妙義山ウォーク-麓の紅葉散策

2020.11.22(日) 日帰り
もみ
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里に紅葉が降りてきている。 晩秋だ。 儚くも美しいこの季節をあと少しだけ、 楽しめそうな場所を探す。 前日早く寝たので、今日は早起きした。 東の空には明けの明星だ。 空気はひんやりと肌寒い。 それが星をさらに輝かせている。 バックミラー越しに日の出を見る。 空が橙に染まるころ、お腹が空く。 今日は白身魚のフライとレタスを パンに挟む。 お気に入りの粒マスタードはもちろん パンに塗りたくっている。 それにソースとマヨネーズだ。 ジャンクに思えるかも知れないが、 手作りだとその感がしないのは 不思議だ。 そして、みかんジャムにクリームチーズ を合わせる。 今日の紅葉は叔母から頂いた日本産の 紅茶だ。味は強くはないが後の香りが いい。また貰えたら嬉しい。 今日の始まりは妙義神社から。 歴史を感じさせてくれる趣がある。 人も少ないので、まずは神社を楽しむ。 本殿までは長い階段だ。 途中、鈴虫の鳴くような音が聴こえて くる。 たくさんの風鈴が奏でる音だ。 不規則になる風鈴の音が鈴虫の合唱の それとよく似ている。 静かな朝にとても良い心地だ。 本殿を左手に曲がると中間道という 道がある。今日はここから妙義の山の 麓の紅葉を楽しむ。 始めから中々の斜度のある山道だ。 冷え切った手のひらに血が通う。 それにしても今日の空は青い。 楓の紅い葉が空を細かく刻む。 太陽がまだ低い時間帯だからだろう。 朱の色が太陽の黄と混ざり美しい。 この山の香りは独特だ。 時折、紅茶のような香りがする。 見晴まで歩く。 ここからの妙義の山容はいい。 異国の風景で見たような光景だ。 暫く見入り心を鎮める。 今日見たかったものを見納めた気分だ。 あとは同高度を行き、紅葉の中を歩く。 足元の落ち葉が深くなってゆく。 枯葉を蹴りながら進む足音が秋を 感じさせてくれる。 落葉した楓の色が褪せてきている。 これも寂びを感じさせてくれる。 道の途中少し開けたところで、 ゆで卵を頬張る。 静かだ。今日は風もない。 蜘蛛の糸が無造作に引かれ、輝いている。 ふと、聴き慣れない鳴き声を聞く。 小さく唸るような声。 長居は無用だ。 四阿までの道、紅葉のコントラストに 何度も足をとめる。 今日は時間に余裕がある。 四阿で早い昼食だ。 今日は鮭のにぎりと塩にぎり。 塩にぎりには先日買った蕗味噌を 合わせる。 それに豚汁だ。 食べている途中、ご夫婦が四阿に到着する。 夫の体調が優れないらしい。 盗み聞くつもりはなかったのだが、 朝ごはんを食べ過ぎたらしい。 胃薬の提供を申し出たが、お断りを 頂く。 そんな様子の傍でごはんを頂くのも気が引けた が、昼食は継続させて頂くことにした。 帰路にもう一度、妙義神社に立ち寄り、 無事をお礼をする。 そして、階段脇の風鈴に再度、癒される。 帰りにすぐ近くの道の駅に行く。 下仁田葱が売っていたので購入する。 生だと刺激的な辛味があるらしい。 さて、今晩はこれをどう頂くか。 今日はまだ長い。

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