鎖場祭り！　両神山　八丁尾根　上落合橋登山口

岩場練習の為、奥秩父の両神山を八丁尾根から登って参りました。 事前に自分が調べた限りでは、現在八丁峠側から登る為には、国道140号から入った所の上落合橋駐車場からのみとなるそうです。（道路崩落による通行止めにより） こちらにはトイレが無い為、前泊は近くの他の場所に泊まりました。 6時前に到着事、前着は5台程でしたが、用意していたらすぐ満車状態に。 （キャパは上落合橋上側に10台、橋下に5台程度となります。その他路肩にも停められると思います。） 他の登山者につられ、登山口より何故かヘルメットを装着して山行開始。 実際には1時間弱登った所にある八丁峠まではメットは全く必要ありませんでした。 （ヘルメットは、転倒、滑落へのリスク回避は勿論ですが、このコースは様々な技量の方が多い印象の為、落石予防の為に必携だと思います。） 鎖場は八丁峠〜東岳間に多数あります。 登山口〜八丁峠、東岳〜両神山山頂間は、普通の山道です。（両神山山頂直下に少しだけ鎖場があります。） 鎖場の多さ（往復50本以上）で知られるこのコースですが、今回の私達のテーマは鎖を出来る限り使わない事でした。 実際登ってみて、垂直やそれに近い岩場も多く、思っていた以上の難易度と感じます。 しかも今まで登ってきた中でも随一の岩場の長さです。 さすがに奥様は難しいかなと思いきや、なんと往路では二人共全く鎖を使わずに両神山山頂に辿り着く事が出来ました。 奥様に関しては、先日の五条岩での悪戦苦闘が完全に身になっていたと感じました。 少なく共、以前迄は鎖無しで岩場を登り下りするスキルはありませんでした。 （復路では疲労の為、難しい下り等で使ってしまいました。。） 両神山山頂は人も多くスペースも少なかった為、昼食は東岳で取りました。 展望も良く、静かな為オススメです。 この日は晴天で景色もとても良く、何より長い鎖場がいつもとは違った刺激でとても楽しい一日になりました。 看板に書いてある通り、初心者や岩場が苦手な方にはお勧め出来ませんが、関東近郊で岩場がかなり楽しめるとても良い山だと思います。 上の方の紅葉はほとんど終わっていましたが、下の中津峡の紅葉が見頃で、お散歩して帰りました。