活動データ
タイム
31:07
距離
76.1km
のぼり
4919m
くだり
5685m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る熊野古道小辺路を3泊4日で歩いてきました。 前夜に北九州新門司港でフェリーに乗り、明朝9時に大阪南港で下船。マイカーで高野山に着いたのが11時前でした。雨が心配な気配でしたが、とりあえず出発時は大丈夫でした。 千手院橋前バス停から、金剛三昧院入口を経て、大滝口女人堂跡まで、霊域の雰囲気を感じながら歩きました。初日はスタートが遅いので、宿への到着が暗くなるのではないかと心配でした。16.4km、5時間30分の予定行程でした。案の定、大滝集落辺りから小雨になり、とうとう林道タイノ原線に合流した辺りから、雷鳴がして本降りになりました。何とか暗くなりかけた急な山道をヘッデン頼りに大股バス停まで歩きました。そこから1泊目の民宿かわらび荘からの迎えの車で宿に転がり込みました。宿からは近くの野迫川温泉♨️へ送迎してもらえ、温泉でやれやれできました。 2日目からは、お天気に恵まれ、スケジュール通り歩くことができました。今年は中辺路を2回歩いていますが、やはり小辺路は評判通りハードさは際立ちました。4日間歩き通すというのは、最初は不安でしたが、なぜか日を追うごとに体力がついてきた気がします。 季節的には、暑がりの私には最適な時期かなと思いました。紅葉はかなり進んでいて、尾根道はすでに樹々は葉を落として冬支度で、いつ雪が降ってもおかしくない時期だと思います。 水ヶ峰1160m、伯母子岳1344m、三浦峠1145m、果無峠1114m、など4つのピークを越えて、24時間、70km余りの行程で、10kg余りのザックを背負って歩きました。けっこう想像以上に急登、急下降もあり、また狭いトラバース道も多々ありました。 やはり疲労が蓄積する時間帯は慎重に歩かなければと思いました。クマ警告の表示がありましたが、クマは生息するらしいですが、まだ人的被害はないそうです。 冬を目前のこの時期歩くことができて嬉しいです。 次は春にでも熊野本宮大社から高野山へ向けて歩きたいです。ヨーロッパのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路と被る熊野古道はやはり外国の人にも人気があるんですね。今回も何人かの外国の方とお会いしました。
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