活動データ
タイム
07:43
距離
15.2km
のぼり
1249m
くだり
1249m
活動詳細
すべて見る今回の登った達沢山(1358m)やナットウ箱山(1412.5m)などが連なる、笹子峠を通る甲州街道と御坂山塊に挟まれた山域は以前から気になっていたエリアの一つです。 笹子峠北東側の笹子雁ヶ腹摺山やお坊山は、わりと楽に笹子駅からの周回ルートを設定することができますが、この山域には一般的な登山道が少なく、例えば、達沢山に稜線伝いに歩いていくこうとすると、かなり時間がかかりそう・・と、ハードルの高い山域になっていました。このため、敬遠気味だった山域ですが、中央本線沿いも歩いていないエリアが限られてくると、消去法的に達沢山が私のストックの中でランクアップすることになりました。 具体的な計画を立ててみようと色々調べてみると、公共交通機関を使った場合には、達沢山への主なアプローチとしては、 ①御坂路立沢バス停※からのアプローチ(CT:3時間ほど) ※石和温泉駅で下車し、富士山駅行きの富士急バスを利用 ②笹子駅 or 甲斐大和駅→笹子峠からの稜線歩き※によるアプローチ ※「山と高原地図」では笹子峠〜京戸山間は破線ルート ③勝沼ぶどう駅→蜂城山登山口※からのアプローチ ※「山と高原地図」では蜂城山登山口〜達沢山間は破線ルート などが、あげられるようです。登山ルートがはっきり、CTも短く、日没の早い今の季節では①がベストの選択なのですが、どうやら大半が林道歩きのようでちょっと食指が動かず。 さらに調べてみると、甲斐大和駅から笹子沢川の西側尾根を伝い、達沢山に続く京戸山登山口付近を経由して雲母山、日影雁ヶ腹摺山などを周回して歩いている方のレコがありました。西側尾根については「山と高原地図」にはルート表示はありませんが、甲斐大和駅から笹子峠を経由せずに、達沢山にショートカット的にいけそうという点がとても魅力的、今の季節なら冬枯れで尾根の見通しもよく、下草もうるさくなくだろうということでルートを設定しました。 実際に歩いたルートは ◆甲斐大和駅→大和橋(国道20号線)→<甲州街道(一部旧甲州街道> →笹子沢川西側尾根→京戸山登山口→京戸山・達沢山尾根分岐 →ナットウ箱山→達沢山→<往路と同じルート>→甲斐大和駅 となります。 笹子沢川西側尾根については踏み跡らしい形跡はありましたが、道標などは全くなく、急登や分岐が続く中、目標の尾根を外さないように、GPSで自分の位置を確認しながら慎重に進みます。途中、大きく伐採されたエリアがあり、小金沢連嶺などを一望できるそこからの眺めはとにかく素晴らしく、まるで頑張って歩いてきたご褒美のようで、格別のものがありました。 一方、京戸山登山口からは、「山と高原地図」でルート表示がされているだけあって、尾根に沿って登山道は付けられていましたが、あまり人が歩いていないようで、落ち葉が深く降り積もっており、尾根を激登する中での落葉ラッセル。滑りやすいところもあり、ストックが無いと厳しいように感じました。 アクセス等の詳しい情報は、ヤマレコにアップしています。よしければ↓ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2753861.html
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