活動データ
タイム
05:59
距離
11.0km
のぼり
990m
くだり
989m
活動詳細
すべて見る四国遠征二日目、今回のメインの目的であった石鎚山へ。 石鎚山は百名山のひとつでありますが、更に日本七霊山のひとつとされていて、霊峰石鎚山とも呼ばれています。何より見た目が厳かで痺れます。 当初は少し天気が崩れそうな予報でしたが、晴れ男のパワーを発揮して前日には晴れ予報に。 三嶺下山後、西条市内ホテルへ宿泊し土小屋へ向かいます。 元々6時台にホテルを出発しようと考えていましたが、朝食が無料でバイキングがついてくるということで、せっかく来たのだから食べるしかない。ということで少し遅らせて7時半に出発。 下山後はぎりぎり閉まるかもしれない時間帯の計画だったため、土小屋に到着してからすぐに土小屋terraceにいきました。今年の7月にリニューアルオープンしただけあって非常に綺麗です。 ここのmont-bellでお土産とバッチ、石鎚山のてぬぐいをゲットしました! てぬぐいは夏のお楽しみにとっておきます。 なんやかんやで計画より少しだけ遅れて10時半前に入山。 二ノ鎖までは非常に歩きやすい整備された登山道が続いていきます。 さすが百名山、四国最高峰ということもあり登山者も多く、危険な箇所は一切ありませんでした。 今回、鎖場は二ノ鎖、三ノ鎖を制覇するため念のためヘルメットを持参しています。 別ルートの成就ルートでは、試しの鎖・一ノ鎖を加えた計四つの鎖場が経験できます。 鎖場を行く方が思ったよりも多く、二ノ鎖では前の方が苦戦されていたので少しだけ渋滞していました。一つ一つの岩肌を手で感じながら、足場に注意を払い一歩ずつ上へ登っていきます。結構高度感があり落ちたら怪我では済まない崖でした。 とはいえ、鎖の足場はしっかりしているので着実に登っていくことができます。 ニノ鎖を登り終えると次は三ノ鎖です。長く長く上に伸びる鎖。個人的にはこちらの方が二よりも登りやすいなと感じましたが、前の方が苦戦していて何度か本当に落ちそうな雰囲気で見ていてかなり怖かったです・・・。 鎖場は両方60m以上あるので思ったよりも長い印象を受けました。 鎖場を終えてついに石鎚山、弥山登頂です!辺りはガスが多く、また風も強かったので晴れてくれることを祈りつつ、とりあえず天狗岳へ向かうことに。 天狗岳までは痩せ尾根が続きますが、事前のイメージよりかはそこまで危険な箇所はなさそうだなという印象でした。道幅もそこまで狭いわけではないので、しっかり歩いていけば天狗岳へ登頂できます。 弥山1,972mに対し天狗岳は1,982m。石鎚山全体の最高峰に位置します。山頂の足場はほとんどないので、交代交代で写真撮影を皆さんされていました。 天狗岳へ向かう途中から少しずつガスが晴れるタイミングもあったりと、写真を撮る環境にも恵まれました。 写真を撮ったあとは、更に奥にある南尖峰を目指します。多くの方は天狗岳まできてピストンで帰られていましたが、せっかくなので全て制覇をします。 天狗岳から伸びる痩せ尾根と岩肌は、見た目は圧巻ですがいざ向かってみると普通に歩けるコースです。ただし、天狗岳までも同様に落ちたら確実に助からない絶壁が北側に聳える尾根道が続くので、滑りやすい靴を履いていたり、岩場を全く経験したことがない方はやめておいた方がいいと思います。 南尖峰はプレートが置いてあるだけで、特にモニュメントなどもないので、あ、ここか。という感じで終わります。ここから振り返ると天狗岳、弥山の二つがぐるりと弧を描くように尾根伝いに伸びていくのが見えて、この景観も素敵だなと感じました。 ここからピストンで弥山まで戻り、昼食をとります。 本日は石鎚山だけでなく、成就ルート側にある剣山と前社ヶ森への登頂も計画していたので、長時間は滞在できませんがゆっくりと味わえるだけ霊峰を堪能しました。 下山ルートをしばらく辿っていくと、剣山に到着します。ここから更に降ると前社ヶ森売店があります。不動の力水が売っているようですが既に閉まっていて、扉も何もなかったので潰れているのかとも思いました・・・。 ここを通り過ぎると、前社ヶ森へ続く試しの鎖が待ち構えています。 本来鎖場はここからだと思いますが、逆ルートのため最後となりました。試しの鎖は角度がかなりきついですが、岩肌が登りやすい形だったのですぐに山頂へ到達できます。 山頂にはお地蔵さんがいて、ここまでの安全と下山の安全を感謝、そしてお祈りをしました。 ここからの眺望は360度見渡すことができ、非常に雄大な四国の山々を拝むことができます。 友人一人はこちらへ来ず、先に下山を開始していたのでちゃっちゃと試しの鎖を降りて下山開始しました。 下山の道中、少しだけ小雨に降られましたがパラパラ程度でこの四国遠征中は全て天候に恵まれ素晴らしい山行を経験することができました。 下山は計画より早く降りられたので、土小屋teracceで笹餅とココアを頂きほっこり。 その後はお待ちかね二年半振りの松山、道後温泉へ。本館はコロナの影響もあり整理券を配布していて残念ながら既に完売していて入れませんでした。翌日別館、椿の湯には少しだけ並んで入ることができたのでよかったです。 本館で写真を撮ったあとは、大街道の商店街をぶらぶらしてから鯛そうめんを「五志喜」さんで頂きまひた。初めて食べましたがとても美味しかったです!鯛めし「かどや」は激混みでしたので、また別の機会に行けたらいいなと思います。 今回の四国遠征では、3日間を一緒にいけたメンバーと堪能できたことはとても良い思い出になりました。また四国にはまだまだ登りたいルート、山がたくさんあると感じさせられました。 またいつか訪れたいと思います。
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