四国遍路/松浦武四郎の軌跡を辿る(22番平等寺〜23番薬王寺)

2020.11.18(水) 日帰り

活動データ

タイム

08:56

距離

28.2km

のぼり

691m

くだり

704m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 56
休憩時間
1 時間 48
距離
28.2 km
のぼり / くだり
691 / 704 m
2 12
1 37
2 7

活動詳細

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四国遍路31日目/2020-11-18 18日ぶりに再訪した平等寺門前の民宿「山茶花」を朝6時30分に立ち、アスファルトの道を快調に足を進めた。同宿の出利葉さんは国道55号線を選択し先を急ぐという。 松浦武四郎は「田井村」を通っているので海岸通りを選んだ。 由枝坂峠を越えると田井の浜となる。 田井の浜には海水浴シーズン限定の臨時駅がある。降りればもうそこは海が広がる。当然ながら線路は砂浜に並行して走る。程なく木岐から海岸のウバメガシの魚つき林に沿ったへんろ道となる。数時間アスファルトを歩くと足先がへたってくるが土道は優しくマッサージしてくれる。 和顔施のお接待をうけたのはこの「木岐のへんろ道(俳句の道)」だった。「高知の言葉が懐かしい。長男は高知医科大を卒業し医者として高知で勤務している。次男は難病で先だって亡くなった。遍路道の整備やお接待を数十年やっている。」という。数十年前に木の納め札を持った高知の遍路さんに再会したいが名前も聞かなかったので探しようがないという。皆それぞれに事情があるものだ。次男さんの追善供養を次の札所の薬王寺でするので名前はと聞くと「灘」だという。しっかりご祈念いたしました。 薬王寺の手前に「白い灯台」という温泉ホテルがあったのでコーヒータイムにしたついでに「泊まれますか」と聞くと、OKでGOTOの手続きもしてくれるとのこと。宿を予約し荷物を置いて23番薬王寺への「打ち戻り」となった。 薬王寺の本堂の横に鎮守社があった。扁額もなく社名がわからない。納経所で聞くと白山大権現という。山号は医王院なので皆さんの病気平癒をしっかりご祈念しました。お接待の山茶花・特大おにぎりを参拝後にいただいた。薬王寺の門前は若者の街になっていた。ゲストハウス、こだわりの中華そば屋、手仕事の小物屋、おしゃれなカフェ。おじさんは中華そば屋に入っておにぎりの別腹として小の醤油中華そばにした。チェックインが15時30分というので時間調整に美波町図書館に立ち寄った。 美波町には「由岐」「木岐」「牟岐」と「岐」の字が多い。岐(くなど)の神は悪霊が集落に入るのを阻む神、道中安全の神であるが、ここの岐(き)は城の柵(き)であり、海岸城砦として海部氏が住む湊村を意味すると郷土資料に書いてあった。 当日、前日では宿の手配がだんだん難しくなってきた。先を読んだ早めの予約に切り替えよう。明日は人気の宿である「はるる亭」が取れた。それもGOTOだ。これから長ーい海岸線を歩くことになる。3kgしまった身体を前に進めよう。22日には南国について山本Drに会いたい。

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