活動データ
タイム
06:06
距離
9.6km
のぼり
935m
くだり
934m
活動詳細
すべて見る目が覚めるといい天気。天気予報を「天気JP」で確認すると、今日こそは快晴みたいだ。そして紅葉情報。石龕寺が目に留まった。紅葉は見ごろとなっている。頭光嶽・石戸山とめぐって紅葉狩りとしゃれこもうと急遽石龕寺に向かった。 到着すると、紅葉シーズンとあって下の広い駐車場に誘導された。なんと無料だった。びっくりして車を止めて準備をしていると、看板が。入山料300円。でしょうねえ。 入山料を支払って、まずは頭光嶽の下の奥の院へ向かう。「天気JP」の紅葉情報では「見ごろ」となっていたが、まだ色づき初めのようだ。イチョウもまだ緑色で赤くなっているもみじも一部だ。 結構険しい登山道を登って行くと、立派な屋根が見えた。奥の院に到着かと思ったら、鐘楼だった。なんと自動鐘撞装置付き。ここまで登ってきて鐘を撞くのが大変だろうから設置されたのだろう。さすがロボット大国日本だ。 奥の院の毘沙門天に参拝した後は頭光嶽へ。漢字からくる印象と違って、山頂は広々としていて、大きな白い鉄塔が立っている。そして抜群の眺望だ。気持ちがいいので少し早いが昼食をとることにする。 次に向かう石戸山をYAMAPの新機能を使い調べてみると、目の前にある切り立った崖の山を指している。まさかあれか?もう少し右のようにも見えるが。とりあえず、登山道を探して、穴に落ちていくような急斜面の入り口を見つけて石戸山へ向かった。 頭光嶽をおりきったところに重機墓場が有った。金屋鉱山跡と言うらしい。あの切り立った崖の正体だった。石戸山じゃなかった。 石戸山の頂上は木に囲まれて全く眺望が無い。看板によると、すぐ北に採石場跡があり360度の展望が楽しめると書いてあったので、ここで引き返す予定を変更して北へ行ってみた。ここまでの山中も、あまり紅葉は進んでおらず緑が勝っていたので、石龕寺の紅葉狩りも期待できないだろうと思い、予定を変更した。 ほどなくして採石場跡と思しき場所に着いたが、展望は得られず、思い切って高見城山まで行くことにした。距離はあるがYAMAP地図の時間では日没前には下山できるだろう思ったのと、YAMAP地図には展望マークが有ったからだった。 途中、地図に載っていない分岐点が有り、いつもならGPSで確認するところなのだが、何の疑いもせず、登り方向に直進してしまった。この地点、帰りに気づいたのだが、右を示すわかりにくい印が有った。写真枚数制限の都合上、載せていないが、ぱっと見印には見えない。 しばらく登った後、急な下りになり尾根道になった。しばらく進んで、嫌な予感がしてGPSで位置確認をしたら、なんと違う尾根を進んでいた。引き返すしかないが、あの急下りの登りかえしを避けるルートは無いかと探していたら、道らしきものが有った。地図を見るとここから等高線に沿って進めば正規ルートに戻れるようだ。 そのルートはあまり使われていないようで、途中崩落してただの斜面になっているところが数か所あった。何とかクリアーして正規ルートに戻ったが、本当に道だったのだろうか。 高見城山への分岐点らしきところで、今度はGPSで確認。わかりにくいが直進で間違いない。 数十メートル進んだところで、わかりやすい正規の分岐点が有った。ちょっとだけショートカットしたようだ。 高見城山頂に到着。まさに360℃の大パノラマだ。思い切って来てよかった。 さて下山。 頭光嶽・奥の院ルートと石龕寺直行ルートの分岐点まで帰ってきた。途中のコースアウトのロスを考えれば、ほぼYAMAP地図通りの時間だ。16時過ぎには下山できるだろう。 分岐点からしばらく登る。岩屋山頂に到着。地図に載っていない山だ。GPSで確認するとコースは合っている。断崖に注意と書いてある。山頂の大部分は採掘で切り取られているそうだ。まさかのあの切り立つ崖の上に立っていた。木でわからなかったがよく見ると、あの断崖の上だった。 あわててルートに戻る。 地図に無い分岐点まで尾根を下って行くと、その先は崖のような急斜面を下りる。急階段の連続だ。途中鎖場あり、また階段、急階段という具合に、ほぼ崖の急斜面を慎重に下りていく。目の前に鉄塔の最上部が見えるが、ほとんど距離が縮まらずに鉄塔の足元まで下りることになった。 鉄塔を過ぎてもまだ急斜面。やっとのことで、石龕寺に下りてきた。太陽は山の陰に隠れ、薄暗い。何とか日没までに下山できた。 YAMAP地図では40分のルートだったが、70分程かかってしまった。とてもあの急斜面は40分では下りられない。頭光嶽・奥の院ルートの方が早く下りられたようだ。 時間には余裕をもって計画しないといけないなと、あらためて思った。
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