瑞牆山

11月の3連休、本格的に寒くなる前のラストチャンスでテント泊登山を画策。北八ヶ岳（青苔荘or黒百合ヒュッテ）、南八ヶ岳（赤岳鉱泉）あたりを考えていたものの、直前に通過予想の寒冷前線が気掛かり。それまで5〜6度で推移していた最高気温がテン泊予定日の予報では氷点下を示すように…。やはり2,000m超は厳しいか…。 急遽立てた代案は、富士見平小屋にテン泊して瑞牆山＆金峰山を狙う案。登山口からテン場まで50分かつ百名山2座を狙えるという好条件に、恥ずかしながら”みずがきやま”という読み方すら知らないくせに行き先決定！ 路駐地獄を何とか乗り越え出発。登山道から見た瑞牆山は、日本のものとは思えない山容で美しさと強さを感じる。とにかく圧倒された。 初日の目標は瑞牆山を踏むこと。幕営後、テン場からアタックザックで臨むも、想像以上の岩登りで体力を削られる。高校生らしき30人ほどの集団に飲まれたくなく、ハイペースで登り続けたことも疲労の蓄積に拍車をかける。 息も絶え絶えに最後の鎖場をクリアし、1時間40分ほどかけてようやく山頂に到着！MyHoneyはまたしても感動の涙を流していた！ 山頂は狭く、そして怖い！高所恐怖症の私は生きた心地がしない…。 雲は多めだが、眺望良し！富士山はてっぺんを覗かせていた。南ア方面は雲が多め。翌日登る予定の金峰山はよく見えたが、この時ほぼ気持ちは固まっていた、翌日はのんびり過ごそうと(笑) 高校生集団より先に下山しようと、早々に山頂を後に。登るのがキツければ下るのもキツい。時々岩に足をぶつけながら、何とかテン場に戻った。MyHoneyとは意見一致、翌日の金峰山はキャンセルしてテン泊を楽しんで帰ることに。 お楽しみの夕飯は、富士見平小屋のオリジナルビールを飲みつつ、MyHoney特製の鍋！冷えた体に染み渡るぅ〜。締めのラーメンまで完璧な流れ！重い食材を背負ってこんなに美味いものを食わせてくれたMyHoneyに感謝☆ 翌日はクラムチャウダーを使ったリゾットで朝食を済ませてテントを撤収、みずがき山荘に向けて下山開始。 途中で見える瑞牆山や南アの山々にシャッター止まらず。雲ひとつない晴天に少しの後悔を感じながらも、景色を楽しみつつゆっくりゆっくり下山完了。 まだお昼、せっかくなので八ヶ岳や南アを眺めながらドライブも楽しみ、小作でほうとうを食べ、日帰り温泉に浸かり、中央道経由で帰宅。 百名山5座目の瑞牆山、最高にステキな山でした！