峰入り古道縦走 岳滅鬼岳・岳滅鬼山・宝珠山・釈迦ヶ岳

2020.11.14(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 43
休憩時間
2 時間 29
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1148 / 1029 m
14
1 57
36
5
48
13
56
22
32
1
28

活動詳細

すべて見る

昨年夏、大日ヶ岳を皮切りに始めた「峰入り古道」歩き。 大日ヶ岳、釈迦ヶ岳、宝珠山、(浅間山)、岳滅鬼山、岳滅鬼岳、猫の丸尾、鹿の角、そして、英彦山南岳、中岳、北岳より高住神社へに至る修験の道の網羅を計画。 1年以上掛かりましたが、今回の登山にてコンプリート。 今回は、しゃくなげ荘からスタート、岳滅鬼峠より岳滅鬼山経由で釈迦ヶ岳に至る峰入り古道縦走、斫石峠へ下る13kmのルート。 宝珠山と釈迦ヶ岳の二座が目的地。 斫石峠へ下山後、レポではカットしましたが、その先、ロード14km(斫石峠→彦山駅→しゃくなげ荘)都合27km13時間の行程(車にたどり着いた時はヘレヘレ😁)となりました。 大日ヶ岳より先の「峰入り古道」を全て歩いた結果、難易度(個人的見解)ランクをつけてみました。 No.1:斫石峠鞍部から釈迦ヶ岳へ至るルート No.2:岳滅鬼峠から猫の丸尾に至る稜線(YAMAPルート表示なし) という結論です。 岳滅鬼峠から岳滅鬼岳へ至る難所は有名ですが、No.1、2に比較すると、レベルが違う気がします。 釈迦ヶ岳斫石峠ルートは、英彦山系では、南岳四王寺の滝ルートと並ぶ難易度と思います。 岳滅鬼山は、筑前岩屋からのアプローチ(ピストン)は、比較的楽に登る(下る)事ができます。ただし、浅間山経由にしない事。浅間山は、岩屋側からのアプローチは、(柔らかい土斜面の)激登りとなります。浅間山登山時、ウェットコンディションでしたが、一歩ずつ靴を地面に蹴り込んで登る場所が結構ありました。ただー、谷コースは立ち入り禁止、展望台コースは、「滑り台」状態で稜線(峰入り古道)へ出るのも楽ではありませんが、展望台コースの方が少しはハードルが低そうです。登るなら、岳滅鬼山側からアプローチし、戻った方が楽に登る(下る)事が出来そうです。 (注釈)レポ中に時々現れる「ドッペル爺」とは、無茶をしようとする自分をいさめてくれる第2の人格として、心の中の声として三人称で登場させているキャラです。

英彦山 鬼杉分岐通過。
鬼杉分岐通過。
英彦山 落葉の絨毯。明るいと、綺麗だろうな!
落葉の絨毯。明るいと、綺麗だろうな!
英彦山 猫の丸尾分岐。今日は右に曲がり、岳滅鬼峠を目指す。
猫の丸尾分岐。今日は右に曲がり、岳滅鬼峠を目指す。
英彦山 岳滅鬼山分岐。左に鋭角に曲がる。ここまでかなり長いので、この標識確認するまでは、ひたすら、林道を進んでください。
岳滅鬼山分岐。左に鋭角に曲がる。ここまでかなり長いので、この標識確認するまでは、ひたすら、林道を進んでください。
英彦山 以前より、崩落が進んでいるようです。
以前より、崩落が進んでいるようです。
英彦山 この標識を確認するまでは、林道?を進んでください。
この標識を確認するまでは、林道?を進んでください。
英彦山 岳滅鬼峠へ向かう道です。直進すると、沢がありますが、その手前左の尾根を登ります。
岳滅鬼峠へ向かう道です。直進すると、沢がありますが、その手前左の尾根を登ります。
英彦山 尾根頂点を進めば、迷う事はないと思います。
尾根頂点を進めば、迷う事はないと思います。
英彦山 最大傾斜は、この位ですので、楽ではありませんが、狭い場所もあり、滑らないように注意が必要です。
最大傾斜は、この位ですので、楽ではありませんが、狭い場所もあり、滑らないように注意が必要です。
英彦山 間もなく、岳滅鬼峠。
間もなく、岳滅鬼峠。
英彦山 峠鞍部から射し込む朝日。
峠鞍部から射し込む朝日。
英彦山 左に行けば籠水峠へのルート、YAMAP登山ルートから消えていました。確かに、かなりヤバイルートです。千メートル級のピークを幾つも越える必要があり、崖に張り付く場所等もあり、滑落の危険性満載ルート。
でも、峰入り古道の本丸と言える道だと思います。
左に行けば籠水峠へのルート、YAMAP登山ルートから消えていました。確かに、かなりヤバイルートです。千メートル級のピークを幾つも越える必要があり、崖に張り付く場所等もあり、滑落の危険性満載ルート。 でも、峰入り古道の本丸と言える道だと思います。
英彦山 岳滅鬼峠で朝御飯。気温9℃、予想より気温が高いですが、風の通り道になっていますので、体感気温は、5℃位。
岳滅鬼峠で朝御飯。気温9℃、予想より気温が高いですが、風の通り道になっていますので、体感気温は、5℃位。
英彦山 峠の南側は、紅葉が残っています。激しい気候に晒された木々は、幹や枝が曲がりくねっています。でも、これがいい!
峠の南側は、紅葉が残っています。激しい気候に晒された木々は、幹や枝が曲がりくねっています。でも、これがいい!
英彦山 さあ、岳滅鬼岳へ向かおう。
見た目険しいですが、ロープなども設置され、ルートとして確立されていますので、3点確保など、手順を守れば心配はありません。
さあ、岳滅鬼岳へ向かおう。 見た目険しいですが、ロープなども設置され、ルートとして確立されていますので、3点確保など、手順を守れば心配はありません。
英彦山 一つ目のピーク。峰入り古道は、所謂稜線歩きで、いくつものピークを登っては下る繰り返しです。体力、消耗しますよー。
一つ目のピーク。峰入り古道は、所謂稜線歩きで、いくつものピークを登っては下る繰り返しです。体力、消耗しますよー。
英彦山 見た目厳しそうですが、ロープもありますので、難しくはないです。
見た目厳しそうですが、ロープもありますので、難しくはないです。
英彦山 あれっ・・・ここ?梯子なかった筈?ロープ場だった筈、いずれにしても、楽になりましたね。
あれっ・・・ここ?梯子なかった筈?ロープ場だった筈、いずれにしても、楽になりましたね。
英彦山 以前のレポで、「山の中のトド」が覗いていた風景です。
以前のレポで、「山の中のトド」が覗いていた風景です。
英彦山 この先は、絶対ミスしたらまずい場所。慎重に進んでください。
この先は、絶対ミスしたらまずい場所。慎重に進んでください。
英彦山 両側崖ですから、ソロリソロリと浮き石確認しながら、足を置く場所を選んでください。
両側崖ですから、ソロリソロリと浮き石確認しながら、足を置く場所を選んでください。
英彦山 この梯子は以前もありました。
この梯子は以前もありました。
英彦山 これでもかー、これでもかーとロープが張っていますが、ロープ足に絡まないよう注意。
これでもかー、これでもかーとロープが張っていますが、ロープ足に絡まないよう注意。
英彦山 岳滅鬼岳に着いた。本日一座目、最高峰。やはり、岳滅鬼峠からは、物見遊山で登るルートではありませんね。
岳滅鬼岳に着いた。本日一座目、最高峰。やはり、岳滅鬼峠からは、物見遊山で登るルートではありませんね。
英彦山 岳滅鬼山への稜線ほ、ススキ原です。
岳滅鬼山への稜線ほ、ススキ原です。
英彦山 岳滅鬼山山頂。
岳滅鬼山山頂。
英彦山 三角点タッチ。
三角点タッチ。
英彦山 山頂のいい感じの樹木。
山頂のいい感じの樹木。
英彦山 ここから先は、未知の領域です。
ここから先は、未知の領域です。
英彦山 あれっ!順路を見失いました。GPSで、即修正。
宝珠山までは、歩き易く、飛ばしました。
あれっ!順路を見失いました。GPSで、即修正。 宝珠山までは、歩き易く、飛ばしました。
英彦山 この辺りまで下りてくると、紅葉が残っています。
この辺りまで下りてくると、紅葉が残っています。
英彦山 突然、宝珠山山頂。
筑前岩屋からの登山は、岳滅鬼岳から宝珠山までなら、難易度、かなり低そうです。しかし、峰入り古道の本質は。解らないかなー。
突然、宝珠山山頂。 筑前岩屋からの登山は、岳滅鬼岳から宝珠山までなら、難易度、かなり低そうです。しかし、峰入り古道の本質は。解らないかなー。
英彦山 激下りを避けようとして、ジグザグに降りたら目印を見失いました。
激下りを避けようとして、ジグザグに降りたら目印を見失いました。
英彦山 GPSで方向確認、リカバリー。急斜面を激登り。目印通りに歩きましょうね!
GPSで方向確認、リカバリー。急斜面を激登り。目印通りに歩きましょうね!
英彦山 ここの杉林、手入れされており、土壌の流出もありません。
ここの杉林、手入れされており、土壌の流出もありません。
英彦山 視界が開けました。
視界が開けました。
英彦山 釈迦ヶ岳の宝珠山側鞍部。
釈迦ヶ岳の宝珠山側鞍部。
英彦山 斫石峠側はとんでもない難所なので、こちら側から下る方法もありそうですが、登山道として確立されているかは不明。
斫石峠側はとんでもない難所なので、こちら側から下る方法もありそうですが、登山道として確立されているかは不明。
英彦山 ここを登れば釈迦ヶ岳です。
ここを登れば釈迦ヶ岳です。
英彦山 釈迦ヶ岳山頂に着いた。
釈迦ヶ岳山頂に着いた。
英彦山 山頂、狭っ。景観は、素晴らしい。
山頂、狭っ。景観は、素晴らしい。
英彦山 三角点タッチ。
三角点タッチ。
英彦山 山頂からの景色①
山頂からの景色①
英彦山 山頂からの景色②
山頂からの景色②
英彦山 ランチの山カレーと山ミネストローネ。
ランチの山カレーと山ミネストローネ。
英彦山 さあ、下山開始。激下りは、大日ヶ岳登頂時確認していましたので、気を引き締めて下り始める。傾斜角、45度を越えていると思います。
さあ、下山開始。激下りは、大日ヶ岳登頂時確認していましたので、気を引き締めて下り始める。傾斜角、45度を越えていると思います。
英彦山 おオー、道順間違う(5m向こう側)と、大変(滑落したら)。絶対目印見失わないように!見失ったら、引き返す事。勝手な判断絶対厳禁。
おオー、道順間違う(5m向こう側)と、大変(滑落したら)。絶対目印見失わないように!見失ったら、引き返す事。勝手な判断絶対厳禁。
英彦山 目印は、登りの目線が強いと感じます。下りでは、一筋間違うと、リカバリーが大変なので、特に慎重に!
目印は、登りの目線が強いと感じます。下りでは、一筋間違うと、リカバリーが大変なので、特に慎重に!
英彦山 目印は、かなり密につけられていますので、その通りに進む。
目印は、かなり密につけられていますので、その通りに進む。
英彦山 ほぼ崖ですね。
ほぼ崖ですね。
英彦山 赤ペンキの通りに行くと、何とか足が届きます。外すとヤバイ。
赤ペンキの通りに行くと、何とか足が届きます。外すとヤバイ。
英彦山 斫石峠側鞍部まで下りてきました。左に行くと下山します。直進すると、大日ヶ岳に到達します。
斫石峠側鞍部まで下りてきました。左に行くと下山します。直進すると、大日ヶ岳に到達します。
英彦山 下山完了。これから、しゃくなげ荘まで歩きます。
下山完了。これから、しゃくなげ荘まで歩きます。
英彦山 林道・山道トレールの予定でしたが・・・。
林道・山道トレールの予定でしたが・・・。
英彦山 最初は順調。
最初は順調。
英彦山 山道消えました。林道は崩壊状態。引き返す事にしました。
山道消えました。林道は崩壊状態。引き返す事にしました。
英彦山 県道に戻り、B案のロードでしゃくなげ荘へ向かう事にする。その代わり、ここから、3時間はかかります。
途中、何度か「ヒッチハイク」という言葉が脳裏をかすめましたが、「この道、車通らない〰️。コロナ問題もあるし〰️」と折れかける気持ちを押しやって14km歩き通しました。車に着いた時は、真っ暗で、ヘレヘレ状態。「二度とこんな計画立てんぞ」・・・心の中でドッペル爺「いや、また絶対やるぞ」と呟く。
でした。
県道に戻り、B案のロードでしゃくなげ荘へ向かう事にする。その代わり、ここから、3時間はかかります。 途中、何度か「ヒッチハイク」という言葉が脳裏をかすめましたが、「この道、車通らない〰️。コロナ問題もあるし〰️」と折れかける気持ちを押しやって14km歩き通しました。車に着いた時は、真っ暗で、ヘレヘレ状態。「二度とこんな計画立てんぞ」・・・心の中でドッペル爺「いや、また絶対やるぞ」と呟く。 でした。

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