三国峠への脇往還とも伝えられている峠からの道は消え、かすかな道筋をたどりながら赤上線林道に出ました。峠上林道の駐車場には1台が置かれているだけでした。 未知の低山稜を歩くには落葉の今頃が最適でしょう。今日はヘルメットを装着して木の枝にゴツンを防ぎました。正解でした。低山稜線は道はなくとも地形図を慎重に読んでいけば歩けるところはあるものです。ましてやYAMAPは心強い武器です。 珍しく早く帰ったものだから「どこか具合か悪かったの・・・」といぶかれました。

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