石鎚山

朝の６時半に土小屋駐車場に着いた時には引き返そうと思うくらいゴオゴオとガスガスの冷たい風が勢いよく辺りを吹き付けていました。よく有る周囲は天気が良いのに湿った強風が山に吹き付け延々と雲が湧き続ける現象です。夏場は水蒸気が気持ち良いのですが冬場は地獄です。実際しばらく待って引き返したのですがそれでは何のために四国まで遠征してきたのかわからなくなるためすぐにUターンして駐車場に戻りました。 もはや景色など求めません。そう、ここは石鎚山。昔の修験者のように修行するのみです。強風と冷たい水蒸気が身体を冷やす中、気合を入れ直し久々の完全装備で歩を進めました。 結果、頂上が近づくにつれ次第にカラリと晴れ渡りました！強風は続きますが完全防備のため寒くなく素晴らしい景観を拝めました！ 頂上付近は霧氷が覆って素晴らしく輝いていましたが、そのかわり天狗岳は断念せざるを得ませんでした。北側の雲海、南側の山岳重畳を目に焼き付けた後、感謝の念を持って帰路につきました。ありがとうございます！