活動データ
タイム
05:39
距離
19.6km
のぼり
1707m
くだり
1707m
活動詳細
すべて見る最近、すっかり100名山ハンターとなってしまった。 でも、100名山は登ってみると、山頂からの素晴らしい眺めや美しい稜線、変化に富んだ登山道など、やはり選ばれるだけの理由があって、人が多いことだけ我慢すれば満足いく山行となることが多い。 ということで今回、私が住む岐阜県にある100名山の中でも、ひときわ地味な存在である恵那山に登ってみることにした。ただ、初めてなのでどのルートから登って良いのか分からないため、いろいろ調べた結果、神坂峠を発着とする周遊ルートを歩いてみることにした。 6時前に支度を整え出発。この時期は6時前でも真っ暗なのでヘッドライトを付けて歩き出す。駐車場からいきなり恵那山を目指そうかとも思ったが、今日はあまり距離が長くならない感じだったので、まずは足慣らしに富士見台に登ってみた。整備されたハイキングコースで足慣らしにはちょうどよい。ちょうど山頂に到着するころ夜も明け、快晴の空が気持ちよかった。 一旦駐車場に戻り、そこから今度は恵那山を目指す。千両山から鳥越峠、大判山を経て山頂に至るルートで、距離は結構あるが、そもそも歩き出しの駐車場の標高が高いことや、鳥越峠からしばらくは等高線に沿って付けられた登山道を歩くため体力的にはあまりキツくはない。さすがに主稜に登り上げる前あたりはそこそこの斜度が長く続くが、それでもゆっくりと登れば問題ない。 主稜線はなだらかで、恵那山の最高点は小さい看板が一つあるだけで、うっかりすると見落とすくらい地味だった。最高点を少し進むと小屋、その奥に山頂の標識と見晴台(櫓?)があるが、そのどこからも360°のパノラマビューということが難しい。このあたりが恵那山が100名山にも関わらず地味な存在になっている一つの理由なのかもしれない。(小屋裏の岩の上からの景色が一番?) 山頂からは来た道を戻らず、広河原に下って、そこから長い長い林業歩きをして(結構傾斜が急で地味に一番疲れた)駐車場に戻った。 この恵那山、確かに地味ではあるけれど、登山道はしっかり整備されているし(100名山なので…)、ルートもいくつかあって体力に応じて選択もできるので、春や秋の暑くない時期に家族やグループで登るには向いている山だと思った。
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