鬼ヶ岳から節刀ヶ岳

先週に登った十二ヶ岳に線を繋げようと、今回は鬼ヶ岳側から十二ヶ岳に登り、節刀ヶ岳まで脚を伸ばし鍵掛峠まで廻ってきました。 なかなか危険を伴うルートで、十二ヶ岳から鍵掛峠の稜線間には小規模の岩場や滑りやすい急斜面が多数存在し、小さなピークの登り降りが続くので足に応えました。中でも一番の岩場は十二ヶ岳の直下にある岩場。ここはあやしいロープを使わないと厳しかった。 今回は、途中から山頂部には濃いガスが掛かってしまったが、富士山を望めるスポットが多数あるので、天気の良い日は刺激あるルートと相まって飽きずに歩き続けられるのではと思います。 ・登山道 １）西湖根場浜駐車場から雪頭ヶ岳： 樹林帯の急登です。途中、YAMAPのマップでフィールドメモで道迷いをしやすい箇所が記載されていますが、自分もそこで引っかかってしまいました。ピンクテープを辿るとルートを外れてしまいます。ルートの軌跡でルート上からGPSログが大きく外れている部分です。地形的に稜線を目指して登ればルートに復帰できました。誤ったほうに踏み跡がありますので注意。 ２）雪頭ヶ岳から鬼ヶ岳： 滑りやすい下りの急斜面やちょっとした岩場があります。鬼ヶ岳の少し手前にアルミのハシゴあり。片側が切れ落ちてるので高度感あります。 ３）鬼ヶ岳から金山を経て十二ヶ岳： 十二ヶ岳の手前に小さな岩を超える箇所あり（YAMAPで危険マーク）ここを過ぎると鉄のハシゴを下りキレット部を超えて十二ヶ岳山頂直下の岩場が現れます。 今回のルートのハイライトはココでしょうか。 ４）金山から節刀ヶ岳： 節刀ヶ岳に付く頃は、濃いガスに覆われてしまいました。節刀ヶ岳からは360°開けた展望があるとの事ですが、残念。このルート上には岩場等はなし。 ５）鬼ヶ岳から鍵掛峠：稜線づたいのコースで小さなピークをいくつも超えてゆきます。ちょっとした岩場や滑りやすい急斜面が多数あり、体力を削られます。 ６）鍵掛峠から根場駐車場： この時期、枯葉が道を覆っていて、とても滑りやすいです。急斜面をジグザグに道が切られているので、落石させると登山道を突っ切って下まで落ちてしまいます。林道に出てしばらく歩くと「西湖いやしの里根場」に到着。古民家が急に現れ、多数の文明人と遭遇します。。 ・駐車場（西湖根場浜駐車場） 西湖の西端の根場浜近くにあります。収容台数は20台程度+α。朝6時半ごろ到着で8割くらい駐車がありました。半分は釣り客や車中泊者のようです。 きれいな水洗トイレが設置されています。 下山後、甲府へ移動し、甲府城（舞鶴城）と武田神社を駆け足観光しました。