今年最後(と思う)のテント持ち山行でした。今年最初から三重獄、おにゅう峠、百里ヶ岳等高島の山々を訪れることが多く、ならば3連休でやれることをやろう、と高島トレイル前半となりました。 このトレイルの特徴として、日本海からの冷たい風と琵琶湖より南の暖かい風どちらも吹く場所なので、今回も寒暖差に翻弄されました。 国境はコミュニティバスで到着。スキー場登りから乗鞍岳、芦原岳へ。乗鞍岳ピーク付近からブナ林が始まり、高島トレイルらしさを実感出来ます。三国岳の湿原、明王の禿、赤坂山と景色の移り変わりが多く、いよいよ初日のメイン、粟柄越~寒風。今回ここは台風並みの風が吹いて耐風姿勢をしながら抜けました。 大谷山を越えると日没との競争。抜土で日没直前ゴールでした。 翌日は道がカイデン無しで識別できるようになってスタート。昨日とは正反対の南からの風。徐々に気温が上がるも、大御影山のブナ林ロードは今回一番の景色でした。大日尾根合流からちょっと上がり休憩。ここから三重獄越えて歩いていると汗が顔に滴って来ました。武奈嶽登り返し手前でお昼ごはん、上に着ていたカッパ(防風)を脱ぐか迷い、残り登り200mだから大丈夫と着たまま登ったのが大失敗。武奈嶽で汗ダク、カッパ脱いでも体温が上がっているので汗が止まらず、風もなく、バテバテで水坂峠まで下りました。 余裕有れば二の谷山登って朽木まで歩こう、お土産買うのに熊川宿まで歩こうなんて考えていた余裕は吹っ飛び、保坂のバス停までなんとか歩きました。 考えてみたら推奨3日のコースで、累積獲得標高は登り2600m、それを2日間でコースタイム20時間弱を歩行時間16時間で踏破、鯖街道よりキツい2日間でした。確かに足の色んなところが痛む位疲弊しましたが日頃のトレーニングにより歩き通せました。更に寒風の強風、大御影山のブナロードを最高の状態で体験できたことが何よりもの思い出になり、感謝です。
スキー場下からスタート
一緒のバスは日帰りの人と自分の2名。
スキー場途中から
上がると国境の山々一望
ブナの隙間から北琵琶湖がチラチラ
ブナ林が綺麗
山頂から琵琶湖。高島トレイルでは竹生島の見える方向が歩くに従い変わります。今は南。
若狭湾も!
ほぼ山頂から国境
乗鞍岳山頂、ピーク一つ目
芦原岳に向かいます。
直前でピンクテープ(美浜トレイル)に従い道間違えしましたが戻って芦原岳山頂へ
鉄塔が興ざめですが若狭湾方向はバッチリ
ブナ林を行きます
黒河峠。ここから道が更にしっかりします。
三国岳登りから振り返り
三国岳山頂を仰ぐ。山頂付近湿原になってます。以前山頂踏んだので今回パス
明王の禿下から
琵琶湖、竹生島がほぼ東に。
明王の禿上から琵琶湖
マキノ高原もきっちり
赤坂山山頂到着。
やっぱり、このピーク抜群です。
風が強くて寒いので直ぐに先へ
粟柄越。風からの逃げ場なし
寒風に向かいます
青空ですが、雲のスピードが速い💦
ブナ林も風と雪で大きくなりません
いよいよ寒風核心部
写真だと暖かそうですが、実際は動画で。
一面ブナ林
寒風登り返し。夕日が近づきます
寒風到着。まだまだ先へ
大谷山への稜線も風強し
マキノのセコイヤ並木が綺麗に見えます。
大谷山。太陽が低い!今日の小浜日没16:40頃なので、あと1時間!
日没と競争ちう。
抜土到着。なんとか明るいうちに到着。
夜中物凄い風の音がしましたが、朝は穏やか
登りはじめて20分で日の出
朝日がブナ林を染めます
大御影山到着。最高のご褒美区間でした。
三重獄が見えてます。ぐるっと回ります。
若狭湾に近い(美浜?)
大日尾根。正面の尾根に取りついて見えているところずっと右から左に歩きます
三重獄が見えているけど近寄らない
大日尾根に上がりました。道は南へ
大日尾根は雑木林で時に赤松も有りますが、三重獄手前から背の低いブナとシダ中心に。
冬は雪深そう。スキー持ってきたい
雲が相当上がって来ました。昼から雨っぽい
北は晴れている。ここからスキーしたい。
三重獄山頂。琵琶湖側は天気悪い
三重獄のブナ林。やっぱり良いねぇ❤️
武奈嶽途中、池とう有り
3枚の食パンを1枚の厚さに圧縮して。学生時代からのパンパッキング方式です。
もうちょいで武奈嶽
ダムからの道との分岐。ここまで3月に来ています。
北は割りと天気良い
武奈嶽到着。思ったより時間掛かったのは暑さのせい。風と寒さ考慮で普段より暖かい服装の為。 ここから速度さらに落ちます。
山上の景色はこれで見納め
高島トレイル南側が見えます
下り終わったと思いきや、急なアップダウンの繰り返し。紅葉が残るということはかなり暖かい
ここ、ちょうど国道の水坂トンネル真上。鯖街道もこの区間山が険しくて苦労したと思う。
水坂峠下りて車道を進み、保坂バス停でエンド。JRバスで近江今津へ戻ります。