活動データ
タイム
02:55
距離
8.4km
のぼり
796m
くだり
797m
活動詳細
すべて見るアルレギー持ちの我が家の猫、股を舐め過ぎて薄毛になってきたので、うちの奥さんが心配で病院に連れて行く。 日曜の天気が回復してきたので明日山にでも出かけようと思っていたが病院から戻って来たら明日も通院との事。 猫ファーストの我が家、予定を変更して今日の午後から山に行く事にする。 スキー場コースから藻岩にでも登ろうかと思ったが最近脇腹に余分な肉が目立つようになって来た。 少し負荷の多い山ということで砥石山に変更、遅い時間なので中の沢コースから登ることにする。 中の沢コースから登るのは2015年5月以来となる。 今回の山行にミッションを設ける。 ミッション1:助さん作成のスノーボードベンチを見る。 ミッション2:三角山の標石を写真に収める。 【記録・メモ】 ■中の沢コースは2度目の訪問だが全く記憶に残ってない、ナビを頼りに登山口に到着。 ■さすが人気の山、既に6台以上車が駐車している。13:17登山開始する。 ■登山口から直ぐの場所に八垂別の滝がある。滝壺まで下りて写真を撮る。 ■滝を過ぎ少し進むと砂防ダムがある。全く記憶に無い。 ■左中の沢川と並行する登山道を進んで行く。曇り空だが沢沿いの道を歩くのは気持ちが良い。 ■左中の沢川にかかる橋を3回渡る。登山道は左中の沢川の左股に進路が移り小さい橋を渡ると沢とはお別れとなる。 ■地形は尾根状になり尾根の真ん中に2本の木が立ち、木と木の間が通り道になっている。勝手に「とおりゃんせの木」と名付ける。 ■直ぐに尾根の形状は消え、トラバース気味に進むと傾斜が徐々にきつくなる。 ■小林峠から山頂まで延びる東尾根に取りつく為にコンタ400mぐらいから傾斜は急になり、登山道は九十九折りになる。遅い時間のスタートであるのとソロということもあってオーバーペース気味で登る。 ■九十九折りで先行者の男性に追いつく。男性はハンチングにウェストポーチ姿、登山者らしからぬ軽装備で小奇麗な格好が気になった。 ■13:57でT4分岐点到着、ちょっとバテたので水分補給し羊羹を食べる。ハンチングの男性は先に行ってしまった。 ■T4分岐点から一旦下りになる。折角上ったのに下るのかと思うと気持ちがネガティブになる。 ■傾斜はそれ程きつくは無いが尾根道を歩いていてもペースが上がらない。計画したコースタイムをオーバーしているので気持ちばかり焦って体がついて来ない。この辺でハンチングの男性を追い越す。 ■明るいうちに下山したいという気持ちからペースを下げずに歩いていると段々体調が悪くなる。元々貧血気味の体質なのでこれ以上無理するとマズい。 ■登山道も明瞭だし迷うことは無い、暗くなってもヘッデンも防寒着もある。冷静になり立ち止まり深呼吸して水分補給、呼吸が落ち着くまで休憩をとる。 ■ペースを下げて歩いていると体調も落ち着いて来る。 ■また少しペースを上げようかと思ったが今度は登山道がドロドログチャグチャで歩きづらくペースを上げれない。イライラしてきてまたネガティブな気分になる。 ■14:27三角山山頂に到着。 ■目的の三角点は保存状態が悪く天面が欠けている。側面も辛うじて「三角點」の文字が読み取れる。おそらく山林局の三角点ではないか、お約束では裏面に「山」と刻印されているはずだが上部が破損しているので、そこに刻まれていたのではと推測する。 ■その三角点からすぐそばの松の木の下に北海道の山林境界標もみつけた。 ■それぞれ写真に収めて一つ目のミッション完了。砥石山山頂に向かう。 ■ここからの登山道が勾配がありドログチャでズルズル滑る。みぞれっぽい雨がちらつき出す。三角山から砥石山山頂は近かった記憶だったが意外と遠い。 ■予定よりも約20分遅れで14:51砥石山山頂到。時間も遅いので山頂は貸し切り。 ■まずはミッションだった助さんのベンチを拝む。雪に埋もれる前に見に来れて良かった。 ■ベンチはアングルでしっかり固定されておりスノボーの板の幅がベンチにはちょうど良く座り心地も良い。 ■好きでやってるとは言え、ここまで荷揚げして組み立てるのはかなりの労力で「凄いなぁ」と思う。 ■座り心地も良く、テーブルとしても使えるので非常に機能的で気に入った。尚且つ使わなくなったスノーボードを利用しているということでエコである。 ■ベンチに腰を掛け、この時期恒例のおでんを食べながら休憩する。 ■雲間から太陽の陽がこぼれて山頂を照らす。夕暮れ時に山頂で過ごすことが無かったので新鮮な感覚だ。 ■休憩していても、なかなかハンチングの男性は上がって来ない。無理せず下山したのだろうか、気に掛けながら休憩を終えて15:04下山開始する。 ■下っているとニセピークの手前でハンチングの男性とすれ違う。男性のペースだと山頂に着くのは15:30頃だろう、そこからの下山だと真っ暗の中だが大丈夫だろうか、、と余計な心配をする。 ■尾根を下っていると茶色の動く物体、立ち止まって見るとキタキツネだった。まるで不倫現場を見つかった男のように固まった状態でこちらをじっと見つめている。 ■しばらく見つめ合った後、キツネが動き出したのでこちらも動き出す。 ■この辺が縄張りのようようで木の根元にマーキングしている。物怖じしないキツネで逃げようとしないのでソーシャルディスタンスをとりながら一緒に下る。 ■この時間もう誰も来ないので大声で「こぎつねこんこん、山の中~♬」と歌いながら下るが、キツネは逃げる様子はない。しばらくしてキツネは笹薮に消えて行った。 ■これで気分が良くなりザックザック下る。 ■T4分岐点の看板が見え「分岐!分岐!」と叫びながら15:41、分岐に到着。気分がハイになっているので「分岐!分岐!」と「ワンツー!ワンツー!」のリズムが被り、今度は「365歩のマーチ」を熱唱しながら下る。 ■八垂別の滝で泥んこになった靴底を濯ぎ登山口に戻って来たのが16:14。駐車場は自分を含め車2台になっていた。日没前に下山出来てホッとする。 ■ここでまたハンチングの男性が気になり出す。無事に帰れるだろうか、、、。 ■スマホの機内モードをOFFにするとうちの奥さんから「帰りにもやし2袋買ってきて」とLINEが入っていた。ダイイチでもやしを買って帰路に就いた。 【後記】 ■前回が5年前ということもあるが登山道の記憶が全く無く、初めて歩くルートのような新鮮な感覚で登れた。 ■自分の体力を過信してちょっと無理なコースタイムで計画した部分とオーバーペースでバテてしまったのは反省点だ。 ■継続は力なり、反省点はあったがそれをカバーできる判断とメンタルの成長を感じることができたのは今回の成果だ。
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