根子岳 遭難 救助 活動 2020-11-23

2020.11.26(木) 日帰り

活動詳細

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2020/11/23 根子岳遭難救助活動 【18:00 】 一宮到着 天狗~ロウソクの間のコルより100~200m下部(ウグイス谷)にライトが見える A氏、B氏が21:30~22時に来る 【19:45】 他の捜索隊と合流 打ち合わせ&準備 A氏、B氏には後発隊として来て貰う 【20:30】 登山口へ向けて出発 ライトは同じ場所に見える 【21:00】 入山 ライトの位置(ウグイス谷上部)を目指す ライトの位置が滑落場所なら天狗~ロウソク岩、間のコルから100~200mの間と思われる オリダイ尾根で登る事を決める ガレ場の谷筋に要救がいるなら、暗闇の中で上からのアプローチは落石の危険性が大きいので下からのアプローチを想定 【21:30~22:00】 A氏,B氏が一宮に到着 【22:20】 A氏、B氏(後発隊)入山 【22:30】 オリダイ尾根最後の懸垂下降の下降地点 木登りクライミング、フィックスロープが途中まで ロープを出す フィックスを張って、後続はアッセンダー等ユマールで登る 後発隊の為にフィックスは残置(無線で伝える) ホイッスル、掛け声に返事あり ライトは要求 【23:30】 後発隊からライトの位置と先発隊の位置を伝えて貰う。現在地より50~100mほど上部。要救の声も聞こえる。 【23:45】 現場到着 天狗~ロウソクの間の懸垂下降の下降地点より50m下 付き添いの話では懸垂下降での末端未処理のスッポヌケ 他の仲間2人は通報の為に先に下山 後発隊には最後の懸垂下降の支点で懸垂セットして待機して貰う 【0:00】 死亡確認 【0:20】 下山開始 付き添いの要救1名を連れて ロープを引きフィックスを張る セルフを必ず取って 要救を間に 懸垂下降ではバックアップにロワーダウン 危険な所はA氏B氏に要救を確保して貰いながら 【4:20】 下山完了 下山していた2名の元へ送り 消防へ要救下山の連絡 【6:30】 帰宅 【備忘録】 天狗~ロウソクの間のコルから懸垂する場所を2回に分けて懸垂したと思われる 付き添いの証言 「滑落した人は30mロープだった」 「堕ちて行くのを見た」 「滑落した人が1人で先に行った」 それらの証言から僕らが普段懸垂1回の所を2回に分けて降りてる 滑落した人が先に降りて二回目でスッポヌケたか、支点の木が崩壊したか、掛け変えで失敗したか (※知り合いに確認したが、以前は2回に分けていた、二回目の支点もしっかりした木があるとの事) 付き添いの方が目撃した時の場所は、一回目を降りてる時or一回目を降りた所だと推測される 原因は末端未処理のすっぽぬけの可能性が高い #根子岳 #遭難 #救助

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