伊豆ヶ岳、子の権現

　今日は、紅葉で有名な東郷公園を最終目的地にして伊豆ヶ岳を縦走することにした。久しぶりの飯能方面。スタートは正丸、西武線は結構な混みようで正丸駅前はかなりの人の数で驚いた。駐車場が駅前にあって車で来る人も多いのかな。登山客の比ではないがトレイルランナーもいる。途中の吾野駅？でトレランのグループ発見、モシコミか何かのイベントかな。 　ゆっくりと準備して出発、正丸峠を向かうことにした。正丸峠への分岐辺りで同じコースを行く男性２名と女性１名のパーティに遭遇、途上何度か会ったがグループでのトレランが楽しそうで実に羨ましかった。峠までは沢沿いに心地よく進めたが、峠直前奥村茶屋の急坂にはまいった… 　正丸峠から五輪山までは涼しく風がやや強かったが、少々のアップダウンで比較的走り易かった。五輪山を出発するとすぐに男坂/女坂の分岐、ここは男坂へ行くことにした。鎖場に近づくと、列が出来ていた。落石がなさそうな瞬間を狙って徐々に高度を稼ぐ。途中振り返ると、恐っ、脚がすくむ・・・先日の岩殿山よか怖い感じ…鎖場を越えてもゴツゴツした岩が前にはだかる。軽い気持ちでくるもんじゃないな。 　男坂を下降しないよう張られたロープを跨いで待望の伊豆ヶ岳山頂に到着、さすが人気コース＋晴天、人が多い。ここで先述のトレランのパーティに遭遇、まだまだ余裕そう。写真見て撮影を済まして先へ。この直下の急坂は滑りやすくなかなかのもの💦。併せて次の古御岳の直下もなかなか💦。天目指峠までは下りベースで快調に飛ばす。 　ある本には、天目指峠からの登り返しがきついとあったが、確かに。。だいぶキツかった😵チラチラ伊豆ヶ岳と古御岳を横目に息を切らせながら進むと、鐘の音の聞こえ方が徐々に大きくなってきた。子の権現に近づいてきた感が。はー、やっとだ。登山客のみならず、チャリダーも一名いた。子の権現は２０数年前に寮から自転車で来たことがあったが、あの時どうだっけな。頂上まで一登りして景色を楽しみ、御朱印を頂いて出発。 　舗装道路を少し降りると吾野への分岐点が。つづら折れを降りて、煤けた赤い降魔橋を渡るとやたらと車と人が群がっていた。浅見茶屋だ。対向車線のない山道をよくこんだけの台数が上がってきたなと。舗装道路に出ると走るのが本当に楽に感じる。快適そのもの。そしていよいよ東郷公園へ。早速頂上へ行ってみようと、直登の368段の階段か迂回路にするか…悩んだが、直後に来た母娘の母が、「せっかくだから私は階段行くよ！」との言葉に踊らされ階段を選択。登っている途中追いつきざまに「368段ありますよ」って言うとそのまま落伍…自分も伊豆ヶ岳を越えてきた後だったので、直登の階段は本当に息が上がった😩頂上に行った後、東郷元帥の像の下まで来るとようやく期待の紅葉が。脇にある古い建物と紅葉の景色は本当に綺麗だった。ザ日本の秋🍁 　しばらく滞在していたら、携帯がバッテリ切れに。モバイルバッテリーとの接続がも一つで、線路脇の散策路を歩いていたら、またまたトレランのパーティがやって来た。もしや電車急いでいる？と感じて自分も勝手について行ってたら丁度電車がやって来た。ありがとうございます！と言うか勝手に付いて行って不気味がらせてすみません。 あー、補給はエナジェル一個だけ、またやってしまった。いつも補給をしなきゃと思いつつ、勢いに任せて走ってしまった。