活動データ
タイム
05:55
距離
26.3km
のぼり
1415m
くだり
1359m
活動詳細
すべて見る『八十里越』…雪深い奥会津~越後山脈という土地柄、年々荒廃が進み、訪れる度に難易度を増す旧街道です。 私の登山の原点とも言える八十里越…通い始めて足掛け20年、山行回数は既に二桁に達しています。 仙台人・新潟人のハーフと言う事もあり(笑)、難ルートながらも訪れたなら魂が歓喜してしまう、人生をちょっとだけ後押ししてくれる様な…そんな場所です。 昨年は踏破後の体力に自信がなく、会津朝日岳&蒲生岳を登山し済ませましたので、2年ぶりの八十里越です。 時季的にそろそろ夏装備では限界の季節となるので、毎週現地天気予報とにらめっこ…昨日ようやく休みの日と好天予報が噛み合いました。 今年は懸念要素である、踏破後スタート地点まで戻る行程に対して、秘策を持っての山旅となり、楽な気分で臨む事ができました。 そして、八十里越を訪れる際は毎回(何度かお世話になっている)大雲沢ヒュッテさんのHPやブログで現地情報を仕入れさせて頂いています。 今年は11月初旬に大雪が降り、浅草岳などは冬山仕様でないと登れない旨の情報を得ていました。 八十里越はピークハントではないものの、最高標高が1,000m近くあります。ですので、ある程度の積雪は覚悟して入山しました。 予想どおり途中から雪道が多くなり、特に八十里峠からは長い雪山行となりましたが、流れる風は奥会津特有の心地よい風、目線を上げれば晴れの青空、季節外れの小春日和の中、今回も心に残る八十里行となり、身も心も満たされた山旅となりました。 ※幕末の動乱期を駆け抜けた長岡藩家老・河井継之助を描く、八十里越を題材とした司馬遼太郎の名著「峠」が映画化された(今年公開予定でした)『峠~最後のサムライ~』、コロナ禍により二度延期の上、2021年6月公開されるそうです🎬 ※※タイムは参考になさらないで下さい。また、初めての八十里越は道間違いし易く危険個所もありますので複数での入山を推奨致します。
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