活動データ
タイム
04:46
距離
5.9km
のぼり
701m
くだり
701m
活動詳細
すべて見る五台山は先冬の「冬の丹波里山巡り」シリーズで登る予定にしていた山なんです。 五台山か粟鹿山か迷った末に、五台山に登るつもりで家を出発。ところが気が変わって急遽予定変更!結局粟鹿山に登るも、完全に積雪量を読み間違え、膝上までズボズボのツボ足で無念の撤退…(>_<)お恥ずかしい限り… https://yamap.com/activities/5602103 その後、新型コロナウィルスの感染拡大により、五台山へ行く機会を失ってしまったのです。。。 これは五台山に対しても、大変申し訳ないことをした…その思いはずっと胸の片隅にありました。 だからこそ五台山に登るときは、最高の季節に絶好のコンディションで登りたい!そう考えていたんです。 では五台山が一番映える季節はいつなんだろーか…? 丹波の一番いい季節…それは何と言っても秋でしょー!(^^) 丹波黒枝豆(篠山だろー!というツッコミは一旦置いといて)に丹波栗、そして丹波には紅葉スポットが沢山あるんです。お隣の青垣町には、丹波地方随一の紅葉の名所、高源寺があります。五台山からはすぐ近く。 そうだ!秋の一番いい時期に五台山に登って、下山したら高源寺に移動して紅葉狩り!秋の丹波満喫スペシャルデイ企画なんてのはどーだろー? それからは毎日、高源寺の紅葉見頃情報をチェック。いよいよ見頃になりました!天気予報もバッチリ晴れマーク!よし、五台山に出発*\(^o^)/* 今回は岩瀧寺を起点に五台山へ登り、下りは小野寺山、鷹取山、美和峠を経て岩瀧寺に戻る、時計回りの周回コースを歩きます。 駐車場に到着した時点で、鮮やかな紅葉に目を奪われる。6:50に到着で惜しくも3着(>_<)どうやら先着はカメラマンのようですね。昼間は観光客で賑わうでしょうから、早朝に紅葉の撮影に来ているようです。 準備を済ませ7:10に出発。まずは岩瀧寺でお参りと散策。山間のこじんまりとした尼寺。質素な堂宇に、数は少ないですが鮮やかな紅葉が映えます。 文殊菩薩の横のゲートを抜けて、石畳の階段を上り詰めると浅山不動尊です。巨岩の巌窟に不動明王が祀られていますが、これが岩瀧寺の本尊になります。 物音ひとつない静寂…岩窟の奥に佇む不動明王は薄暗くてよく見えないが、そこはかとないエネルギーというか、凛とした存在感が暗闇の中から押し寄せてくるようです。しっかりとそのパワー、いただきます。合掌。 浅山不動尊のすぐ先が登山口になるんですが、ここからが大変!もう道がさっぱりわかりません! というのも、この辺りは過去の豪雨災害の影響で、崩落やら土石流やら、かなり荒れてしまったんですね。さらに治水のための堰堤工事で、登山道は臨時に臨時の上塗り、迂回に迂回の重ね塗り状態(^_^;) 堰堤工事は終了していますが、登山道は未だ臨時登山道のままなので、とにかくわかりにくいです。 この辺りの詳細は画像のキャプションをご覧ください。 ただこれだけははっきりと書いておきます。経験の少ない初心者の単独入山は控えた方がいいです。登山口近くだし遭難なんてことはないと思いますが、道なき道を行けば滑落の危険性もある。ある程度経験ある私でも、道を探してかなり徘徊したので、そんなにイージーな場所でないことだけは確かです。ぜひ経験者同伴でお願いしますm(_ _)m 登山口からは足場の悪い岩場の急坂を登ります。上り詰めたら大きな岩がありますのでぜひ登ってみてください。胸のすくような大絶景が拝めます(^^) 大岩のピークを越えたら、今度は激下り!(>_<)こちらも足場はよくありません。要注意! 下り切ったら開けた沢に出ます。右には完成したばかりの真新しい堰堤。 この堰堤あたりもルートがちょっとややこしい。画像のキャプションでご確認ください。 堰堤の先は沢沿いを登って行くことになりますが、まだまだ道はわかりにくい。足場の悪いところもたくさんありますし、何度も何度も沢を渡ります。 ただ最近整備していただいたであろう新しいピンクのマーカーが、かなりたくさん付いているので、あれ?と思ったらマーカーを探してください。もうマーカー頼みです(^_^;) 沢を離れて植樹帯に入って行くと、ようやく里山らしい登山道に落ち着きます。時折急登もありますが、基本的には山肌を斜行しながら登って行くのでそれほどキツいシーンはありません。 小峠から尾根筋を登り、縦走路の稜線まで来れば山頂はもうすぐそこです。 この稜線も中央分水界なんですね。五台山は中央分水嶺。ここ丹波市は日本一標高の低い中央分水界(谷中分水界)の通る場所でもあるんです。 https://yamap.com/activities/5538076 9時ちょうど、紆余曲折を経て五台山山頂に到着です*\(^o^)/*散策や徘徊を省くと、登山口からはおよそ1時間20分ほど。 いい山頂ですよ!近所の気持ちのいい公園みたい(^_^;) ふかふかの落ち葉に文殊菩薩像、三角点、ベンチに展望テラス…このテラスからの展望が素晴らしい!氷上や青垣が一望できます。 本当に心地よい落ち着く山頂です(^^) 少しだけ休憩したらお隣の小野寺山へと向かいましょう!展望も良いようです(^^) 五台山山頂から一旦下り、登ってきた道を横目に見ながら、そのまま稜線を真っ直ぐに進みます。穏やかに登り返すと小野寺山に到着です*\(^o^)/*五台山からはすぐ。10分ほどでたどり着きます。 あれ?展望はそれほどでもないな…(^^;)木々の間から福知山方面が覗けるだけです。 ただ冷たい風も凌げるし、小広場ですが丸太ベンチもある。高い高い青空もある。今日はここで早めのブランチにします☆ 相変わらずたっぷりと休憩したので、次は鷹取山へと向かいます。 小野寺山からはかなり厳しい下りが続きます。ロープ場なんかもありますが、注意して下れば大丈夫です。 鷹取山への登り返しが、今日一番の厳しい上り!かなりの急登になりますが、距離も短いし気合で乗り越えましょう!(^^) 上り詰めたら鷹取山に到着です*\(^o^)/*小野寺山からおよそ35分。別名氷上槍って言うんですね。そりゃ急峻なわけだ、槍ですから!(^_^;) この山頂には香良の三角点があります。ベンチのある小広場。ここからの展望も抜群です! 鷹取山からさらに15分ほど下ると美和峠に到着します。ここで分岐を右に進む。 美和峠から先は豪雨災害の爪痕が色濃く残っています。流された倒木や土石がたくさんありますし、崩落箇所を横断して進むところもあります。 崩落箇所は地面も緩いですし、足場も悪い。かなり危険です。慎重に進むようにしてください。 美和峠からおよそ30分で、無事に登山口まで降りてきました(^^) 浅山不動尊から下る階段の右手に、丹波の名瀑、独鈷の滝があります。なぜか上った時には全く気づかなかった…なぜだろう…?(^^;) 落差20m、真っ直ぐに流れ落ちる様が美しい滝ですね☆ その後、もう一度岩瀧寺にお参りをして、11:55駐車場に戻りました。 先に山の感想を書きましょう。 登山口周辺はとにかく道がわかりにくいですが、後半は里山らしい落ち着いた山歩きが楽しめますし、どの山頂も展望がよく心地よい印象です。 それにしても丹波の山並みは美しいですねー(^^) 岩瀧寺に浅山不動尊、独鈷の滝…見所もたくさんありますので、ぜひ一度歩いていただきたい山です。 くれぐれも道迷いにご注意を! さあ、高源寺に移動します! 普段なら15〜20分ほどの移動なんですが…いや、予測はしてたんですよ…ただ予想をはるかに超える大渋滞!(>_<) 高源寺まで残り1.7kmでビタっと止まって、そこからお寺までなんと1時間15分!!これにはさすがにマイッタ!(~_~;) 14時に高源寺に到着。丹波随一の紅葉の名所は、車も多ければ人も多い!ですが境内に入るとそこには素晴らしい紅葉の風景が広がっています。 高源寺の僧が中国から持ち帰った天目楓というカエデが、色鮮やかに境内を錦に染め上げています。特に多宝塔辺りは本当に絵になる風景。大渋滞を乗り越えてでも訪れる価値のある素晴らしい紅葉でした(^^) いやー、いい一日でしたね☆まさに秋満喫でした(^-^) 五台山にも申し訳が立ったというものです。 実は先週、仕事中に左膝を負傷してまだ痛みが残っている状態で…今日もサポーターでガチガチに固めて歩いたんですが、なんとか歩き切ることができました。下りの後半は少し痛みもありましたけど…悪くならないように、無理せずのんびり歩きたいと思います。 来週の連休は…天気と体調次第ですが、未踏の地、広島の山へプチ遠征してみようかと考えています。晴れるといいなぁ☆
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