波が高くて船が大島止まり。天気が雨模様でキャンセル。計画しても、計画しても、何故か、なかなか来られなかった神津島。 三度目の正直でやっと上陸できました! 神津島には前浜神津島港と多幸湾三浦港があり、大島と同じく、風向きにより、寄港地が決まるそう。この日は三浦港に到着したので、ちょっと遠くなったものの、そこから歩きはじめて黒島登山口からの登り。 島での山歩き。先週、思いのほか疲れた宮島の事もあり、最初、「やはり海抜ゼロ付近からの登り道で楽ではないかな?」と思ったものの、登山道はつづら折りで、比較的ゆるやかに高度が上がってゆく感じ。高度差の割には楽に感じられました。 天上山は台形型の山で山頂部が広く、森林限界を超えたようなハイマツ帯、低木が茂る樹林帯、壮大な砂漠帯と変化に富んでいました。この日は天気もよく、海に浮かぶ他の伊豆諸島、前浜港周辺の住宅地一帯、どこを眺めても展望が最高でした。 最後に天上山の最高点に登り、帰りは白島登山口への下り。登山口からそのまま、この日の宿、菊乃屋さんへ。 伊豆大島の時も感じましたが、こういった小さな島の宿って接客がとても丁寧な気がします。すぐにお風呂を準備してくださり、ゆっくりと山行の疲れを癒やしました。 計画しても計画しても、来られなかった神津島。一度は今年はもう諦めようかな…なんて思った事もありましたが、なんとか今年のうちに来る事が出来て本当に良かったです。 実はこの山行の翌日が自分の誕生日。またひとつ齢を重ね…新しい年齢の1一年も今回のような楽しい山歩きが出来るといいなって思っています。 それでは、ここまで読んでいただいた方々、有難う御座いました。 伊豆諸島の山歩き、お勧めです!
この日はさるびあ丸が三浦港着だったのでここからスタート!
よし、あの山に登るんだ!
多幸湾の浜辺。海の色がきれいです。
伊豆の島らしく、椿が咲いていました。
ノアザミ。
黒島登山口までの道でカタツムリを発見。
カマキリも発見!
登山口手前でで早々と花を発見。
港から1時間くらい掛かってやっと登山口に着きました。
アキノキリンソウ。
黒島登山口から登りの道中。景色がきれいです。
これはイソギクというらしいです。
ウメバチソウ。
淡いブルーのリンドウ。
この日の最初のピーク、黒島への最後の登り。
千代池。雨の多い時期は水で満たされるそうです。ここのところ晴れた日が続いているので、残念ながらこの日は干上がっていました。
黒島の山頂からの眺め。
この日の最初のピーク、黒島。この展望だけでも満足です。
裏砂漠。ホント別世界です。
裏砂漠展望台。少し遠くに三宅島が見えます。
天上山、展望の良い小ピークはいくつもあります。
不動池。雨のあとに水が貯まるとハート型の池になるそうです。ここのところ、晴れた日が続いているのですっかり干上がってましたが…。
天空の丘から。他の伊豆諸島がよく見えます。
紫が色深いリンドウ。
さて、この日の最高峰に向かいます。
天上山の最高峰!
天上山の最高峰を後にして、白島登山口側に降りていきます。
こういった樹林帯の中を歩く所もあります。
白島登山道は6合目まで車で来る事もできるようです。島に着いてから当日申し込み可能なトレッキングツアーもあるそうです。
朝の三浦港から5時間半ほど。白島登山口に下山しました。
あの山に登ったんだなぁ〜。山歩きの後に山を眺めると、いつも感慨深いです。
この日の泊まりは菊乃屋さんです。ご主人がにこやかで親切で気持ちよく過ごせました。
これは下山後ですが海に沈む夕日。きれいです。
先日の夕刻は夕日に染まっていた海。朝の風景は光の加減で右の岩に穴が空いた様に見えます(実際は空いてません)
帰りの港で見つけたのですが、白島6合目まで車での送り、ガイド付きのツアーもあるみたいです。
帰りの船がやってきました。帰りは到着した多幸湾三浦港でなくメインの前浜港でした。お土産屋とかに寄る事が出来て良かったです。
この活動日記で通ったコース
黒島登山口〜白島登山口|天上山- 縦走コース
- 03:26
- 5.7 km
- 544 m
- コース定数 13