斗賀野の岩場。Uno mas

　先週の事。明戸岩でボロカスにやられまして、情け無い思いをした記憶はまだ新しいのです。 　けど、まあ、それがフリークライミングな訳で、悔しけりゃ登って強くなって、自分にケリをつけるしかないのです。 　と、云う訳でその週は1日おきにジムで出来ない課題をメインにひたすら打ち込んで・・・かと云ってそれで直ぐに強く成るわけで無いのだけれど、要は気持ちの問題なのです。 　そして今日は斗賀野の岩場、ここに来るのは15年ぶりですね。エリアはボトムロック。最初に徳が「ダバダ火振10b」アップの積もりが、ど嵌まりしてトップアウト不成。僕が交替して到達点迄はトップロープで、そこからムーブを探ります。何とか此かな？と言うムーブ見つけたけど、"(-""-;）"難しい。ホントに10bかな？ 　まあ、けど、トップアウトしたし、これ以上嵌まると他のやれなく成るし、このルートはこれで終わり。次ですよ次。 　で、次は徳と僕が「十庵の転々11a」Ｉさんが「黒船11b」ですね。十庵は下の方は簡単で、要は最期の5mのボルダームーブが出来るかどうかと言うルートの様です。 　1便目は、探りながら核心部分、基本ガバだけど足が巧く決まらないと腕が保ちません。色々探って結局ヒールフックと左手のロックで解決しました。トップアウトして少し下ろして貰ってムーブのお復習い。 　１時間休んで２便目でRP成功。まあ、登ってしまえばそれ程の事は無いですね。思い切り得意系ですからラッキーでした。 　その後、「１本でもニンジン10d」をマスタートライ。初見なので核心迄のムーブですら探りながらなので結構パンプして、それこら予想通り核心のトラバースはリーチ無いと辛い。テンション掛けながらあれこれやって漸く解決したけど、それ以上ムーブを起こす余力は無くなりトップアウトすら出来ません。うーんっもう今日は止めだと、Ｉさんにヌンチャクの回収お願いしたところ、「もう一回やってみたら？残しておくから」とのことでした。 　「回復するのかな～😅無理じゃね？」と、思いましたが、そうやってテキトーな所で逃げてばかりいたら、何時まで経っても強くはなれないと云うこと、もうそれは分かってる。今日は逃げては駄目なんだよなと気持ちを入れ直して、よーく考えて見ます。 　このルートは10d。ならば核心でも絶望的に持てないホールドなんてのは無いと、其所まで難しいムーブも無いと。 　ならば、少々腕が張っていても、メリハリをつけて登れば、下部で腕を使いすぎなければ登れないことは無いのだと。 　で、２便目。前回苦労して力も使った下部は簡単に登れました。核心迄、ほぼノーミス。レストポイントで休みながら手順をシュミレーションして突っ込みました。トラバースで足を入れ替えて、右手がもう少しでガバに手が届くけど、バランスが悪い。右足フラッギングだけど、これじゃ右手出したらバランス崩すかも・・・じゃあヒールフック掛けて一気に乗り込む。取れた。 　まあ、何とかRP成功しました。うーん何というか、登ってしまえば、どちらのルートにしても、それ程難しいとは思いません。これなんだよな、駄目なのは、本当なら、11aを2撃したなら、ヌンチャク掛かってんだから「黒船」やらないと😅まだまだ、メンタル面 が弱いよな～。