2020年11月／西平岳～中岳～釈迦ヶ岳～鶏頂山～明神岳

　自宅付近から見える高原山は、４つのピークがはっきりわかる山容が特徴。 　ということで、今回は、高原山。西平岳から中岳～釈迦ヶ岳～鶏頂山の4つのピーク、おまけに明神岳。 　西平岳登山口までの林道は、YAMAPの活動記録で見てはいたが予想以上の悪路。登山口の手前１km辺りから水にえぐられてできた段差がひどく、何度も底を擦った（車は5ナンバーのミニバンFF8人乗）。登山口の先は崖崩れで通行不可。なお、YAMAPの地図でPとある所に駐車場はなく、登山口のちょっと手前の路肩に駐車。車で登山口まで行く方は要検討。 　登山口から西平岳までは、段差も障害物もほとんどない快適な登山道。西平岳からは日光連山、福島方面の山々、鶏頂山の眺めが素晴らしい。西平岳の山頂辺りから、日陰や北斜面、東斜面に残雪あり。中岳付近は急斜面の岩の上に雪が残っており、慎重に行く。釈迦ヶ岳への登りは笹原となる。笹が刈ってあって歩きやすい（が、良く滑る）。釈迦ヶ岳山頂は、関東平野、日光連山などの展望が良い。釈迦ヶ岳から鶏頂山は、かなり下ってからの登りとなる。鶏頂山の山頂は、歩いてきた西平岳、中岳、釈迦ヶ岳の稜線が目の前に。 　鶏頂山から明神岳へ向かう。明神岳まで距離はあるが、途中は平坦な道が続く。明神岳西峰は展望がないので、その先の東峰に向かう。この辺りにはロープウエイで登ってきた人達がちらほら。東峰には展望台があり、釈迦ヶ岳や鶏頂山の稜線がきれいに見える。明神岳から釈迦ヶ岳に戻り、前山方面へ下る。暫く急な斜面の笹原が続く。ここも笹が刈ってあって大変有り難いのだが、とにかく良く滑る。それを除けば気持ちのいい道。前山を通過し、分岐から林道経由で登山口に戻った。 　昨年の11月に大間々から釈迦ヶ岳に登った際、あまりの寒さにそこから引き返したが、今日は天気に恵まれ、風が強かった西平岳付近の稜線以外は、長袖のジップシャツ1枚で十分な陽気だった。 　それにしても、西平岳登山口から西平岳～中岳～釈迦ヶ岳～前山は、いい周回コースだと思うが、ネックは登山口までのアクセスかな・・・。