静岡県の一等三角点巡り 高天神山・楞厳地山(りょうごんじさん)搦手門址より周回

2020.11.28(土) 日帰り

活動データ

タイム

02:05

距離

6.1km

のぼり

442m

くだり

442m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 5
休憩時間
3
距離
6.1 km
のぼり / くだり
442 / 442 m
5
1
51
6
6

活動詳細

すべて見る

今月は阿蘇山・九重山・観音山・大根沢山・大無限山など多くの山に登ることができたので、今週末は家で大人しくしているつもりでした。が、たまたま「静岡の百山(静岡百山研究会編)」を読み返していたら、静岡県の「山頂にある一等三角点」の1つが高天神山(正確には楞厳地山)にあることを知ってしまい、行ってみたい病が発症(高天神城も前から行きたかったし)。お昼に帰宅した妻を誘って、午後出発でパパッと登ってきました。 高天神城は一般観光客も訪れるような史跡ですから、一等三角点にも楽々到達できるのかなと最初は考えていたんですが、調べたら結構険しい道を歩くらしい…。トレラン装備で行きましたが、とても走れるような尾根ではありませんでした(落ちたら死ねます)。無事周回できてよかった…。

小笠山 高天神城搦手門(からめてもん)駐車場。14:29、かなり遅めのスタートです。
高天神城搦手門(からめてもん)駐車場。14:29、かなり遅めのスタートです。
小笠山 搦手門址。城の裏口ですね。
搦手門址。城の裏口ですね。
小笠山 「おんな城主 直虎」放送後の「直虎紀行」でも紹介されていた「三ヶ月井戸」。金魚がいっぱい…。
「おんな城主 直虎」放送後の「直虎紀行」でも紹介されていた「三ヶ月井戸」。金魚がいっぱい…。
小笠山 的場曲輪址を経由して本丸址へ。
的場曲輪址を経由して本丸址へ。
小笠山 本丸址。高天神山山頂(標高132m)もここみたいですね。
本丸址。高天神山山頂(標高132m)もここみたいですね。
小笠山 御前曲輪址。顔出しパネルは武田勝頼に降伏するまでの城主、小笠原与八郎長忠と奥方だそうな。シュール…。
御前曲輪址。顔出しパネルは武田勝頼に降伏するまでの城主、小笠原与八郎長忠と奥方だそうな。シュール…。
小笠山 元天神社。高天神社は廃城後の江戸時代中期に今の場所へ遷宮されたそうです。
元天神社。高天神社は廃城後の江戸時代中期に今の場所へ遷宮されたそうです。
小笠山 ぐるっと一周して今度は西側の高天神社へ。
ぐるっと一周して今度は西側の高天神社へ。
小笠山 普通の狛犬もありましたが、天神さま(菅原道真公)を祀ってますから狛牛(?)もありました。
普通の狛犬もありましたが、天神さま(菅原道真公)を祀ってますから狛牛(?)もありました。
小笠山 「直虎紀行」にも出てきた「かな井戸」。徳川に水脈を絶たれるまでは、武田勢はここから水を得ていたんでしょうか。
「直虎紀行」にも出てきた「かな井戸」。徳川に水脈を絶たれるまでは、武田勢はここから水を得ていたんでしょうか。
小笠山 天神社(天満宮)だけど、御祭神は菅原道真公だけじゃなくて高皇産霊命(たかみむすびのみこと)と天菩比命(あめのほひのみとこ)の3柱なんですね。ネットで色々調べたら、高皇産霊命の娘、栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)と結婚したのが天菩比命で、天菩比命の子孫が菅原道真公らしい…。
天神社(天満宮)だけど、御祭神は菅原道真公だけじゃなくて高皇産霊命(たかみむすびのみこと)と天菩比命(あめのほひのみとこ)の3柱なんですね。ネットで色々調べたら、高皇産霊命の娘、栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)と結婚したのが天菩比命で、天菩比命の子孫が菅原道真公らしい…。
小笠山 高天神社からの素晴らしい眺望。海が近い!
高天神社からの素晴らしい眺望。海が近い!
小笠山 馬場平(ばんばだいら)。見張番所があった「番場」の当て字だそうな。ということは馬はいなかったの?
馬場平(ばんばだいら)。見張番所があった「番場」の当て字だそうな。ということは馬はいなかったの?
小笠山 甚五郎抜け道の入口。落城時の城番、横田甚五郎尹松(ただまつ)は、ここから逃げて甲斐へ戻り、その後武田氏が滅亡すると家康の家臣に。江戸幕府開幕後は旗本として5000石を領し82歳まで生きたらしいです。高天神城に残された武田勢は皆討死してるのに…。
甚五郎抜け道の入口。落城時の城番、横田甚五郎尹松(ただまつ)は、ここから逃げて甲斐へ戻り、その後武田氏が滅亡すると家康の家臣に。江戸幕府開幕後は旗本として5000石を領し82歳まで生きたらしいです。高天神城に残された武田勢は皆討死してるのに…。
小笠山 甚五郎抜け道は痩せ尾根の連続。落ちると崖へ真っ逆さま…。
甚五郎抜け道は痩せ尾根の連続。落ちると崖へ真っ逆さま…。
小笠山 でもなぜかベンチもいっぱいあります。
でもなぜかベンチもいっぱいあります。
小笠山 林の谷池への分岐。一等三角点へは直進。
林の谷池への分岐。一等三角点へは直進。
小笠山 細い痩せ尾根、怖い!実際には向こう側は死なない程度の斜度でした。
細い痩せ尾根、怖い!実際には向こう側は死なない程度の斜度でした。
小笠山 だんだんアップダウンが激しくなってきました。スリップ注意!
だんだんアップダウンが激しくなってきました。スリップ注意!
小笠山 倒木も乗り越えてクリアー。
倒木も乗り越えてクリアー。
小笠山 徳川家康も来たという楞厳地山(標高220m)に到着!。一等三角点の点名は「高天神山」。
徳川家康も来たという楞厳地山(標高220m)に到着!。一等三角点の点名は「高天神山」。
小笠山 菱形基線測点。地表面の水平方向の変動を調べるためのものだったそうです(今はGPSを利用)。
菱形基線測点。地表面の水平方向の変動を調べるためのものだったそうです(今はGPSを利用)。
小笠山 もう遅いので早く戻らねば。左側から登ってきましたが、帰りは右側の尾根で林道へ抜けます。
もう遅いので早く戻らねば。左側から登ってきましたが、帰りは右側の尾根で林道へ抜けます。
小笠山 左側が切れ落ちてて右側は薮…。落ちないようになるべく右端を歩きます。
左側が切れ落ちてて右側は薮…。落ちないようになるべく右端を歩きます。
小笠山 境界杭がいっぱい打たれてるところが道になってました。
境界杭がいっぱい打たれてるところが道になってました。
小笠山 これなら安全だし歩きやすい!
これなら安全だし歩きやすい!
小笠山 まだ細いところもありました…。
まだ細いところもありました…。
小笠山 突然林道に出ました。脇には上にメーターがついたコンクリートの建造物が。貯水槽かな?
突然林道に出ました。脇には上にメーターがついたコンクリートの建造物が。貯水槽かな?
小笠山 林道は土や葉が積もって舗装面が全く見えない状態。完全に廃道化してました。
林道は土や葉が積もって舗装面が全く見えない状態。完全に廃道化してました。
小笠山 この倒木くぐるの大変でした…。
この倒木くぐるの大変でした…。
小笠山 この鉄塔から先は急に普通の道になります。
この鉄塔から先は急に普通の道になります。
小笠山 貯水槽と茶畑。
貯水槽と茶畑。
小笠山 暗くなる前に戻りたいので、軽いランで。
暗くなる前に戻りたいので、軽いランで。
小笠山 さっきまであの尾根を歩いていたんですね。
さっきまであの尾根を歩いていたんですね。
小笠山 茶畑。
茶畑。
小笠山 お茶の花が咲いてました。
お茶の花が咲いてました。
小笠山 南北の太い道路に出ました。ここを左へ。
南北の太い道路に出ました。ここを左へ。
小笠山 追手門へのショートカット。
追手門へのショートカット。
小笠山 途中から舗装がなくなります。タイツにひっつき虫(種子)がつきまくり…。
途中から舗装がなくなります。タイツにひっつき虫(種子)がつきまくり…。
小笠山 イノシシ猟の箱罠ですね。米ぬかの中に餌があるらしい。
イノシシ猟の箱罠ですね。米ぬかの中に餌があるらしい。
小笠山 追手門側の駐車場。
追手門側の駐車場。
小笠山 再び高天神城址を通って搦手門側へ抜けます。
再び高天神城址を通って搦手門側へ抜けます。
小笠山 追手門跡スギ。枯れた幹を生きた幹が取り囲んでいるような、不思議な杉の木でした。
追手門跡スギ。枯れた幹を生きた幹が取り囲んでいるような、不思議な杉の木でした。
小笠山 三の丸址。
三の丸址。
小笠山 三の丸の土塁址。追手門側からの侵入はここから一目瞭然です。
三の丸の土塁址。追手門側からの侵入はここから一目瞭然です。
小笠山 三の丸からの眺望。
三の丸からの眺望。
小笠山 時期外れのツツジがいっぱい咲いてました。
時期外れのツツジがいっぱい咲いてました。
小笠山 北には雪を被った聖岳!その右のほうあるのが先週登った大無限山ですね。
北には雪を被った聖岳!その右のほうあるのが先週登った大無限山ですね。
小笠山 最後に大河内幽閉の石窟を見学。8年も家康の高天神城奪還を信じてこんなところに幽閉されていたなんて凄すぎます。
最後に大河内幽閉の石窟を見学。8年も家康の高天神城奪還を信じてこんなところに幽閉されていたなんて凄すぎます。
小笠山 暗くなる前に駐車場に戻ってこれました。
暗くなる前に駐車場に戻ってこれました。

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