活動データ
タイム
07:50
距離
10.2km
のぼり
1290m
くだり
1282m
活動詳細
すべて見る数年前、戸隠の裏側『西岳』を縦走周回した時、 スライドした方の「妙義に似ているなぁ」との呟きを耳にして、いつか行きたい!と思っていた。 低山ゆえの暑さはあるだろうし行くなら秋。人気のお山であり 紅葉期は特に混むとのことでしたが、晴天も約束された予報であり 思いきって遠征してきました。 ☆当初予定の石門分岐より中間道に入るコースは、第四石門との間の崩落で通行不可能とのこと。残念ですが中之嶽神社へ降りて車道を歩いています(一本杉より一部登山道を通る) リサーチすると、出るわ出るわ 鎖地獄で足ブラブラあり!😱相当な腕力がないと行けません!👼腕がパンパン!💦といろんなレポの脅かしワードに すっかりビビってしまいましたが… 自分が はたしてどの程度のレベルなのかよく分からない。腕力には自信無しだが行けるだろうか? 一応の対策として ①急かされると焦るので 渋滞を避けるために早立ち ②最低限の軽荷 ③ハーネス+シュリンゲ+カラビナ(鎖の渋滞や腕が万一疲れた時用にセルフビレイとるため)などを一応用意(結果 一度も使わず) 最後まで迷ったのは靴👟でしたが、今回は スポルティバTX4を選択。 案ずるより産むが易し☝️ 晴天続きで渇いた岩のコンディションも良く 多数の危険箇所には丁寧に新しくてしっかりした鎖、ロープが設置され整備されていて、ビビりポイントも難なく通過できました。 ラスボス『鷹戻し』を登りきった所で、前半で追い越された茨城からのお兄さんに追いつきご挨拶すると、目を丸くして「どこから登ってきたんですか?」「へ??そこの鎖ですよ?」 私の息も切らしてない様子が不思議だったようです。 お話では 靴が普通の登山靴で爪先が掛かるところがなく、無理やり腕だけできたため腕がパンパンでもう 死ぬかと思ったって。そうなのね💧 ここの岩は 確かに数手がツルツルで 掛かりがなく硬い底の登山靴では 足に頼れないです。 フリクションのよい靴が必要かと思いました。 ①②の対策のほか、滑らない手袋もあった方がいい。今回私は岩用のレザーではなく手のひらがゴムのもの(ドンキで購入!コスパ最高!全然滑らなくて優秀❕) その他のポイントとして、どんな岩場にも言えることですが、手だけではなく、落ち着いて岩から体を離し足場をよく探して 基本は足で立つということ。 沢山ある鎖場の殆どは 近くに木の根やホールドがあり 片手を鎖、片手を岩にして降りれば(登れば)腕の疲労を軽減できます。 筋トレもせず、腕力が全くない中年オバチャンである私でも 翌日に筋肉痛にもなっていないのは やり方次第で 行けるということ。 そして一番肝心なのは集中すること❕(反省も込めて😆) 岩場でない巻き道の ふかふか落ち葉で片足を踏み外して崖に落ちそうになった相方。 難所を終えて中之嶽神社の石段でスッ転んだ私😅 危険はどこにでもありますね☝️ 決して『簡単だった』と言っているのではありません。 一般登山道としては上級の岩場なのは間違いなく、ジャンダルム等とも違った技術も必要かと。 途中で少しでも怖いと感じれば中間道へ降りるのが良いと思います。 周回しても距離は10キロほどですが、岩場のため それぞれの力量で大きく行動時間にも差が出ること、グループであれば待ちの時間も嵩むので 時間的にも余裕を持った計画が必要だと思いました。 おこがましいですが、これから行かれる方の安全のために参考に少しでもなれば… 『正しく怖れよ❗』 ともかく無事で何より。 さぁて、次に行くなら裏妙義かな?⤴️
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