嘉麻峠～二股山

2019年1月に歩いた英彦山への峰入り古道を辿る山旅の後に嘉麻峠から小石原へのルートの存在を知った。 その時のルートは、嘉麻峠から舗装路を歩いて小石原に入っていた。 いつか歩かねばと思いながら随分月日が経ってしまったが、今回ようやくその宿題を終わらすことができた。 嘉麻峠から二股山迄は、行政界の杭を辿る歩きで殆ど尾根上を歩くことになる。 高低差もさほどなく、藪化している箇所はあるが、特に苦労するところはない。 行政界の杭は頻繁に現れて安心感のある目印だった。 二股山から長谷峠の間が伐採地になって実際の峰入り道とは違っているだろう。 行政界の杭を見失い長谷峠迄は独自ルート。 本来は長谷峠に下りる尾根で峠に行くのが正しいのだろう。 長谷峠から行者堂へ。 気が緩んでつい舗装路を歩いてしまった。 また峠付近に戻り、それらしき所から入ると古い境界石がいくつも奥に続いていた。 辿っていくと馬頭観音の祠に出た。 辺りは行者杉の巨木。 この場所は知らなかった。 行者堂で手を合わせ、今回の短い旅は終了となった。 今回はフォローしているポンちゃんさんのブログを参考にさせていただきました。 ポンちゃんの山遊花 峰入り古道　3.5日目　嘉麻峠～行者堂　 https://sanyuuki.exblog.jp/25103860/