先週挫折しました(仮称)明神ヶ岳索道の上部にあると言われる、索道鉄塔の探索に再チャレンジしてきました。 一応山に登ってますが、単なる自己満足の記録なので、適当にスルーして下さい。
今日は矢佐芝の登山口から登ってみます。索道のある尾根には遠回りですが、帰りが楽そうなので。目標は昼までに戻ってくる。
見晴台から。丹沢方面は雲の中。
湘南方面も霞んでいます。
見晴台からは塚原林道を、最乗寺方面にリエゾン
塚原林道のゲート。画面奥に見える、大日陰林道へ。
一般車通行止めの大日陰林道に車が。猟師さんのようでした。
ここからは最乗寺コースの登山道を行きます
明神岳見晴小屋
(仮称)明神ヶ岳下部索道上駅跡に到着。先週も来ましたが、も少しよく見てみましょう。
巨大歯車は分割して運ばれ組み立てられたようです。
ケーブルは、完全に木に喰われていました。放置されてからの歳月を感じられます。
搬器の滑車にはKと読める刻印。メーカー名でしょうか? その後の調べで、「ロー式」と言うタイプの搬器らしく、日本では大正時代の貨物索道で使用されていたようです。ケーブルを掴む機構が付いていないので、勾配に制限があり、山間部の索道には向いていません。 やはり、どこかの中古索道を移設したのかもしれません。
途中の水場。神明水。
先週は水が出ていましたが、今日は枯れています。
湘南方面。朝より霞みがとれてきました。
丹沢山塊も雲がとれて、表尾根から大山が見えました。
前回の挫折地点、上部索道06番鉄塔。ここからが今日のスタート。
今回の探索計画。GoogleEarthをじっくり探してみますと、鉄塔が写っているのを発見しました。探索済の上部索道06番鉄塔と結んだ線上に、到達できていない鉄塔があるはず。
もしかしたら鉄塔があるかもと思っていた地点にはなにも無い。索道は、06番鉄塔から谷を渡り、かなり大支間となっていたようです。
登山道の傍らにあった、ちょっとホラーな何か。もはや神か仏かの判別もつきません。
登山道からは判りませんが、この斜面の上に鉄塔があるはず。
!監視カメラ。近づいたらシャッター音がした。すみません。貴重なメモリー領域を無駄に使わせてしまいました。
キタ━(゚∀゚)━!上部索道07番鉄塔
結構埋まってしまっていますね。
森林整理作業地帯を抜けると・・
見えた。上部索道08番鉄塔。これがGoogleEarthに写っていた鉄塔の正体。
何故か沢に片足突っ込んで建てられている。
すんごく高い。なんで谷間に建てたんだろう。もう少し上か下に建てれば半分くらいの高さですんだのではないだろうか。
上部索道08番鉄塔。少し離れないと全体が画面に収まらない。
そしてこれが最上部と思われる上部索道09番鉄塔
目の錯覚か?傾いてるんじゃないでしょうか。
この藪あたりが、上部索道の上駅になるはずだったと思われます。藪の向こうは明神ヶ岳山頂です。
アメダス
何か遺構はないかと探しましたが、コレくらいしか見つけられませんでした。一応鉄塔は全部見つけられたと思われますので良しとしましょう。
薮をかき分け登山道に出ました。ちょうどそこにいらした女性登山者を驚かせてしまいました。もしかして、熊かと思われたか?
先週に続き明神ヶ岳山頂。今日も富士山見えないし。なんか雨降りそうな雲だし。人多いし。早く下ろう。
小田原市街はよく見ます。
その先の湘南方面
昭和天皇が大正天皇の摂政だった時に、ここを通った記念碑。こんなでかい石どうやって運んで来たんだか。
目的は果たせて満足しました。車に戻ります。
見晴台付近まで下ってきました。
無事、予定していた昼までに戻ってこれました。 先週に引き続き、どうでも良い自己満足の世界にお付き合い下さりありがとうございました。