「のうなっとっ。」 今回の山行で忘れられない言葉だ。 これが何を意味するかは、後ほどにして、今回の活動を記すことにする。 昨夜は山口からの恩師を招いて久しぶりの祝杯。昔の話に花が咲いた。 奥さんからは、 「週末ごとに飲み会よね。飲み過ぎないように。」 と釘を刺される。確かに・・ (笑) 80を過ぎても、はっきりと語られる恩師の姿に元気を頂いた。 同席した山仲間のノボさんに 「明日 山に行きます。」 と宣言していたのもあって9時過ぎには帰宅。「あら、早かったね。」とちょっと褒められた。 朝4時半に目覚めるも、まだ体が重い。6時過ぎまでもう一眠り。 今日は・・・脊振山系の金山か浮岳かと悩んでいた二つの山のうち、二週間前に登山口まで行ったものの、雨☔️で断念した浮嶽(浮岳)へ。 七山地区はこんな山奥なんだなと改めて感じながら、朝焼けの中を進む。前回雨降る中で見落としていた色々な景色を見ることができ幸せな時間。 登山口から急登を。巨大な花崗岩があちこちに。 また、植林地帯の中でこの浮岳南登山道は広葉樹の自然林が残る唯一のルートだと言われるくらい落ち葉🍂も多い。どんぐりが多いのもアカガシの大木が多いからだなと感じながら。 糸島の二丈岳 十坊山 に続いて浮岳登頂を果たし、脊振山系の西はほぼ完登できたことを嬉しく思う。 ヤマップメモ📝にあった展望岩まで足を伸ばす。 いやはや、その絶景たるや。 ゆたっと横になり、コーヒーをすすり、眺望にうっとりと。 あー何という幸せタイム。 自然林の登山道を歩く清々しさと共に遠くまで広がる海と空の青さに心の中が清らかになっていくのを感じた。 さて、 冒頭の「のうなっとっ。」の 解明は・・・ 写真の説明の中で記すことにしたい。
筑紫富士の別名があるほど、円錐形で美しい浮岳。古くから航海の目印とされていたとのこと。いよいよ登山の時が来た。
二週間前に登山の予定が、あまりの雨で☔️周りも霞むほど。断念してリベンジには最高の朝。
南登山口
落ち葉の中を登る。広葉樹の自然林。二週間前ならまだまだ紅葉も楽しめただろう。
花崗岩の巨岩があちこちに。
落ち葉で足元が滑る。それにしても急登。牧の山を思わせる。息が上がるが、それもまた嬉しい。
どんぐり(°_°)が沢山。アカガシの大木があちこちにある。
巨岩を支えているのか、かわいい❤️
御神木を思わせる杉の大木。雷で上部が倒れたようだ。
それにしても大きい。樹齢120年以上だそうな。
縦走路に出た。
避難小屋もある。と思っていたが、後で調べると信仰者のためのおこもり堂らしい。浮岳神社⛩上宮もある。朝から10名ほどの方々が境内を掃除しておられた。
浮嶽(浮岳)山頂
空は最高。
玄界灘を見下ろす。写真だと分かりにくいが、遠くの島も見ることができる。海からこの山は目印になっているんだな、円錐形の美しい山が見られるんだろうなと想像を巡らす。
ヤマップメモ📝に記された展望岩を目指す。
植林地帯。昔の方々が、未来を思って植えられて来たんだな。朝日を浴びて美しく輝く。
大岩展望台
展望岩の上に立ち
パノラマ撮ってみた。
今日は海も静か。
コーヒータイムにしよう。何と贅沢な時間。
コーヒー☕️香りが漂う。
至福のひととき。
風景独り占め。
雲もゆっくりと流れ、この場所だけ時間が止まったようだ。
岩の上に寝っ転がってみた。 あー幸せです。 お礼をして出発。
こうした巨岩が重なりあってできた展望岩。噴火で出没した岩が奇跡的にこんな風に。自然の凄さを改めて感じる。
広葉樹の落ち葉
記念の木札・・・なーーーい。残念だが、またの機会に。 清掃🧹されている方々がいらっしゃったので、今一度確かめる。と、ここであの言葉が。 「のうなっとっ。」 いやあ、九州の方は分かるだろうが、それ以外の人が聞いたら何だ何だ? ノー納豆? (笑) 標準語で言うと、 「無くなっている。」 ということだが・・・ 方言は・・・いい。
御神木地帯。
下り坂は滑り降りるようだった。雨の日は難しかっただろう。今日もいい汗💦いい朝だった。
帰り道に見つけた紅葉🍁 ありがとう。