活動データ
タイム
06:16
距離
14.0km
のぼり
904m
くだり
961m
活動詳細
すべて見るいつも単独行動なので、たまには誰かと登りたい。前回は、はじめて一緒に山に登る相手ということで、交野山と国見山に登ったが、今回は地図で見ている限り行けそうだな、と思った吉野山に行く。 https://yamap.com/activities/7877286 吉野山というと、春の桜が有名だ。あるいは熊野本宮大社まで続く大峰奥駈道の起点でもある。野望としてはいつの日にか大峰を縦走したいと思っているが、その入り口のあたりを見てみたかった、というのもある。 昨日、鶴橋駅が買っておいた近鉄の一日乗り放題切符をつかう。往復二千円近い交通費が半額近くになるからお得感がハンパない。 https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/kintetsu1day/ 大阪阿部野橋では停車している電車を撮る人がたくさんいた。なにか撮りたくなる曰くのある車両なのだろうか。乗り換え無しなのが便利。 T氏と大和上市駅で合流。バスに乗る。運賃二百円。同乗のシニアカップルは宮滝で降りた。宮滝からのコースも面白そうだ。もうひとりの同乗のおじさんも途中の集落に降りてわれわれだけになった。 http://www.vill.kawakami.nara.jp/life/docs/2017012700017/ 西河バス停で降りると目の前に柿の葉寿司と草餅を商う店がある。入るといかにも人の良さそうなおばあさんがいる。草餅を買う。すこし行った公園で食べる。 蜻蛉の滝の駐車場には、大きな望遠鏡をつけたカメラを三脚に仕付けて、ゆったり椅子に座っているおじいさんたちがいる。何を撮ろうとしているのか聞いたら、タカを狙っているのだという。来るかどうかわからないけどね、それを待つのが楽しいのだという。 蜻蛉の滝は思っていたよりずっと立派で、見事だった。夏場には滝の直上に飛び込みたくなるだろうなと思うが、滝壷に落ちればおよそ助かるまい。滝の間近くまで行ける橋が渡してあるが、なかなかバリアフルな階段がついていて笑った。 川沿いを行っても行けるが、山の尾根に出る道を選んだ。一時間ほどの急登は、なかなかワイルドで楽しかったが、尾根に出るとだんだん道が整備されていく。山道としては林道に出たあたりでおしまい。 本日最高地点の青根ヶ峰は眺望ない。わかっていたけど。ところどころ展望の開けるところがあるのは今回のコースの美点だと思った。山の向こうには山があって、その山の向こうにもまた山がある。 西行庵に降りてランチ。カップヌードルのカレー味とマーガリン入りレーズンバターロール。来た道を登り返して吉野駅方面に向かう。水分神社からは観光客も多く、トイレと水場(自動販売機)には困らない。古い家と歴史のありそうな祠の類を通り抜け、何故か高級な車が後ろから来るたびに脇に寄りつつ、秋の吉野の紅葉に目を楽しませる。実際、見ものだよね。なにかアートなイベントがやっていたようだが、これと行ったこともなく、駅まで歩きついてしまった。 山歩きとしては、ちょっと物足りなかったが、それ以上に眺望は良かったし、吉野を歩くのは楽しかった。こういうのは知っていれば知っているだけ楽しめることが増える。いずれ吉野を再訪するときには、もうすこしタネを仕込んでいきたい。 …実は何気にYAMAP日記、100件目になるのか。うん。
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