活動データ
タイム
09:41
距離
30.6km
のぼり
406m
くだり
404m
活動詳細
すべて見る四国遍路37日目/2020-11-24 高知市内の31番竹林寺、32番禅師峰寺、33番雪蹊寺、34番種間寺を訪ねる。 竹林寺は高知市街地を流れる鏡川と浦戸湾が一望できる五台山にある。中学校の友達、泰ちゃんと初めてデートした場所だ。当時はロープウェイがあった。今は牧野植物園も拡充され人気の観光スポット。へんろ道はその園内を通ると左側が牧野富太郎記念館となる。黙って入ることもできる「不思議なお接待」だ。コンコン山の北側をまいて南門の右側に遍路専用の秘密の出口がある。もうそこは竹林寺だ。 竹林寺はいつも綺麗に整備されている。少し紅葉した石段のプロムナードが清新な気持ちにさせてくれる。右脇に日吉神社の狛犬があり、一方は親駒が子駒を褒める姿もう一方は親駒が子駒を叱る姿となっている。五台山の麓には夢想疎石の遺構と言われる「吸江庵(ぎゅうこう)」や最高した高僧「絶海(たるみ)」の地名も見える。 禅師峰寺は太平洋を広く見渡すことができる。海に関係する人が多く参詣することだろう。 ここから、浦戸湾を渡って雪蹊寺に向かうが、浦戸大橋ルートと渡船ルートがある。種崎から長浜に向かう県営渡船は1時間に1本(各時10分発)しかないので時間の都合によるが、へんろ道ではここしか出来ない体験なのでおすすめしたい。それも無料である。自転車、バイク、徒歩の四人が乗船し対岸へはものの5分で着いてしまう。雪蹊寺へはここから15分だ。 雪蹊寺で同年代の遍路と知り合った。聞けば宿も土佐市高岡の「ビジネスホテル土佐」という。一緒に種間寺により宿まで同行となった。 話しながら歩くのは初めての体験だった。 宿につき、続き話を近くの居酒屋「へんしも」で深めた。活きのいい魚が入った時に店を開くというこだわりの亭主で、魚は最高、土佐ジローのメニューも絶品で肝ニラ炒めやすき焼きをいただいた。 残り二日の行程で結願となる。宿をどこにするか思案するところだ。
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