爆風の竜ヶ岳

　当日の天気予報は、晴れはするが、風がかなり強いという予報。その対策をしっかりとして、スタート。遠足尾根の傾斜が緩くなった辺りの落ち葉のカーペットは、綺麗過ぎてなかなか前に進めませんでした。そしてあの美しい笹原の山頂を目指してP1053を過ぎた辺りからはモロに強風を受け、時折り耐風姿勢を取らなければいられないほどの強風が吹き荒れています。撤退も考えましたが、耐風姿勢を取りながら進めば行けそうだと判断して、山頂へ。撮るものだけ撮って、当初下山ルートとして予定していた表道は避け、風裏側に下る中道で下山することにしました。笹原も終わり、樹林帯まで下ると風の影響はほとんどなく、ポカポカ陽気のなかを下って行きます。途中、登って来られる多くの登山者の方とすれ違いましたが、軽装に加えてGパンで登って来た若者グループには驚きました。その後も、それ以上に軽装の若いカップルにも会いましたが、これが簡単にアクセス出来て登れてしまう、鈴鹿の山々の怖いところですね。