【京都北山トレイル】 final milestone day was brain war

2020.11.28(土) 日帰り
hakobune
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活動データ

タイム

16:02

距離

60.0km

上り

4180m

下り

3820m

活動詳細

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調べてみたが、京都市を古来から俯瞰し続てきた『京都北山』が嵐山以北においては百人一首として詠まれていないことに今更ながら気づいた。鎌倉時代が背景であったというのが大きな所為ではあろうか、いやそんなはずはない。意外だった。愛宕山を筆頭に貴船や鞍馬、紅葉の嵐山を擁し、エリア北部には太古の原生林(要入山許可)、京都最高峰の皆子山まで、広大な範疇を手中に収めるこのエリアをトレイルしてきた。メモリアルデイにはうってつけだった。どうせならedge to edgeで楽しみたいとおもいルート計画にいそしんだ。西端の京都亀岡から東端の大津までの北山横断。いつも忌憚なく(天然)叱咤してくださる『先輩』に計画を進上し、まさかの二言返事で加わって頂けた。ただ、低山・裏山感のつよいエリアだという、自身のもっていた甘い既成概念が、当日の山行を大いに妨げた。それこそ存外な結末をもたらしてしまったと苦笑いせざるを得ない。北山エリアはここ数年来の豪雨の影響で『広域』にそれが及んでいたことを身をもって痛感した。知らぬとは言えこの山行ルートを実践したことには反省しているので目こぼしをして頂ければなによりも幸いである。翻り、この山行が図らずもメモリアルなものとして忘れ得ぬものになったことは切に記しておきたい。闇、雨、寒さ、荒廃、道迷い。そしてなによりも京都北山の風流な裏山感を端から端まで存分に浴び尽くすことができた。ほんに、本山行は頭脳戦だった。登山者とのスライドゼロ。

愛宕山・三頭山・朝日峯 京都亀岡駅前着。山行準備にいそしむ。午前3時過ぎだっただろうか。
京都亀岡駅前着。山行準備にいそしむ。午前3時過ぎだっただろうか。
愛宕山・三頭山・朝日峯 京都パープルサンガのホームスタジアムが亀岡市だったと今更ながら知った。
京都パープルサンガのホームスタジアムが亀岡市だったと今更ながら知った。
愛宕山・三頭山・朝日峯 通例と化したナイトスタート。『本能寺の変』で彼の地へ至る3ルートのうちのひとつを採用した。明智越である。
通例と化したナイトスタート。『本能寺の変』で彼の地へ至る3ルートのうちのひとつを採用した。明智越である。
愛宕山・三頭山・朝日峯 暗闇だが道はしっかりとしていた。
暗闇だが道はしっかりとしていた。
愛宕山・三頭山・朝日峯 明智越の分岐点に到達。我々は南下して本能寺へ至るルートではなく、愛宕山へ至る北上ルートを採用した。
明智越の分岐点に到達。我々は南下して本能寺へ至るルートではなく、愛宕山へ至る北上ルートを採用した。
愛宕山・三頭山・朝日峯 サンライズ前の京都市。アップダウンがそれなりにあり、愛宕山頂まで闇をもがいた。一日がはじまる。
サンライズ前の京都市。アップダウンがそれなりにあり、愛宕山頂まで闇をもがいた。一日がはじまる。
愛宕山・三頭山・朝日峯 愛宕神社到着。遠かった。。。奥宮までのぼりつめ参拝した。

(祝)日本三百名山280座目登頂。
愛宕神社到着。遠かった。。。奥宮までのぼりつめ参拝した。 (祝)日本三百名山280座目登頂。
愛宕山・三頭山・朝日峯 気温3度。口元はかじかんでいた。先輩がおきばりあそばされている間、短パンを膝下までずらして暖をとった。
気温3度。口元はかじかんでいた。先輩がおきばりあそばされている間、短パンを膝下までずらして暖をとった。
愛宕山・三頭山・朝日峯 朝暘にたちどまる。
朝暘にたちどまる。
愛宕山・三頭山・朝日峯 愛宕神社参拝後、愛宕裏参道から北上する。
愛宕神社参拝後、愛宕裏参道から北上する。
愛宕山・三頭山・朝日峯 道中で、後光が京都市を差していた。
道中で、後光が京都市を差していた。
愛宕山・三頭山・朝日峯 愛宕裏参道は『北山杉』(先輩情報)がわんさか。茶の湯文化や数寄屋造りを担ってきた杉らしい。北山文化の象徴である鹿苑寺にも使用されていたそうだ。
愛宕裏参道は『北山杉』(先輩情報)がわんさか。茶の湯文化や数寄屋造りを担ってきた杉らしい。北山文化の象徴である鹿苑寺にも使用されていたそうだ。
愛宕山・三頭山・朝日峯 本山行は終始雨。小ぶりだがしっかりと延々と降りしきっていた(寒)。雨にさらされながら先輩のニュウーアイテムを指をくわえて眺めていた。軽くて快適そう。小生も購入すると決した瞬間だった。
本山行は終始雨。小ぶりだがしっかりと延々と降りしきっていた(寒)。雨にさらされながら先輩のニュウーアイテムを指をくわえて眺めていた。軽くて快適そう。小生も購入すると決した瞬間だった。
愛宕山・三頭山・朝日峯 愛宕裏参道を終えてから一旦細野町へ出る。そこから京北トレイルコースを採用する。少々荒れているがそれでも歩きやすかった。
愛宕裏参道を終えてから一旦細野町へ出る。そこから京北トレイルコースを採用する。少々荒れているがそれでも歩きやすかった。
愛宕山・三頭山・朝日峯 この京北トレイルコースは滝など風情あふれるスポットにも立ち寄れる。
この京北トレイルコースは滝など風情あふれるスポットにも立ち寄れる。
愛宕山・三頭山・朝日峯 トレイルコースだけあって歩きやすい、走りやすい。
トレイルコースだけあって歩きやすい、走りやすい。
愛宕山・三頭山・朝日峯 トレイルコースを北上すると余野に出る。ここで陽が顔を出してくれたのだが、雨は止む気配なし。しかしのどかで空気がおいしかった。
トレイルコースを北上すると余野に出る。ここで陽が顔を出してくれたのだが、雨は止む気配なし。しかしのどかで空気がおいしかった。
愛宕山・三頭山・朝日峯 与野の民家からルートの時短を目論み、『雲月坂』の山越えを採用した。コースタイム30分ほどの道中ではあるが荒れていた。道がごっそりと落とされている部分もあった。この道中でお気に入りのNorthブルーフリースをどこかで落として紛失してしまった。。。不自然物の残置に先輩におこられてしまった。来年の雪解けを待って回収します。
与野の民家からルートの時短を目論み、『雲月坂』の山越えを採用した。コースタイム30分ほどの道中ではあるが荒れていた。道がごっそりと落とされている部分もあった。この道中でお気に入りのNorthブルーフリースをどこかで落として紛失してしまった。。。不自然物の残置に先輩におこられてしまった。来年の雪解けを待って回収します。
愛宕山・三頭山・朝日峯 雲月坂で越山してからはロードラン。大森リゾートキャンプ場に到着。ここは関西百名山、桟敷ヶ岳の登山口ともいえる。ランチ、ドリンク(自販)等、しっかりした補給地となる。アメリカンカントリーミュージックがここちよく耳に入ってきて心地よかった。
雲月坂で越山してからはロードラン。大森リゾートキャンプ場に到着。ここは関西百名山、桟敷ヶ岳の登山口ともいえる。ランチ、ドリンク(自販)等、しっかりした補給地となる。アメリカンカントリーミュージックがここちよく耳に入ってきて心地よかった。
愛宕山・三頭山・朝日峯 いざ入山。桟敷ヶ岳山頂を目指す。道中、終始このような感じで谷筋を『木漕ぎ』して稜線まで登り詰める。
いざ入山。桟敷ヶ岳山頂を目指す。道中、終始このような感じで谷筋を『木漕ぎ』して稜線まで登り詰める。
愛宕山・三頭山・朝日峯 稜線に出た。ここから桟敷ヶ岳まで稜線沿いに向かう。
稜線に出た。ここから桟敷ヶ岳まで稜線沿いに向かう。
愛宕山・三頭山・朝日峯 途上で岩茸山登頂。
途上で岩茸山登頂。
愛宕山・三頭山・朝日峯 桟敷ヶ岳登頂。雨が冷たい。低山ということもあり、ソフトシェル着用で、雨天時の水の浸透性の確認を自身に課していた。雨はずっと降っているので外側はべっとりと水分を含んでいるように見えたが中には浸透していなかった。雨が小降りであればソフトシェルはやはり使えるものと思料する。
桟敷ヶ岳登頂。雨が冷たい。低山ということもあり、ソフトシェル着用で、雨天時の水の浸透性の確認を自身に課していた。雨はずっと降っているので外側はべっとりと水分を含んでいるように見えたが中には浸透していなかった。雨が小降りであればソフトシェルはやはり使えるものと思料する。
愛宕山・三頭山・朝日峯 桟敷ヶ岳山頂からは一旦京都京北線の公道まで下る。この中央の谷筋を下ってきたのだが、張り巡らされた頑丈な張りの強いネットに妨げられ、下界に降りられず。。。捕虜収容所に収監されていた気分になった。我々二人は見事に京都北山の網にかかってしまっていた。オロシテクレー。なくなく泥まみれになりながら網下をくぐった。
桟敷ヶ岳山頂からは一旦京都京北線の公道まで下る。この中央の谷筋を下ってきたのだが、張り巡らされた頑丈な張りの強いネットに妨げられ、下界に降りられず。。。捕虜収容所に収監されていた気分になった。我々二人は見事に京都北山の網にかかってしまっていた。オロシテクレー。なくなく泥まみれになりながら網下をくぐった。
愛宕山・三頭山・朝日峯 林道が荒れていて痛々しい。ここからさらに下り公道に出た。
林道が荒れていて痛々しい。ここからさらに下り公道に出た。
愛宕山・三頭山・朝日峯 公道に出て数百m南下すると魚谷山へのとりつき林道に出合う。それをしばらく遡ってきた。
公道に出て数百m南下すると魚谷山へのとりつき林道に出合う。それをしばらく遡ってきた。
愛宕山・三頭山・朝日峯 稜線に出ると束の間の晴れ間が出ていた。『束の間』、である苦笑。そして魚谷山登頂。下山に転じる。アズキ坂を目指した。
稜線に出ると束の間の晴れ間が出ていた。『束の間』、である苦笑。そして魚谷山登頂。下山に転じる。アズキ坂を目指した。
愛宕山・三頭山・朝日峯 下山ルートは道が荒々しい。
下山ルートは道が荒々しい。
愛宕山・三頭山・朝日峯 橋渡し。無論、安定要素に欠けており、下りて渡渉した。
橋渡し。無論、安定要素に欠けており、下りて渡渉した。
愛宕山・三頭山・朝日峯 豪雨による倒木。伐採木ではない。痛々しい。
豪雨による倒木。伐採木ではない。痛々しい。
愛宕山・三頭山・朝日峯 アズキ坂からも終始『木漕ぎ』。
アズキ坂からも終始『木漕ぎ』。
愛宕山・三頭山・朝日峯 ようやく滝谷峠到着。ここから北上して芹生峠へ向かう。
ようやく滝谷峠到着。ここから北上して芹生峠へ向かう。
愛宕山・三頭山・朝日峯 芹生峠へ取付く。
芹生峠へ取付く。
愛宕山・三頭山・朝日峯 本山行はじめてのザ稜線。
本山行はじめてのザ稜線。
愛宕山・三頭山・朝日峯 芹生峠から勢龍天満宮まで下る。眼下の看板を見やると『立ち入り禁止』のフレーズが目に飛び込んでくる。これまで禁止のフレーズを目にすることがなかったので意表を突かれた。
芹生峠から勢龍天満宮まで下る。眼下の看板を見やると『立ち入り禁止』のフレーズが目に飛び込んでくる。これまで禁止のフレーズを目にすることがなかったので意表を突かれた。
愛宕山・三頭山・朝日峯 陽が沈んだ。勢龍天満宮からヒノコまでは概ねロード。雨と冷えだした暗闇の並存はさすがにフリースなしでは身にこたえた。ちょうど貴船山や鞍馬山の真北の位置をうろうろしていた。旧花背峠から京都広河原美山線の公道へ出るまでの区間はルートファインディングに随分と骨を折った。例の『木漕ぎ、木くぐり、き、木々またぎ』である。
陽が沈んだ。勢龍天満宮からヒノコまでは概ねロード。雨と冷えだした暗闇の並存はさすがにフリースなしでは身にこたえた。ちょうど貴船山や鞍馬山の真北の位置をうろうろしていた。旧花背峠から京都広河原美山線の公道へ出るまでの区間はルートファインディングに随分と骨を折った。例の『木漕ぎ、木くぐり、き、木々またぎ』である。
愛宕山・三頭山・朝日峯 ヒノコから皆子山登山口のある仲平までは百井川沿いの林道を採用して東進したが、倒木が否応なしに我々を遮る。闇夜の中、くぐったり、またいだり、延々と漕いだりしてゴールを目指す。とにかく雨が難事を助長していた。渡渉地点は潔くジャブジャブ行進して渡った。渡渉前後は各々クライミングが待っている。斜度があり、長期にわたり手つかずの登山道はもはや一般登山レベルではない。大津側のゴール地点にたどり着くころには髪の毛から足の指先までびっしょりと濡れていた。鼻腔も濡れていた。これは視覚と触覚で確認したがどうやら鼻水だった。なによりも無事に3年間登山をまっとうできて、心が躍っていた。
ヒノコから皆子山登山口のある仲平までは百井川沿いの林道を採用して東進したが、倒木が否応なしに我々を遮る。闇夜の中、くぐったり、またいだり、延々と漕いだりしてゴールを目指す。とにかく雨が難事を助長していた。渡渉地点は潔くジャブジャブ行進して渡った。渡渉前後は各々クライミングが待っている。斜度があり、長期にわたり手つかずの登山道はもはや一般登山レベルではない。大津側のゴール地点にたどり着くころには髪の毛から足の指先までびっしょりと濡れていた。鼻腔も濡れていた。これは視覚と触覚で確認したがどうやら鼻水だった。なによりも無事に3年間登山をまっとうできて、心が躍っていた。
愛宕山・三頭山・朝日峯 (備忘録)
3年前に有馬富士に登頂して以来、本山行でちょうど登山3年目が満了。当時がなんとも初々しく見える。3年間で得たものは計り知れない。何よりも健康なカラダを得た。接待とゴルフで腐り切っていた体と精神がきれいに洗濯された。3年という年月は短くもあり、良い意味で、やはり長かった。日本列島にくまなくちる名山を300近く登ってきたことを回想するとどうしてもそう思ってしまう。幸い、次なる目標を、先の3年に見据えることもできた。『3』は不思議な数字であり、好きな数字だ。何事にも節目や設定に大いに活用しやすい。山と出会えたことが奇跡であり、きっかけ、楽しみを注いでくれた人、タイミング、すべてに感謝しか残らない。
(備忘録) 3年前に有馬富士に登頂して以来、本山行でちょうど登山3年目が満了。当時がなんとも初々しく見える。3年間で得たものは計り知れない。何よりも健康なカラダを得た。接待とゴルフで腐り切っていた体と精神がきれいに洗濯された。3年という年月は短くもあり、良い意味で、やはり長かった。日本列島にくまなくちる名山を300近く登ってきたことを回想するとどうしてもそう思ってしまう。幸い、次なる目標を、先の3年に見据えることもできた。『3』は不思議な数字であり、好きな数字だ。何事にも節目や設定に大いに活用しやすい。山と出会えたことが奇跡であり、きっかけ、楽しみを注いでくれた人、タイミング、すべてに感謝しか残らない。

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