不動明王の調査-2020-11-13

2020.11.13(金) 日帰り

活動データ

タイム

02:29

距離

16.1km

のぼり

44m

くだり

37m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 29
休憩時間
12
距離
16.1 km
のぼり / くだり
44 / 37 m
2 44

活動詳細

すべて見る

南砺市・旧福野町の東南方向の神社を巡り不動明王石像の分布を調査したが、新しい発見はなかった。飛騨屋ー軸屋ー雨潜ー石田ー高畠を結ぶ線より北側に不動明王の設置は無いと思われる。砺波の苗加まで行けばある。不動明王の石像は、主に高清水山地の山麓や庄川町~砺波市の旧中筋往来や利賀へ延びるR471沿いに多く分布していて、修験道とも関係があるとされる。明治初期の廃仏毀釈により石動山から多くの僧が砺波地方に移住したとも言われている。本来、越中は浄土真宗王国(一向宗)であるが、明治になって様相が変わったようだ。真宗大谷派 井波別院瑞泉寺のお膝元で現世利益の不動明王石像が広まったのはコレラなどの感染症の蔓延とも関連があるようだ。砺波地方のお寺は殆ど浄土真宗なので、不動明王の石像は主に神社の境内や鳥居の横に置かれている。考えてみれば妙な話だ。「ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダ ソハタヤ ウンタラタ カンマン」

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。