大學散歩-2020-11-19

2020.11.19(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 15
休憩時間
18
距離
1.6 km
のぼり / くだり
1 / 1 m
1 15

活動詳細

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休みという今日は、朝の陽射しを布団の中で久しぶりに浴びた。 いつもは日の出より早く目覚めて日の出とともに仕事場へ向かう。 家族が一様に身支度を済ませて仕事場へ向かって行った様である。 リモート授業中の次女だけが未だ眠りの中にいる。 彼女は夏休みまで、高い学費を支払った後、学校へは健康診断、教科書の販売等、数日のみしか大学へ行ったことがない。。。 今年の学生は誠にかわいそうである。 自分たちが学生時代のころと全く様変わりしたコロナ禍の学生生活。 自分は横浜で青春の一ページを綴ったが、そのころはみなとみらい地区などが造り出される途中だった。 親に頼らずバイトをしながら自力で学費生活費を稼ぎ、仲間と楽しく飲み食いした事が、どれだけ今の自分の誇りになったことか。 そんな彼女は朝ドラが始まる頃でもまだ眠りについている。。。 確か昼から大学で初めての講師との話し合いと聞いていたが? このままでは、夕方まで眠っていそうなので、思わず声をかける。 「おい、昼ご飯の時間になっちゃうよ!?」 自室から「うーーーーん。」という声。 まあ起きるか・・・。 本来なら山に行きたいところではあるが、致し方ない。 今日は次女の運転手を仰せつかってしまった以上、我慢する。 本当なら今頃吾妻山あたりに・・・。 やっと起きだし、朝食を済ませた次女を車に乗せ、宇都宮まで一走り。 着くや、彼女は校内の教室がどこにあるか書いてあるガイドブックを片手に、初めての講師とのお話し合いに向かった。 教室の場所もわからない彼女たちは、本当に大学生と言えるのか?ふと思った。 キャンパスでサークル活動や、図書館通い、教室での他愛もない会話。 そういったもの全てが今は停止している。 成長過程において、大切なものを失っているように感じる。 そんなことを思いはせながら、待ち時間があるので、ここでカメラ片手に私は怪しい人ではない雰囲気を醸し出しながら、校内を散策。 秋が訪れた宇都宮の校舎をしばし堪能した。 今日は本当に過ごしやすい穏やかな小春日和。 小春日和は冬の季語。 まさに春のような街中であった。 里にはようやく秋が訪れ、寒い冬が足音を忍ばせてくる。 校内の銀杏並木には銀杏のあのなんとも言えない香りがただよい、熱燗でも呑みたくなる。 のんびりと秋を楽しめた一日でもあった。 彼女に早く通学できるように切に思わざるを得ない。

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