【庄部谷山・芦谷山】哀れ愛しき山毛欅林。ウィンドファーム計画地では山毛欅の大量虐殺。

2020.11.22(日) 日帰り
uriuri4211
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活動詳細

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敦賀・野坂岳の南西、三方郡美浜町新庄の庄部谷山付近は美しい山毛欅の林が多く、素晴らしい山であると以前から聞いていた。 その山域において美浜新庄ウィンドファーム発電事業という名の風力発電施設の建設計画が持ち上っていると知ったのは今夏の初めごろだったか。気にはなりつつも訪れることは無かった。 先日、ヤマレコの山友yamanekoさんやnaojiroさん達が再訪された。そのレコで風力発電施設を建設する前段階の風力計(風況観測器)がすでに設置されており、それに伴い山毛欅の樹々が切り倒されている現状を目にした。 計画が順調に(?)進むと更に広範囲で山毛欅林は失われ、いずれ幾つもの風車が回る光景に変わってしまう可能性が高い。 そうなる前に、美しい山毛欅が生きている間に、やはり訪れて見ておこうと、本日出掛けてみた。 風力発電施設建設計画については、様々な考え方や色々な立場があろうと思う。 エコロジー、自然エネルギー、化石燃料、代替エネルギー、原発再稼働、環境破壊、環境保護、地球温暖化、森林伐採、人類、開発、豊かな生活、電力会社、既得権益・・・まだまだ他にいろいろなキーワードが思い浮かぶが、私には良く分からない。私的な意見は述べずにおこう。 ただ言えるのは、大好きな美しい山毛欅の林が伐採され失われてゆく光景は、想像するだけで哀し過ぎる。 計画地には切り倒された山毛欅の樹が散乱し、切り株は露わに曝されている。それはまさに大量虐殺で、切断された死屍が放置されたままの墓場そのものであった。 すでに建設済みの風力計は天に突き刺さるかのように聳え立ち、銀色に怪しげな光を放っている。まるで近代的な墓標か、得体の知れない宗教団体のシンボルタワーみたいだ。 この風力計により安定的な風力を得ることが実証されれば、風力発電の設備すなわち風車の建設計画がさらに進むことになるのであろう。 今日は朝から見事な快晴の青空に恵まれたのだが、皮肉なことに終始強い風に吹き付けられる山行であった。 風によるせいだけでは無いザワつきが、心の中から離れなかった。

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てんきとくらす