浅間外輪山　黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・鋸岳

約２年振りに浅間山へ行ってきました。 過去２回は積雪期で、無雪期は今回初めて。 ごへいちゃんが何故か以前から草すべりとJバンドを歩きたいって事で、今回は浅間山荘からスタート。 紅葉もほぼ終わりで、木々からは葉が枯れ落ち、空が近く感じました。火山館迄は薪を運ぶイベントがあるくらいで、これといった急登も危険個所も無く、ハイキングコースの様な道ですが、落ち葉フカフカの登山道は冬の訪れを感じさせてくれます。 火山館はトイレ、水場あり。この先は水場もないので、夏場は特に有難いと感じました。 小休止して進むと、草すべりとの分岐が。外輪山を内側から眺め、そこを登る迫力あるルート。草が滑っていく程急登だから、草すべり？以前上から見た時は、積雪期だし、これは下れない・・・と思い、早々に諦めたルートに突入です。 分岐から数名の登山者歩いているのが見え、急登にワクワク。 取付きから急登が始まりますが、九十九折に整備された登山道なので、思ったより急には 感じず。。。カモシカ居ないかぁと見上げる斜面は超急登。歩いているとそうでも無い。なんか不思議な感じですが、整備して頂いた方のお陰で、難なくクリア。難易度ぐっと上がるけど、積雪期、雪が締まっている時期に直登でチャレンジしてみたくなりました。 この日の浅間山。ちょうど2500m付近に雲がいて、南西からくる雲の受け皿に。。。 風はめちゃ強いから雲がどんどん流れてくるのに、一向に顔を出してくれません・・・。 狭い山頂の黒斑山はさっくとスルー。次の蛇骨岳へ向かいます。 蛇骨岳迄は外輪山の稜線で絶壁の横を通る道もしばしば。平坦な道ですが、足を滑らせると真っ逆さま。積雪期は気を使いながらでしたが、無雪期は特に危険は感じませんでした。 途中コースから外れた樹林帯に踏み後が少しあったので、こもも隊長の真似でわんぱくショートカットをすると・・・ 倒木にパンツをひっかけて破くという残念な結果に・・・。 蛇骨岳で少し休憩と思ったけど、予報通りで風がビュンビュン。歩けない程ではないので、先に進みます。程なくして仙人岳に到着。 ここで2年前にあっちんさんに話しかけられて、フォロワーに。あれから何度も一緒に山を歩きました。その出会いの場所。なんだか懐かしいです。 そこから更に外輪山を下って、Jバンドの先、鋸岳まで。以前は看板裏に「ノコノコ」だったのが、「ノコノコっと」になってました(笑)。先端の鋸岳が本日の瞬間最大風速。ごへいちゃんは岩にへばりついて、標識は断念😅風速18m/s。ちょっと体がもってかれそうな風速。15を超えると危険そうだなとうっすら予想してましたが、やはりそんな感じでした。 Jバンドはザレ場の急勾配。岩が降ってきそうだったので、ここでヘル装着して一気に下ります。下ると溶岩石がコロコロの平坦ロード。火山館までカモシカ探しなが進みました。 火山館で管理人さんと談笑して、中で少し暖を取らせて頂き、帰路へ。 帰りもカモシカさんには出会えなかったですが、管理人さん曰く、この辺りには23頭ものカモシカがいるようです。普通は1頭の縄張りが3km位。この辺りは300m位。異常な事のようです。 それでも会えなかった我々・・・。引きが弱い・・・。 久しぶりに訪れた浅間外輪山。草すべりとJバンドは急だったけど、それ以外は登りも下りも緩いハイキング系の登山道。少々物足りなくも感じたので、再訪するなら、積雪期か前掛山が解禁になった時かな。 そうなると一気に辛くなりそうだけど・・・。