黒部渓谷・雨島峠・△川東〜竜王山

2020.11.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 15
休憩時間
30
距離
21.2 km
のぼり / くだり
1389 / 1383 m
2 3
44
49
1 4

活動詳細

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讃岐國では季節外れの夏日高温から一転、曇天強風の予報。高所は寒かろう。予てより興味あるも伺う機会の無かった琴南の「黒部渓谷〜雨島峠」へ。谷間で凩を凌ぎ、散策を楽しもう。 R438号線より「前の川」に沿って町道「美合安原線」へ。いきなり道幅が狭く対向に剣呑な空気が漂い、2km地点の路肩に駐車、徒歩で出発す。「山の神」に一礼して上流へ進む。 誰も来ない谷間を流れるせせらぎの音と晩秋の冷涼な空気を楽しむ。2.5km/30分で「黒部渓谷」標柱に着く。至る所に枯葉が厚く降り積もり、その寂れ具合が心地好い、それでも諸処に色とりどりの紅葉が残る。川岸には巨岩層を観る。少し上手に林道「前の川戸石線」標識有り。残念乍ら案内図は完全に錆びて判読不能。徐々に勾配を増す林道を進む。「雨島集落」の廃屋庭先の紅葉/山茶花/南天が美しい。 「笠形山コース」の矢印横には誰かがデポした自転車あり。賢いなあ。10分で峠の保線路に上がる。此処からは笠形と竜王のどちらにも行ける。天候が回復して来たので、距離と高度がhardな方を選択す。登山道の少し下の巻き道を進む。「尾根道」は良く踏まれるがアップダウンあり。一方、「巻き道」は高低差こそ小さいが土石崩れの片斜面化や倒木が悩ましい。地形図を見ては適宜入れ替え乍ら進む。 約2時間で982mピークの三角点「△川東」に着く。ここから標高900m級の爽快な「天空の登山道」を進む。川奥・浅木原からの合流点を過ぎると竜王まで程近い。突如、上方から大勢の騒声が聞こえ、20人以上の過密な大集団と擦れ違う。「道ヲ避ケマス〜コンニチハ〜」等と口々に輪唱の如く叫ぶ必要なし。無言で背中を向けるのが最善では?小生はタオルで顔を覆い足早に走り去る。連休初日の竜王に来るんじゃなかった、後悔先に立たず。阿讃縦走路へ合流、山頂展望台は極短時間で済ます。人氣の無い西龍王「水婆女神社」へ移動、遅い昼食とす。 来た道を戻る。尾根道と巻き道を夫々楽しむ。雨島峠に帰着、石仏に一礼した。此処から笠形方向へ保線路を進み、阿波幹線106番鉄塔を通過、107番北の798m「△樫原」を踏みに行く。峠からの下り、老猟師と黒い猟犬に出逢う。口笛一つで相棒を自在に操る。憧れるなあ。渓谷は朝と日射方向が異なり陰影が深い。距離と活動時間の上限が迫り足早に駆け下り、すっかり日の暮れた駐車地点に帰着した。  (参考)まんのう元気プロジェクト https://mannou.jp/spot/details/?id=151

竜王山(讃岐山脈)・大川山 駐車地点付近の「山の神」鳥居は新しい。一礼して出発す。
駐車地点付近の「山の神」鳥居は新しい。一礼して出発す。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 左方向は林道「花びら線」の標識あり。興味を惹かれるも、右の渓谷方向へ。
左方向は林道「花びら線」の標識あり。興味を惹かれるも、右の渓谷方向へ。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 2.5km進んで「黒部渓谷」の標柱に至る。紅葉には遅く枯葉が厚く積り、寂れ具合が心地好い。
2.5km進んで「黒部渓谷」の標柱に至る。紅葉には遅く枯葉が厚く積り、寂れ具合が心地好い。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 川岸は背斜構造と思しき巨岩層を観る。清流は何段にも小滝となり流れ下る。
川岸は背斜構造と思しき巨岩層を観る。清流は何段にも小滝となり流れ下る。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 誰も来ない谷間を流れるせせらぎと初冬の空気を楽しむ。
誰も来ない谷間を流れるせせらぎと初冬の空気を楽しむ。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 少し上手に林道「前の川戸石線」標識有り。残念ながら後ろの案内図は完全に錆びて判読不能。
少し上手に林道「前の川戸石線」標識有り。残念ながら後ろの案内図は完全に錆びて判読不能。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 勾配を増してゆく林道を進む。
勾配を増してゆく林道を進む。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 陽当たりや温度の関係か、名残の紅葉に迎えられる。
陽当たりや温度の関係か、名残の紅葉に迎えられる。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 谷の紅葉
谷の紅葉
竜王山(讃岐山脈)・大川山 「雨島集落」の陽当りの良い廃屋の庭先では紅葉/山茶花/南天が美しい。
「雨島集落」の陽当りの良い廃屋の庭先では紅葉/山茶花/南天が美しい。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 天候が回復してきた。
笠形山東尾根の鉄塔が青空に映えて美しい。
天候が回復してきた。 笠形山東尾根の鉄塔が青空に映えて美しい。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 笠形山ハイキングコースの矢印から登山道へ入る。傍に誰かがデポした自転車(賢いなあ!)
笠形山ハイキングコースの矢印から登山道へ入る。傍に誰かがデポした自転車(賢いなあ!)
竜王山(讃岐山脈)・大川山 石仏が迎えてくれる。
石仏が迎えてくれる。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 登山道は雨水が流れる為に深掘れがあり、「だいせん道」に似て歩き難いが、、
登山道は雨水が流れる為に深掘れがあり、「だいせん道」に似て歩き難いが、、
竜王山(讃岐山脈)・大川山 10分で保線路に上がる。此処からは笠形と竜王のどちらにも行ける。天候が回復して来たので、距離と高度がhardな方を選択した。
10分で保線路に上がる。此処からは笠形と竜王のどちらにも行ける。天候が回復して来たので、距離と高度がhardな方を選択した。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 保線路を離れ、尾根筋登山道の少し下の巻き道を進む。「巻き道」は高低差小さいが倒木が悩ましい。
保線路を離れ、尾根筋登山道の少し下の巻き道を進む。「巻き道」は高低差小さいが倒木が悩ましい。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 「尾根道」は良く踏まれるがアップダウンあり。地形図を見ては適宜入れ替え乍ら進む。
「尾根道」は良く踏まれるがアップダウンあり。地形図を見ては適宜入れ替え乍ら進む。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 約2時間で982mピークの三角点「川東」に着く。ここから「島の峰」に行けるようだ。標高900m級の爽快な登山道を進む。
約2時間で982mピークの三角点「川東」に着く。ここから「島の峰」に行けるようだ。標高900m級の爽快な登山道を進む。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 阿讃縦走路へ合流、
阿讃縦走路へ合流、
竜王山(讃岐山脈)・大川山 山頂展望台は極短時間で済ます。普段は大川山や琴平、瀬戸内海しか視界に入らないが、今日は「島の峰」「笠形山と鉄塔」を繁々と眺める。
山頂展望台は極短時間で済ます。普段は大川山や琴平、瀬戸内海しか視界に入らないが、今日は「島の峰」「笠形山と鉄塔」を繁々と眺める。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 人氣の無い西龍王社「水婆女神社」へ移動、遅い昼食とす。
人氣の無い西龍王社「水婆女神社」へ移動、遅い昼食とす。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 復路の巻き道 倒木越え
尾根道と巻き道を夫々楽しむ。
復路の巻き道 倒木越え 尾根道と巻き道を夫々楽しむ。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 雨島峠に帰着、石仏に一礼した。
雨島峠に帰着、石仏に一礼した。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 阿波幹線106番鉄塔より天空の「島の峰」を仰ぐ。
阿波幹線106番鉄塔より天空の「島の峰」を仰ぐ。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 107番北の798mピークにある三角点「樫原」を踏む。
107番北の798mピークにある三角点「樫原」を踏む。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 雨島峠は「美合・戸石・笠形・竜王」の交差点
雨島峠は「美合・戸石・笠形・竜王」の交差点
竜王山(讃岐山脈)・大川山 朝とは日照方向が違い、紅葉の印象が異なる。この木は緑、黄色、紅が複雑に混じり、趣深い。
朝とは日照方向が違い、紅葉の印象が異なる。この木は緑、黄色、紅が複雑に混じり、趣深い。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 渓谷へ戻った。朝と異なり陰影が深い。
渓谷へ戻った。朝と異なり陰影が深い。
竜王山(讃岐山脈)・大川山 距離と活動時間の上限が迫り足早に駆け下り、すっかり日の暮れた駐車地点に帰着した。
距離と活動時間の上限が迫り足早に駆け下り、すっかり日の暮れた駐車地点に帰着した。

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